フランス ミディ・ピレネー地方へ! その10 (アルビⅢ サント・セシル大聖堂) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
修復中の南側の中央にある入口を入ると、
大聖堂の内部は大きく西側の部分と東側の部分の二つに分かれていました。
まず目に入ってきたのが西側の部分で、青を基調として描かれた天井から窓枠に掛けての装飾。
唐草模様と唐草模様を背景に旧約聖書の登場人物が描かれているそうです。
1509年~1512年にかけてイタリアのボローニャ地方から芸術家を呼び寄せて描かせたもので、
青い色はこの地方の特産のパステル染料によるものです。
驚くことに、1512年に完成して以来一度も修復していないということですが
本当なのでしょうか?
と、疑ってしまうくらい青の色が鮮やかでした。
左は説教壇。
そして、18世紀に作られたパイプオルガン。
ヨーロッパの中でも最も大きい部類に入るものとのことです。
どんな音色がでるのでしょう。
なかなかチャンスはありませんが、聴いてみたいものですよね。
その下に描かれている絵が「最後の審判」。
1495年~1500年にかけてフランドルの画家によって描かれたものだとか。
あれっ、「最後の審判」に存在すべき方がいらっしゃらないのでは?
真ん中が開いていて、天国と地獄の図だけでキリストがいないのは、
1693年に高い地位の聖職者が亡くなった時に、鐘楼の下の礼拝堂へ通じるように
中央の部分を壊してアーチを造ったからとのことです。
もう半分の東側は見事な彫刻が施された仕切りの向こう側です。
西側は無料で誰でも見ることができますが、仕切りの向こうは有料です。
鉄の扉の隙間から覗くとなんか凄そうです。
折角アルビまでやってきたので見学することにしました!
記事は、大聖堂で購入した日本語の「小ガイド」、旅行ガイドの「フランスの美しき村」を参考にしています。
(2016年9月6日午後)
天井の絵模様が今までいろいろ見せていただいた所と趣が違いますね。
by takenoko (2017-02-28 06:04)
素晴らしいですね
by tochi (2017-02-28 07:05)
天井と壁の絵が立派ですね!
日本だと水墨画ですね!
by ma2ma2 (2017-02-28 07:28)
??ってことは、500年以上も修復してないってことですか?!
定期的なメンテナンスをしっかりしているってことですかね?
by YAP (2017-02-28 08:17)
一度も修復していないのですね。500年前の技術、その後のメンテナンスに驚きです(^.^)
by ぼんさん (2017-02-28 08:29)
おはようございます。本当に素晴らしい芸術だと思います。天井絵なんですがどのように描かれたのかと思っています。^^;
by ソニックマイヅル (2017-02-28 08:34)
思わずスッゲ〜!って言っちゃいそうです。
圧倒されます。
by こんちゃん (2017-02-28 08:37)
きれいな青色ですねえ。
500年経ってもこの色合いは、塗料が素晴らしいのかなあ。
教会の権威がすごかった時代なのでしょうね。
by ナツパパ (2017-02-28 09:24)
この青の色、ほんっと鮮やかでキレイ。
荘厳ってコトバがピッタリ~~
パイプオルガンの音も想像しちゃうよね。
きっとわたしの想像なんかよりはるかにきれいな音色なんだろうな。
by リュカ (2017-02-28 10:05)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪takenokoさん
フランスだけどイタリアの画家を使っているので趣が違うのかもしれないです。
♪tochiさん
外観からは一転もう天井や窓枠が華やかに彩られていますよね^^
♪ma2ma2さん
イメージは随分違いますが、
そんなところかもしれないです(笑)
♪YAPさん
旅行のガイドブックの受け売りなので実際ところはわからないのですが
修復していないみたいなのです。もちろん絵の部分だけだとは思いますが。
♪ぼんさんさん
売られている本に記載されているので嘘ではないと思うのですが・・・。
凄いことです。
♪ソニックマイヅルさん
本当に天井画は一体どうやって?と思いますよね。
これだけのものをひっくり返って描くのは至難の業だと思うので
やっぱり描いたものを貼り付けたのではないでしょうか???
♪こんちゃんさん
「スッゲー」とは出ませんでしたが、声は出たと思います(笑)
圧倒される美しさでしたよ。
♪ナツパパさん
この青の色すっごく綺麗ですよね。
青はマリア様の衣裳の色なので印象的です。
使われた染料のパステルが色褪せしにくい素材なのかもしれないですね。
まだまだ教会が力を持っていた時代だったのではないでしょうか。
♪リュカさん
青はマリア様の色だからね~荘厳な雰囲気という表現がぴったりかも~~^^
あの天井の高い広い空間で聴くパイプオルガンの音色は
素晴らしいの違いないでしょうね。聴いててみたいよね。
by kuwachan (2017-02-28 13:00)
いつもお写真拝見させて頂いて
感じる事の一つに色彩がまず
目に止まりますね、勉強になります(^-^)
何度かコメントをしているのですが
認証文字が合わずに断念した事多数あります。
by タカタカ (2017-02-28 14:37)
修復していないでこの豪華さ!スゴイですね。
天井の装飾が見事ですね。
本当に行ってみたら、口をぽかんと開けるしか出来なさそうです。
by sheri (2017-02-28 15:47)
荘厳な大聖堂ですね
色彩も、壁画も、素晴らしいです、
by koh925 (2017-02-28 18:03)
これは今まで見せてもらった中でも一番凄いかも・・・(@_@)
天井といい壁といい、圧巻です。
それにパイプオルガン、凄いです。
by ひろし (2017-02-28 19:53)
パイプオルガン、圧巻ですね♪
ずぉ~んと荘厳な音色が響き渡るのでしょうね。
信仰なくてもひざまずいてしまいそうな雰囲気です^^
by ゆきち (2017-02-28 21:23)
こんばんは。思っていた通りで中が広いですね。
真ん中に柱もないしこれならパイプオルガンの音色も
響き渡りそうです。どこを見ても手抜き作業が一つもないですね。
by kick_drive (2017-02-28 22:09)
柱や壁などの曲面に描かれている絵はすごいですね。
日本の絵画は屏風やふすま、天井など平面に描かれるものが多いですが、欧州は天井や柱も曲面であっても上手く描いてますよね。
by kou (2017-02-28 23:09)
凄い\(◎o◎)/!
