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ポルトガル縦断の旅 その26<バターリャ修道院 その1> [海外@ポルトガル2015秋]

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                 バターリャ修道院

再びポルトガルの旅行記に戻ります。

第4日目は、コインブラから更に南下して、まずバターリャ修道院を見学。これも世界遺産です。
そして、午後は漁師の町であり、ポルトガルのビーチリゾート、ナザレへと行きます。

 



 
 
 

バターリャに行く前に、前日のコインブラのホテルのことをサラッと書いておきます。

お部屋は、清潔で、充分な広さがありました。 

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夕食はホテルだったのですが、ランチ(ワイナリーでワイン付き)がよかっただけに
ちょっと残念なものでした。

ビール[ビール]は美味しかったですけどね^^
チキントマトパスタは、ご覧のとおりパスタがうどんのようでしたし、
メインの仔牛の煮込みがどう考えても仔牛ではなかったです。付け合わせのお野菜も冷凍食品。
デザートは、ポルトガルの代表的なデザート「ライスプディング」だったのですが
お米をお砂糖で煮たものは(上に掛かっているのはシナモンです)、う~ん、ちょっと微妙なお味でした。 

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朝食は、ブッフェで、まっ、普通でした。

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コインブラの少し内陸に入っていたからか、翌朝は肌寒かったです。
朝から晴れていなかったのはこの日だけだったように思います。
窓の外を見ると革のコートを着て歩いている人がいました。
日中はかなり気温が高くなるので、きっとコートの中は半袖でしょうが・・・[わーい(嬉しい顔)]

バスに乗り[バス]、コインブラからバターリャに向かいます。 

バスの車窓から紅葉し始めている木が見えました[カメラ] 
9月の末でこれだけ色付いているのは、朝晩と昼との気温の差があるからもしれませんね。

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車窓からの風景です。

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普通の川のように見えたのですが、

河原沿いにある溝のようになっているところが気になりました。

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これはぶどう畑でしょうか?

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コインブラから1時間半弱でバターリャに到着です。
この頃から雲が切れ、日が差し始めてきました。

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騎馬像は地元の英雄アルヴァレス。

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ここにある木も少し色付き始めていました。

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バターリャ修道院の正式名称は「勝利の聖母マリア修道院」。
ポルトガルを代表するゴシック・マヌエル様式の建築のひとつです。 

「バターリャ」とはポルトガル語で「戦い」という意味です。英語のバトルと似てますよね。
1385年8月14日、バターリャ近郊「アルジェバロッタ」で、隣国カスティーリャ軍(スペイン)を
ポルトガル軍を率いたジョアン1世が3分の1程度の兵力で撃破し、ポルトガルの独立を守ったのです。
この戦いを境にして200年の間、ポルトガルは隣国スペインから干渉を受けることがなかったそうです。

その奇跡的な勝利を聖母マリアに感謝して、1338年に修道院の建立に着手し
16世紀の初頭まで引き継がれていったものの、結局未完のままで終わった修道院です。

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こちらが正面になります。 

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タンパンです。

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では、入場します。

・・・つづく。 

(2015年9月21日午前中) 

 


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コメント 25

らる

バターリャ修道院もまた素晴らしい建物ですね.楽しみです(^^
朝の様子は肌寒さが伝わってくるような感じですが
目的地では晴れ間がでてきて良かったですね♪ 
やはり日頃の行いですかね?(^_-)-☆
by らる (2016-02-18 23:37) 

hanamura

「楠 正成」像は、素晴らしい!(いつも変なコメントでスミマセン)
騎馬像って、好きです。馬が好きだからなのでしょうがぁ・・・。
by hanamura (2016-02-19 06:53) 

テリー

ポルトガルとスペインが戦った時もあるんですね。戦勝記念で、こんな大きな教会を建てるとは、
当時は、ポルトガルは、お金があったのでしょうね。
by テリー (2016-02-19 06:57) 

ma2ma2

立派な教会ですね!
ディナーは残念だったのですね(^^)
by ma2ma2 (2016-02-19 07:14) 

takenoko

米を砂糖で煮る??? 甘いおかゆのようなものかな? ちょっと躊躇しますね。
by takenoko (2016-02-19 07:58) 

YAP

立派な修道院ですね。
昔の教会や修道院は、政治にも関わっているし、戦とか防衛とかも担っていて、今の様子とはずいぶん違いますね。
by YAP (2016-02-19 08:21) 

