京都で名残の紅葉 11~修学院離宮 その1(下離宮)~ [国内@京都2017晩秋初冬]
今日から仕事に復帰です。
年明け初出勤なのに、電車が遅れて遅刻しそうになり焦りました
遅延証明書を出せば遅刻扱いにはならないのですが
できるならば遅刻はしたくないタイプなもので間に合いそうであれば走ります(笑)
年明け初出勤なのに、電車が遅れて遅刻しそうになり焦りました
遅延証明書を出せば遅刻扱いにはならないのですが
できるならば遅刻はしたくないタイプなもので間に合いそうであれば走ります(笑)
そんな話はさておき、記事は忘年会よりも更に遡りまして、京都旅行の最終日12月2日です。
この日は11時に修学院離宮の参観の申込みをしていたので、
朝はゆっくり、荷物を京都駅に送り、ホテルをチェックアウトして修学院離宮へと向かいました。
修学院離宮や桂離宮、仙洞御所の参観の申込みは、参観を希望する月の3か月前の1日からで、
ネットでは朝5時から申込みを受け付けます。
(受付は、ネット、郵送、窓口があり、それぞれ別枠です)
12月の参観希望でしたので9月1日から受付だったのですが、
丁度その時ウィルス性胃腸炎に罹っていて、意識は朦朧としていたのですが
あ~申込みをしなければと起き上り手続きをしました。
最近は当日受付もあるようになり、入口の前にはこの日も行列ができていました。
予定が決まっていれば一番簡単なのがネットの予約だと思います。
この日は11時に修学院離宮の参観の申込みをしていたので、
朝はゆっくり、荷物を京都駅に送り、ホテルをチェックアウトして修学院離宮へと向かいました。
修学院離宮や桂離宮、仙洞御所の参観の申込みは、参観を希望する月の3か月前の1日からで、
ネットでは朝5時から申込みを受け付けます。
(受付は、ネット、郵送、窓口があり、それぞれ別枠です)
12月の参観希望でしたので9月1日から受付だったのですが、
丁度その時ウィルス性胃腸炎に罹っていて、意識は朦朧としていたのですが
あ~申込みをしなければと起き上り手続きをしました。
最近は当日受付もあるようになり、入口の前にはこの日も行列ができていました。
予定が決まっていれば一番簡単なのがネットの予約だと思います。
時間に遅れると参観ができないので余裕を持ってホテルを出たところ、概してそういうものなのですが、
かなり早く到着してしまったので辺りを散策です。
かなり早く到着してしまったので辺りを散策です。
近くにあった小さなお寺。
名残の紅葉が真っ赤で綺麗でした。
ここも修学院離宮の敷地の一部なのですが、
当時の様子を維持するために農家に依頼して敷地内で農産物を作ってもらっています。
当時の様子を維持するために農家に依頼して敷地内で農産物を作ってもらっています。
後ろの山々(比叡山から続く山並み)が紅葉していて綺麗でした。
そろそろ時間なので戻ります。
修学院離宮があるのは比叡山の麓、京都市内でも北の方にあるので、ひょっとしたら紅葉は全滅?か
と思っていたのですが、まだ残っていてホッと胸をなで下ろしました。
参観には、先頭に案内人が付き、後ろには皇宮警察の人が付き目を光らせます。
修学院離宮の参観は過去に2回(11月と5月)したことがあり今回で3回目なのですが、
1回の人数が以前よりも増えていたような気がしました。
以前は全員の到着を待って説明をしてくれていたのですが、
今回は全員が到着するのを待っていると時間内に参観が終わらないからか
ある程度人数が集まると説明を始めていました。
修学院離宮は、1655年~1656年にかけて後水尾上皇によって造営工事が起こされ
1659年頃完成したそうです。大きく、上離宮、中離宮、下離宮の3つに分かれています。
1659年頃完成したそうです。大きく、上離宮、中離宮、下離宮の3つに分かれています。
最初に訪れたのが、下離宮「寿月観」。
これは「御幸門」。花菱紋の透かしが特徴です。
この御門を通れるのは上皇(天皇)だけで、それ以外の人は横にある小さな門から中に入ります。
もちろん参観する人もです。
この御門を通れるのは上皇(天皇)だけで、それ以外の人は横にある小さな門から中に入ります。
もちろん参観する人もです。
散った葉っぱが模様のようになっていて綺麗でした。
寿月観です。
軒下に掛かっている「寿月観」の字は、後水尾上皇の宸筆だそうです。
一段高くなっているところが、上皇がお座りになられる場所です。
暗くて見難いですが、欄間も花菱型になっています。
<追記>
あおたけさんからご質問があった襖絵の画題ですが、パンフレットによると
金沢出身の御用絵師「岸駒(がんく)」によって描かれた「虎渓三笑」です。
「虎渓三笑」っていったい何?とググってみたところ、中国の故事で
水墨画の画題としてよく好まれ描かれたそうです。
虎渓は中国江西省九江県の南方の廬山東林寺の前の渓谷で、晋の慧遠(えおん)法師は、
廬山に隠棲して二度と虎渓の石橋を越えまいと誓ったが、訪ねてきた陶淵明(とうえんめい)・
陸修静を送って行きながら話に夢中になって不覚にも石橋を渡ってしまい、
三人で大笑いして別れたという、「廬山記」の故事、とのことです。
金沢出身の御用絵師「岸駒(がんく)」によって描かれた「虎渓三笑」です。
「虎渓三笑」っていったい何?とググってみたところ、中国の故事で
水墨画の画題としてよく好まれ描かれたそうです。
虎渓は中国江西省九江県の南方の廬山東林寺の前の渓谷で、晋の慧遠(えおん)法師は、
廬山に隠棲して二度と虎渓の石橋を越えまいと誓ったが、訪ねてきた陶淵明(とうえんめい)・
陸修静を送って行きながら話に夢中になって不覚にも石橋を渡ってしまい、
三人で大笑いして別れたという、「廬山記」の故事、とのことです。
工事中とのことでお水が流れていなかったのが残念でした。
下離宮を出て中離宮へ。
松並木が見事です!
