プロヴァンス～コート・ダジュールでヴァカンス その２７ （サン・ポール・ド・ヴァンス③）

サン・ポール・ド・ヴァンスの村をひと通り見学したあと向かったのは、

サン・ポール・ド・ヴァンスに行った一番の目的である「マーグ財団美術館のジャコメッティ展」でした。

マーグ美術館は、村から一旦出て歩いて１５分ほどのところにあります。

ジャコメッティは姪っ子の大のお気に入りで、エクスのグラネ美術館に所蔵のジャコメッティの作品も

この展覧会の為にこちらにやって来ているというので楽しみでした。

私は運よく入場券がジャコメッティ（本人？）のブロンズ像で、記念になってよかったねと羨ましがれました。

美術館は松林に囲まれた広大な敷地に建っていました。

 

ここの美術館の入館料は、支払う時に写真を撮る場合はプラスの料金を支払うシステムになっています

後から失敗したなと思ったのですが、写真を撮る料金を支払わなかったので、小心者の私は、

堂々を写真を撮ることができなかったのです。本当に残念なことをしました。

でもこそこそっと数枚撮ってきましたので（笑）それと買った絵はがきをご紹介します。

展示されていたシャガールの絵で、絵はがきを読み込んだものです。

 

 

館内だけでなくお庭にも至る所に芸術作品があります。こちらはミロですね。

 

 

 

 

中に入ることができず、柵の間から撮った美しい庭園。

 

鑑賞を終えて次の目的地へ行くためマーグ美術館からバス停に向かって坂を下りてくると

先程散策していたサン・ポール・ド・ヴァンスの村が糸杉の並木の向こうに見えました。

中央には教会の鐘楼とそして塔が、城壁がぐるりと村を取り囲んでいる様子がよく見えました。

 

（2010年8月26日午前の部）

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＊＊＊おまけ＊＊＊

クリスマスだった昨日、わくわくドキドキ胸をときめかせながら千葉まで行ってきました。

約1年ちょっと前クラーゲンフルト繋がり→こちらで知り合いになった
ake_iさんこと田中明美さんのピアノリサイタルです。

今年はショパンの生誕200年、それに因んだリサイタルで、曲目は誰もが知っている曲から
聴くことが滅多にない練習曲までake_iさんこだわりの選曲でした。

ピアノを少しでも齧ったことがある人ならば憧れるショパンの曲。
何を隠そう私もそのひとりでしたが、ショパンのたどり着く前に脱落しました（笑）

舞台に登場したake_iさんは、どこからこんな力強い音を奏でることができるのだろうという華奢なスタイルで、
最初はあれっ緊張されているのかな？と感じられることもありましたが、曲が進むにつれ
どんどんと明美ワールドに惹きこまれていきました。一瞬気を失うような時もありましたが(^^ゞ
繊細で流れるような旋律のピアニッシモは本当に素晴らしかったです。
特に初めて聴いたバラードは圧巻でした。2時間のリサイタルがアッという間に過ぎてしまいました。

終わった後に、せっかくここまで遠征して来たのでちょっとご挨拶だけのつもりが、
どっかりと腰を下ろしてしまい、初対面というのに爆弾発言までしてしまいましたが＾＾、
楽しいひと時を本当にありがとうございました。想い出に残るクリスマスの一日となりました。

たっぷりと充電してまた素晴らしい演奏を聴かせてくださいね♪　楽しみにしております。

 

ake_iさんのブログはこちらです。→http://ake-klavi-musi.blog.so-net.ne.jp/

 

（2010年12月25日）

 

タグ：海外 コートダジュール 旅行 南仏 サン・ポール・ド・ヴァンス マーグ財団美術館 田中明美

コメント 28

四枚目、シャガールの絵、
メルヘンですね〜。
ピアノリサイタルですか、いいなぁー。
旅行に絵画鑑賞、高尚な演奏会、
kuwachanさんの日常、素敵過ぎじゃぁ
あーりませんか。(╯ε╰)
by ぷーちゃん (2010-12-26 23:11) 

たしか、箱根の強羅だったかな？
そこにあるホテルの中にシャガールのデッサンの美術館があって観にいった記憶があります。
by こうちゃん (2010-12-26 23:31) 

