パリ&近郊の旅2012 その24 (シャルトル⑤) [海外@パリ&近郊の旅2012]
土曜日、日曜日と久しぶりに雨が降り、昨夜は続いていた熱帯夜もひと段落。
久しぶりにぐっすりと眠れたような気がしました。
シャルトルの大聖堂の薔薇窓は前記事でご紹介した西正面扉口だけではなく、
北扉口と南扉口にもあります。
南扉口です。
13世紀のものです。
中央は救世主イエス・キリストの栄光を表現しており、主題は黙示録に由来しているそうです。
↑薔薇窓の下の五連のランセットは、中央が聖母子。その下にはフランスの紋章の楯型。
その左がマタイを支えるイザヤ、その左がルカを支えるエレミヤ。
聖母子の右がヨハネを支えるエゼキエル、その右がマルコを支えるダニエル。
シャルトルブルーが美しいですね。
外側から見るとこんな感じになっています。
そして北扉口の薔薇窓です。
こちらも13世紀のものです。テーマは聖母マリアの栄光です。
薔薇窓の下の五連のランセットは、中央はマリアを支え持つ聖女アンナ(マリアの母)。下にはフランスの王家の紋章の楯型。その楯型の中には百合の模様が描かれています。
左がダビデ王。その左がメルキゼデク。聖女アンナの右は、ソロモン。その右はアロン。
シャルトルもノートルダム大聖堂であり、聖母マリアに捧げられた教会です。
中央にあるのが「柱の聖母」で16世紀のものです。
シャルトル続きます。・・・to be continued.
(2012年5月7日)