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フランス ミディ・ピレネー地方へ! その33(ジャコバン修道院 後編@トゥールーズ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]

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ジャコバン修道院の続きです。


前回ご紹介した回廊沿いの「chapterhouse」の隣にあったのが、聖人Anthoninus礼拝堂(1335-1341)。
Pamiers の司教であったDominic Grima が、自分の出身の町の守護聖人であるAnthoninusに
捧げるために資金を提供して建て、宗教的な人物のお墓を守っているそうです。
壁や天井に描かれた絵は「黙示録」のシーンで、聖人の生活の物語だとか。

↓のバイオリンのようなものを弾いている方が、聖人Anthoninusのようです。


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壁画と同じ模様のステンドグラスですね。


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確かここのお部屋では、現代の修道士の生活が写真とビデオで紹介されていて
なんでここで紹介しているかな?と思っていたのですが、今になって納得です(^^ゞ

(昔のように神に奉仕をするということが中心ではなく、もちろんそれもあるとは思いますが
一般の人々とい一緒に学んだり、運動をしたりもするということが紹介されていました)



そして再び教会の部分に戻ります。


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光が差し込んでステンドグラスがとても綺麗でした。


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前回チラッとご紹介したPalmerと名付けられたヤシの木のような天井のメインの部分です。


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1本の柱から、数えていませんが(^^ゞ、ガイドブックによると22本のヴォ―ルトが放射状に伸びているとか。
高さは28m。大体1階で3m程ということですので、9階位の高さですから人間が小さく見えるのも当然ですね。


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ヴォ―ルトの交差部分の飾りですが、上二つは、前回ご紹介した聖母マリアの礼拝堂の壁画の模様である
聖母マリアの象徴と同じ柄のような気がします。


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トゥールズの絵葉書で2番目によく売れるのがこの「ヤシの木」のものだそうです。
1番は「キャピトル」だとか。




このあと、見逃した有料エリアを見学するために「サン・セルナン・バジリカ聖堂」へと再び向かいました。




(2016年9月9日午前中)


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コメント 20

ふにゃいの

1本の柱から、伸びるヴォ―ルト、きれいですね~。
その下のステンドグラスもじゃましてない感じで
あっていて。それにしても高い。
by ふにゃいの (2017-07-17 18:07) 

takenoko

こういうチャペルで静かに瞑想にふけるのもいいですね。でも独り占めできないか・・・
by takenoko (2017-07-17 21:09) 

ma2ma2

不思議な感じの建物ですね!
日本では見られない光景ですね。

by ma2ma2 (2017-07-17 21:27) 

kuwachan

皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪ふにゃいのさん
1本の柱からこれほどたくさんのヴォ―ルトが出ているのは見たことがなかったです。
ポルトガルでもヤシの木っぽい天井を見ましたが、
こちら⇒http://fumi-kuwachan.blog.so-net.ne.jp/2016-05-05
ジャコバン修道院の方がヤシの木に似ているかなと思います。


♪takenokoさん
教会や大聖堂内では、静粛が基本なので、
人が多い場合はざわざわしますが
椅子に座ってひとり瞑想なのかお祈りなのか・・
していらっしゃる方を見かけますよ^^


♪ma2ma2さん
これが特徴の修道院なので^^
日本でこういう空間を持った建物として思い浮かんだのは
大仏殿なのですが、あまりないですよね。

by kuwachan (2017-07-17 23:35) 

YAP

30m近くもあるんですか。
それはかなりの高さですね。
実際にここに入ったら、スケール感に圧倒されるだろうな。
by YAP (2017-07-18 08:25) 

ぼんさん

ステンドグラスが幻想的でとても美しいですね(^.^)
by ぼんさん (2017-07-18 08:38) 

ソニックマイヅル

おはようございます。ステンドグラスの仕事の細やかさに脱帽でございます。^^;
by ソニックマイヅル (2017-07-18 09:24) 

snow

ステンドグラスから透過した光綺麗だなぁ
この光の下に何かおいて撮ってみたいなぁ

by snow (2017-07-18 09:53) 

viviane

ホント、ヤシの木の様な天井のモザイク
素晴らしいですね
天井のモザイクを見るといつも思ってしまうのですが・・・
剥がれ落ちて誰かの頭に突き刺さったらどうするんだろう?って
by viviane (2017-07-18 10:39) 

kuwachan

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪YAPさん
実際何メートルと言われてもピンとこないですよね(^^ゞ
それに何階建て分と言われても窓枠がないと(笑)
実際に入ってもあまりにも天井が高くてサイズ感が分かりません。