とても要塞とは思えない(笑)有料エリアはもっと凄いのですね
楽しみ(*^_^*)
by hrd (2017-03-01 07:31)
こんにちは
色あざやかで綺麗ですね(^_^)v
素晴らしい大聖堂です!
by tarou (2017-03-01 09:54)
要塞を思わせる剛健な外観から一変して、
聖堂の中は絢爛豪華な内装ですね〜!
天井や壁面など、まさに圧巻の装飾。
これが16世紀から修復無しに保たれているのも、
驚きです。
礼拝堂に描かれた「最後の審判」
天国と地獄の絵だけでキリストがいないのは、
珍しいですね。
もともとは真ん中に描かれていたってことでしょうか。
by あおたけ (2017-03-01 10:06)
無料エリアでもずっとみていられるのに
有料エリアがあるなんてもっと凄いのかと
期待しちゃいます!
by らる (2017-03-01 10:27)
500年経っても、きれいな青色が残っているとは、すばらしいですね。
by テリー (2017-03-01 12:05)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪タカタカさん
ありがとうございます。
カメラとお天気によるものだと思います。
旅行ではお天気に恵まれることが多いので^^
お手数をお掛けしてすみません。
きっと一時期スパムコメが多いのに閉口して
禁止ワードをかなり登録してしまったのでそのためかと思います。
見直してみます。
♪sheriさん
年数が経つと煤けた感じになってしまっているところが多い中
この鮮やかさは凄い!ですよね。びっくりしました。
本当に何もしていないのか確認したいところです(笑)
♪koh925さん
内部は大聖堂らしい装飾でした。
地元の染料を使ったところも素晴らしいですよね。
♪ひろしさん
そうですか!やっぱりこの青の色でしょうか。
完成したのが1512年なので、私が今までご紹介した中では
比較的新しいということもあるかもしれないです。
このパイプオルガンは、
♪ゆきちさん
大聖堂に響き渡るパイプオルガンの音に酔いしれたいですね^^
本当に素晴らしいものは信仰心とか宗教心を超越するものがありますよね。
♪kick_driveさん
要塞のような外観から相当な広さはあるとは思っていました。
半分に仕切られているので、今まで見た大聖堂とは異なった造りになっています。
こういう大聖堂は、以前にも書いたと思いますが、当時の最高技術を持って造られていますし
手抜きをすることは神に背くことになるのでしないのでは?
♪kouさん
確かにそうですね。
日本は大体平面的ですが、向こうの大聖堂や教会は、天井が湾曲していたり
ドーム型だったりと曲面が必ずありますが、見事に描いています。
♪hrdさん
ね、凄いでしょ~!
見事な装飾が施されていました。
そう、要塞の姿は外だけだったのです(笑)
有料エリアは、彫刻が素晴らしかったです。お楽しみに^^
♪tarouさん
この色の鮮やかさには驚かされますよね。
そして模様の素晴らしいこと。
イタリアからわざわざ画家を呼んだ甲斐があった感じがします。
♪あおたけさん
外観に騙されて入らないという人はいないと思いますが
外観と内部のギャップが表と裏のように凄かったです。
この青の色は今でも十分鮮やかな色相ですが
当時はもっと青かったのかもしれないですね。本当に驚きです。
そうなのです。最初はもちろんキリストが描かれていたようなのですが
後で、真ん中をぶち抜いて奥の聖壇に行けるように通路を作ってしまったので
キリストがいなくなってしまったそうなのです。
♪らるさん
もっと凄かったです(笑)
天井は続いているので同じですが、彫刻が見事でした。
期待してください(笑)
♪テリーさん
これを見て驚かない人はいないのではないかと思います。
パステルはインディゴが出てきて廃れてしまったようですが
性能的には上回っていたのかもしれないですね。
by kuwachan (2017-03-01 13:03)
聖堂は荘厳さを感じますね、そして装飾素晴らしいですね。
by mamii (2017-03-01 17:08)
えっ、500年以上も修復していないのですか?
うう~ん、どうなのでしょうかね?
by 八犬伝 (2017-03-01 21:04)
サントセシル大聖堂、荘厳!の一言につきますね。
写真で拝見してこれほどですから、実際に見ると圧倒されるでしょうね!
by Loby (2017-03-02 07:10)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪mamiiさん
豪華絢爛・・・この表現があてはまりますね。
信者でなくても素晴らしいものは素晴らしいと感じます。
♪八犬伝さん
と、ガイドブックには書いてあったのですが
私もえっ、本当に?って感じが拭えません。
疑い深過ぎるでしょうか^^;
♪Lobyさん
何せ外観が要塞のような素っ気ないものなので
内部の見事な装飾に圧倒されました^^
by kuwachan (2017-03-02 12:32)