♪ぷーちゃんさん
シャガールの絵を見ているとね、え～なんでこれがここに？
関係なさそうで関係があるところが私は面白いと思っています。
ピアノリサイタル・・・これもブログがご縁。不思議なものです＾＾
ake_iさんが関西で演奏される時には是非聴きに行ってください。
感動すること請け合いです☆
by kuwachan (2010-12-27 00:51) 

♪こうちゃんさん
本当、強羅ですか？ひとっ走りで行ける距離ですね（笑）
長野の白馬のシャガールの美術館行ったことがあるのですが
箱根は知りませんでした(>_<)
by kuwachan (2010-12-27 00:53) 

写真を撮る場合のプラス料金とはいかほどだったのでしょう?
私の美術への造詣はまったくもって深くないのですが、それでも堂々と写真に撮れるなら払っちゃうかなぁ。
ってか、こっそりって!!　（爆）
ピアノのリサイタルですか～。なんか、おしゃれですね。私も幼少期にほんのわずかピアノ習いましたが練習がイヤでやめました。女性の手って小さくて華奢なのに、なんであんなに自由自在に鍵盤上を動き回れるのかホント不思議♪
by Gamaoyabeeeen (2010-12-27 01:00) 

♪Gamaoyabeeeenさん
プラス５ユーロ。入館料が１４ユーロで、他の美術館に比べると
2倍～3倍の料金だったので、なんかすっごく高く感じられたのです。
あちらの美術館は元々大体写真ＯＫなんで、えっ、払うのって感じもあって(^^ゞ
だ、か、ら、失敗したって、言っているじゃないですか（笑）

そうそう、指の動きがすごいですよね。
手は大きさよりも開くか開かないかが問題だそうです。とピアノの先生にいわれました。
私、体の割に手が小さくてオマケに開かないのです(>_<)
席は自由席だったので、音はセンターの方がいいかな？とセンター附近に座ったのですが、
手の動きが見える方もよかったなって後から思いました。
by kuwachan (2010-12-27 01:19) 

ここ　いきたいですっ　♪
by ryon (2010-12-27 18:58) 

旅先のホテルに、ポツンと置かれているピアノ、自分で弾くことができれば
いいだろうな、と思う事がありますが、カラッキシ駄目です
いいですね、ピアノを弾かれるとは素晴らしいです
skeさんのブログ拝見しました、kuwachanさんの名も書かれていましたね！
by koh925 (2010-12-27 21:28) 

♪ryonさん
思い切って行っちゃいましょう、お勧めの場所です☆
by kuwachan (2010-12-28 01:08) 

♪koh925さん
もうピアノを止めてから長い月日が経つので
きっと弾こうと思っても指が全く動かないと思います。
指先を動かしているとボケ防止になるというので
またやりたいな～と思っていることです＾＾
by kuwachan (2010-12-28 01:12) 

考えてみたらkuwachanさんとリュカさんは絵画つながりでもあるよなって☆
絵画について私は文章を書くのは苦手だけれどいつもお二人の絵や画家に関しての文章を読むと感動します。

kuwachanさんのカメラ技術ってやはり素晴らしいと、いつも書いていますがあらためて思いました。
そして気を失うような瞬間って、私も弾きながら同様になります（笑）
理性を保つって思っているのですが作曲家の感情に負けて理性はぶっ飛んじゃうの。特にバラードは理性を保っていては何も表現出来ませんでした。
懇親会、ありがとうございます。ゆっくりーーー。。。とはなかなか出来ませんでしたが、お目にかかれてとっても嬉しかったです。遠方から遠征していただきこれまた感謝しています。
祖師谷方面またちょこちょこ出没しますんで・・・・
海外のことでブログお友達になって、現実にお会いできるって夢みたいですね。クラーゲンフルトもリヨンもびっくりするつながりです。
来年のことは(海外)楽しみながらまた考えますが今はニッポンで充電しますぅ。いつか呑みましょ.。o○ｱﾊﾊ

by ake_i (2010-12-28 08:45) 

これは追加料金払って堂々と撮りたいところですね～

by hrd (2010-12-28 10:17) 

♪ake_iさん
こんにちは。
えー、そうですか？私の絵の鑑賞記録って本当に思ったことしか書いていないんで
照れ照れ、恥ずかしい気持ちでいっぱいです(^^ゞ
ブログを始めて自分の文章の至らなさに改めて気づいてボー然としていますが
もうエイヤっでアップしちゃっています（笑）
写真もそうです^^・・ソネブロはお上手というかプロ顔負け状態の方多いので・・
でもそうおっしゃってくださると励みになりますね。ありがとうございます。
ake_iさんとは本当に不思議な繋がりですよね。今後ともどうぞ宜しくお願いします。
祖師谷方面お越しの際は是非お知らせ下さい(^_-)-☆
by kuwachan (2010-12-28 12:55) 