♪ぼんさんさん
丁度光がステンドグラスに当たる時間だったので
壁にステンドグラスの色が映り、とても綺麗でした。


♪ソニックマイヅルさん
日本ではステンドグラスを見る機会がほとんどないので
惚れ惚れと眺めてしまいました。ホント素晴らしいです。


♪snowさん
光を通したステンドグラスが醸し出す雰囲気が素敵ですよね。
被写体は何が合うでしょうね^^


♪vivianeさん
この天井は見応えがありましたよ。
首は痛くなりましたが(笑)
地震があったら即逃げないと危なそうですね^^

by kuwachan (2017-07-18 12:30) 

koh925

シャンデリア、天井の紋様
見続けると首が痛くなりそうですが、引き込まれますね
by koh925 (2017-07-18 15:51) 

八犬伝

ステンドグラスを通ってくる光が
実に良い雰囲気を醸し出していますね。
by 八犬伝 (2017-07-18 18:05) 

sheri

ステンドグラスが見事ですね。

天井を見上げると、本当に大きなやしの木の下にいるようですね。
by sheri (2017-07-18 18:38) 

kuwachan

皆様、ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪koh925さん
そうなんですよ。
痛くなっても観ずにはいられないです^^


♪八犬伝さん
ステンドグラスは観る時間によりますよね。
タイミングがよかったのだと思います(*^^)v


♪sheriさん
これだけ天井が高いのでステンドグラスも映えますよね。

カーブが絶妙ですよね^^

by kuwachan (2017-07-18 20:57) 

テリー

天井のヤシの木のようなボールトが、面白いですね。

by テリー (2017-07-18 23:06) 

kou

28mもの高い天井を作ろうという情熱はどこから来たのでしょう。
日本でも城などは高さがありますが、吹き抜け的な高さではないですし。ちょっと不思議な気もします。
by kou (2017-07-18 23:13) 

aloha

バラ窓が万華鏡のようで、きれいというか、可愛いというか・・・
朝日と夕日、光の差し込み方が違うので、見え方も違うのでしょうね。
旅行者には難しいですが、いろいろな時間帯に訪れてみたいです。
by aloha (2017-07-19 09:32) 

旅爺さん

実に素晴しい修道院で建物も内部も個性が強いですね。
ギリシャの修道院では歴代の尼さん達の骸骨が無数に飾ってありましたが、ここではないのかな?。
by 旅爺さん (2017-07-19 09:38) 

あおたけ

前記事に続き、
陽が射し込んだステンドグラスが、
教会の壁に鮮やかに浮かびあがって、
とてもいい雰囲気ですね〜♪
そして幾何学模様のように見える
ヴォールト天井の交差がまた、芸術的ですね!

by あおたけ (2017-07-19 12:55) 

kuwachan

皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪テリーさん
珍しいですし見事でしょ^^
これだけの高さの天井を維持するには
必要なヴォ―ルトの本数だったのでしょうね。


♪kouさん
勝手な想像ですが、キリストが昇天したので
やはり上へ上へとの意識があったのではないでしょうか。


♪alohaさん
薔薇窓はホントステキですよね。
ステンドグラスの見え方は光の具合で変わるので
きっと午後に来たら雰囲気が変わっていると思います。
同じ場所を何回か訪ねるには旅行者の場合
連泊しないとむずかしいです(^^ゞ



♪旅爺さん
そうですね。
やはり同じようなものは造りたくなかったのではないでしょうか?
骸骨は1体位は見たことがあります、並んでいるが飾ってあるのは
遭遇したことがないです(^^ゞぎょっとしなかったですか?


♪あおたけさん
ステンドグラスの雰囲気がいいでしょ^^
ガラスを通すと光が優しくなりますね。
教会らしいって感じがします。
このヴォ―ルトは素晴らしかったです。
ヴォ―ルト自体も手が込んでいて見応えがありました。

by kuwachan (2017-07-20 00:12) 

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