Hiloyan

ホテルの食事は残念でしたね。
料理が美味しいだけで、印象はがらりと変わりますよね。
修道院が未完とのことですが、見た目では分かりませんね。
完成イメージってどんな感じなんだろう?と思ってしまいました。
by Hiloyan (2016-02-19 09:51) 

hrd

建築様式の違いでしょうか?重厚感の雰囲気が違う気がします^^
by hrd (2016-02-19 10:05) 

mamii

立派な修道院ですね。
ディナーは残念でしたか・・
by mamii (2016-02-19 12:32) 

あおたけ

ありゃ、お夕飯はちょっぴり残念。。。
でも、ライスプディングは食べてみたいな〜♪
バターリャの修道院、その荘厳な造りに
戦いの歴史によるポルトガルの誇りのようなものが
感じられますね〜(^^)
タンパンの細工がまた、見事ですね!
by あおたけ (2016-02-19 12:38) 

kuwachan

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪らるさん
内部が素晴らしかったのでどうぞお楽しみに!
写真が上手く撮れているかどうかはちょっと自信がないですが(笑)
雲っていたのはバスに乗っているときだけでラッキーでした(*^^)v
お天気は運ですね。それしかないと思っています^^


♪hanamuraさん
いつも一瞬、ふっ、と立ち止まる
ステキなコメントをありがとうございます!
騎馬像って見るからに迫力があります。
確か伊達正宗も騎馬像がありましたよね^^


♪テリーさん
大航海時代の先駆けはポルトガルですので
その時代、ポルトガルが一番栄華を誇った時で
お金持ちだったということでした。


♪ma2ma2さん
はい、内部また広くて見事な修道院でした。
まあ、この日はランチがよかったので
ストレスにはなりませんでした(笑)

by kuwachan (2016-02-19 12:55) 

kuwachan

♪takenokoさん
大体デザートは食べられる私も食べきれませんでした(^^ゞ
そうです。甘いお粥というかおじやのようなそんな感じです。


♪YAPさん
そうですね。
表面的には宗教施設になっているかもしれませんが
ただの宗教施設では終わっていないと思います。
当時は教会の力が強かったですからね。


♪Hiloyanさん
やっぱり、お食事が美味しいと急にポイントが上がりますよね。
待たされた挙句にもうひとつの内容だったのでがっかりでした。
未完のところもお見せしますので、どうぞお楽しみに!
未完はそれはそれで素晴らしいのです^^


♪hrdさん
建築様式の違いは大きいと思います。
それに、こういう大きな建物の特徴のひとつになってしまうと思いますが
長年に亘って建設しているので、途中で建築様式が変わってしまうんですよね。


♪mamiiさん
戦勝記念の修道院だったので、
きっと力が入っていたのでしょうね。
はい、残念でした(>_<)


♪あおたけさん
ほとんど好き嫌いはないのですが、
こう感じたのはランチが良すぎたからでしょう、きっと^^
ライスプディング、1回は食べてみる価値はあると思いますよ。
再挑戦は・・・・作るところが違えば味も違うかもしれないですね。
その戦いは、本当に奇跡の勝利だったみたいですので
歓びの気持ちが修道院にも乗り移っているのでしょう。
タンパンの彫刻見事でした~!

by kuwachan (2016-02-19 12:55) 

八犬伝

待ってました。
ポルトガル編を再開されましたね。

うう~ん、どこがチキントマトパスタなんだろう??
残念な夕食でしたね。
by 八犬伝 (2016-02-19 21:19) 

kou

彫刻の細工が素晴らしいです。
ヨーロッパは、銅像と建物がセットの場所が多いですよね。
江戸時代までの日本の文化にはあまり馴染みのないもので、海外でこういうものを見かけるたびに、文化的な違いを感じたりします。
by kou (2016-02-19 21:54) 

のら人

写真で見るだけでも、残念そうなディナーでしたね。><
朝食が充実していればなんとか凌げますね。^^
by のら人 (2016-02-19 21:57) 

ふにゃいの

バターリャ修道院も素敵な雰囲気ですね~。
未完なんですね。
完成したらこうでしたみたいな
設計図的なものは、中で見られるのかな?

by ふにゃいの (2016-02-19 23:13) 

yoko-minato

建物の素晴らしさとその国らしい様式に
国の成り立ちなど歴史を感じさせられますね。
日本のホテルの食事の素晴らしさは世界でも
誇れることでしょうか!
by yoko-minato (2016-02-20 06:16) 