♪hrdさん
やっぱりそうですよね・・・。
もう本当に大失敗でした(>_<)
by kuwachan (2010-12-28 12:56) 

美術館の建物がこれまた素敵ですね～

撮影料金！そういうのあるんですね～
写真を撮るプラス料金って　払った人と払ってない人はどこでわかっちゃうのかな？

by ふうた〜ん (2010-12-28 16:56) 

３枚目、建物そのものがオブジェ的ですね！
by hieroh66 (2010-12-28 17:27) 

独身の頃からずっと猫と暮らしていたので
海外って縁が無かったんです。
でも今回ハワイに行って、ちょっと海外に目覚めました(笑)
ヨーロッパもいつか行けたらいいな～～～って
写真を見ながら妄想しちゃいました^^
此処はお金を払うと写真を撮ることができるのですね。
by リュカ (2010-12-28 17:53) 

細い銅像はネコでしょうか？
道には細長い木が立ってるんですね。細いものに目が行ってしまいました＾＾；
by pi (2010-12-28 19:38) 

♪ふうた～んさん
現代美術を展示するのに相応しい建物ですよね。

チェコのお城だったと思うのですが
そこも撮影料金がありました。その時にはシールをもらって
わかることろに貼っておくように言われました。
ここはどんなシステムなんでしょうね。払わなかったので分からず仕舞いです(>_<)
by kuwachan (2010-12-28 23:20) 

♪hieroh66
確かにそんな感じです！
特にバルコニーの屋根の形がそうですよね。
by kuwachan (2010-12-28 23:20) 

♪リュカさん
あの可愛い猫ちゃんたちを預けて旅行に行くのは勇気がいったことでしょう。
犬を飼い始めた途端、海外旅行には夫婦で行くのをやめた友人がいますから^^
海外旅行は行き始めると次々と行きたくなりますよ（笑）
ヨーロッパの美術館はフラッシュ無なら大体撮影ＯＫです。
ここのように有料のところは珍しいと思います。

by kuwachan (2010-12-28 23:21) 

♪piさん
はい、ブロンズ像は猫という題がついていました。
細長い木、糸杉ですね。南仏ではよく見かけました。
by kuwachan (2010-12-28 23:22) 

“ジャコメッティ”名前を目にしたことしかありませんでした。
その作品、見せていただけて良かったです。本人像（？）も。
素敵な美術館と作品ですね。家内がきっと羨ましがります。
撮影料金プラス、日本でも取り入れてほしいですね。
サン・ポール・ド・ヴァンスの村の遠望、良いですね。さりげないズームアップも嬉しいです。

ピアノリサイタル、苦手です。“気”ではなく、いつの間にか意識を失ってしまいます。
“初対面での爆弾発言”私もやってしまうことがあります。嬉しさのあまりですね。
でも何を…？ちょっぴり気になります。
by emu310 (2010-12-30 07:01) 

美術館の建物　素敵ですね！

by ネイル (2010-12-30 14:35) 

♪emu310さん
行く前にガイドブックを読んでいたら、南仏で美術館巡りをするときに絶対に外せない美術館
ということで現代美術はちょっと苦手な私もチェックしていました。
ジャコメッティのこと私もよく知らなかったのですが、見に行ってよかったです。
夏休みということもあって、子供連れが多かったのが印象的でした。
サン・ポール・ド・ヴァンスの遠望、お気に入りの一枚なんです。
ありがとうございます。

爆弾発言は・・素直な感想を言ってしまったことです（笑）
しょたいめんなら普通は遠慮しますよね(^^ゞ
by kuwachan (2010-12-31 00:02) 

♪ネイルさん
いかにも現代美術館って感じですが、ステキでした。
by kuwachan (2010-12-31 00:03) 

チャングム、長いですね！！

こちらこそ、来年もよろしくお願いいたします。
よいお年を～(^o^)丿
by pi (2010-12-31 14:57) 

♪piさん
長いですが、面白いです。
普段ドラマを見ない男性もハマっていましたよ。
よい年となりますように。
by kuwachan (2011-01-01 00:43)