コンブ

食って旅の楽しみの中ではかなり重要ですよね。
ホテルの周りにお店があるなら口直しに出かけちゃうかも。
短パンってことは寒くなかったのですね。
by コンブ (2016-02-20 09:40) 

ryuyokaonhachioj

ありがとうございます。
小鳥にして有ますけど,大きいですね。
by ryuyokaonhachioj (2016-02-20 16:24) 

koh925

ポルトガルも寒い日があるのでしょうか
欧米人の季節感は分かりませんね、初めてサンフランシスコへ
行った時、毛皮のコートを着た女性の隣りに、半そでTシャツの
男性がいて、驚きました、季節は5月初めでした
by koh925 (2016-02-20 17:07) 

kick_drive

こんばんは。旅先で気温の変化に対応するのは苦労しそうですね。単独行動なら買うことが出来ますが、ツアーだとそうもいかないと思います。それなりに予想して準備されるのでしょうか?



by kick_drive (2016-02-20 22:16) 

ひろし

綺麗なお部屋なのに、夕食はちょっと残念でしたね。
それにしても、ここも装飾が素晴らしい!
おそらく手彫りであろう細工が目を引きますね。
手てもの全体をパッと見たときに感じるシルエットも素晴らしいですが、細かいところまで気を遣ってるのが、さすがですね。
by ひろし (2016-02-21 08:34) 

わけん

お米を砂糖で煮るんですか。。。
デザートでお米を、、、あぁ~私はパスです。
お米が餅状になれば気にならないですが、粒状だとオハギを含め
お米=ご飯、主食の概念が消えないんですわ
by わけん (2016-02-21 10:48) 

kuwachan

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪八犬伝さん
はい、再開です!
またお楽しみいただければと思います。

はい、かなり残念な夕食でした(>_<)
ツアーだと仕方がないですね。


♪kouさん
ここで驚いてて先が続きませんよ~^^
もっともっと素晴らしい彫刻が出てきますのでどうぞお楽しみに!
銅像は広場には必ずと言っていい程よくありますよね。
海外では建てるのが一種のステータスだったり?
上野の西郷さんていつごろ建てられたのでしょうね^^


♪のら人さん
私の気持ちが写真の乗り移ったのでしょうね(笑)
如何にもまずそうに映っていますよね。
その点、朝食はまあ最低レベルは維持されていました。
パンは大体どこでも美味しいのでそれだけは助かります。


♪ふにゃいのさん
装飾が素晴らしいので今後を楽しみにしていてください^^
未完の設計図はなかったと思うのですが(私が見逃したかも(^^ゞ)
未完はかなりインパクトのある未完で
それはそれで芸術的なものになっています。


♪yoko-minatoさん
そうですね。
とくに建築物はその当時の国力とか背景とか
そういったことを如実に表わしていると思います。
日本のホテルの食事は素晴らしいですが、
ちょっと量が多すぎるようにも思います。

by kuwachan (2016-02-21 12:41) 

kuwachan

♪コンブさん
私は、特に(笑)
ツアーでホテルで夕食というときは、大体周囲に何もないところなんですよ。
まっ、この日はランチがよかったのでそう不満は出ませんでした。
外国人の短パンは参考になりませんが・・・
この日は朝方は寒かったですが、太陽が出てきた日中はかなり暑くなりましたよ^^


♪koh925さん
ポルトガルも北と南ではやはり気候には差があり
内陸部はやはり9月の下旬ともなると冷え込むようですね。
そうですね。日本人の感覚と欧米人とは全く感覚が違いますね。
あちらではかなり寒いと思っても半袖の人がいますから。


♪kick_driveさん
旅行の時は大体タケノコ状態ですね。
何枚も重ね着して対応します^^


♪ひろしさん
お部屋は充分な広さがありましたし、綺麗にお掃除もされていたので
文句のつけようがないホテルだったのですが、夕食だけは残念でした。
ここの修道院の装飾は素晴らしかったです。
何百年にも亘って建設され結局は未完になったものの
時代を経て造られるって凄いものがあります。


♪わけんさん
そうやって作るようです。
私もおはぎは大好きなんですけどね。
付け合わせのライスは全く問題なかったですが
これはちょっと勘弁して、でしたよ(笑)

by kuwachan (2016-02-21 13:35) 

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