松並木が見事です!
松の木の高さは、高くならないように剪定するそうです。
修学院離宮続きます。
(2017年12月2日)
************************************************
<おまけ>
1月7日は七草。
皆様は七草粥を召し上がられましたか?
私は朝食に頑張って作りました。
材料はこちら↓と冷蔵庫に入っていた春菊をつかいました。
これで一応7種類です。
これで一応7種類です。
⇑こちらはお店で買って来たもの ⇑こちらはうち庭から調達
ぺんぺん草は見つからなかったのですが、それなりに集められたよし!っと思って
何気に見たウィキペディアで目から鱗でした。
何気に見たウィキペディアで目から鱗でした。
春の七草のホトケノザって春の七草というものを知って以来この方ずっとコレ(シソ科で花は紫)だと
思っていたのですが、なんと春の七草のホトケノザはキク科で花は黄色、別名コオニタビラコというもの
だということを初めて知ったのですといって、本来のホトケノザがあるわけではないので
このシソ科のホトケノザを他のものと一緒に刻んでに食べちゃいました(笑)
思っていたのですが、なんと春の七草のホトケノザはキク科で花は黄色、別名コオニタビラコというもの
だということを初めて知ったのですといって、本来のホトケノザがあるわけではないので
このシソ科のホトケノザを他のものと一緒に刻んでに食べちゃいました(笑)
修学院離宮いいですね。
以前何回か、郵便で応募しましたが、外れてばかりでした。
当たる人もいるんですね。
by テリー (2018-01-09 23:28)
kuwachanさん おはようございます。
貴重な写真を見せていただきました。一度は行ってみたいです。
by SORI (2018-01-10 03:43)
二草粥を自作しました。
スズナ、スズシロ、お店で手に入れる方ですね。
by hanamura (2018-01-10 05:51)
おはよう御座います。
京都の紅葉は他が終わった後も長く楽しめる良い所ですね。
修学院離宮は知りませんでしたが散策しても楽しめる良い所ですね。
by 旅爺さん (2018-01-10 06:20)
松並木のところを歩きたいです(^◇^)
野菜が高くてビックリしている近頃です。
1.9Kgの増量は戻りました。ビックリしたよぉ
by スイカが好き (2018-01-10 07:04)
色ついた落ち葉もきれいですよね。
私も七草粥を食べましたよ(^.^)
by ぼんさん (2018-01-10 07:33)
身体の事を考えると事前申し込みは躊躇います。昔は(かなり)はがきを出してもいつも空振りでした。
by takenoko (2018-01-10 08:00)
さすが、しっかり手入れされてるんですね。
七草がゆは、スーパーで入れるものがセットになっているものを買っています。
このときしか聞かない野菜が多いですよね。
by YAP (2018-01-10 08:15)
修学院も離宮も立派ですね!
七草がゆは苦手な野菜が半分あるので、食べた事無いです(^^)
by ma2ma2 (2018-01-10 10:34)
予約でないといけないところは桂離宮しかないので、修学院離宮、後半も楽しみです。
by sheri (2018-01-10 12:08)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪テリーさん
修学院離宮はいいですよ。
無料ですし。
郵送でも1日に発送すれば大体大丈夫だと思いますよ。
♪SORIさん
修学院離宮、一度は行ってみる甲斐があるところです。
是非一度はいらしてみてください。
♪hanamuraさん
自作ですか・・・さすがです^^
この二つは簡単に手に入りますものね!
♪旅爺さんさん
修学院離宮は自由に参観できないところが難点ですが
無料なので文句は言えません^^
♪スイカが好きさん
おぉ、素晴らしい!
お正月に増えた分はなるべく早く戻すのがポイントと
ジムのスタッフが言っていました。
♪ぼんさんさん
落ちたばかりの落ち葉は綺麗ですよね。
七草粥を食べたらあとはお汁粉ですね(笑)
♪takenokoさん
それでしたらネットで申し込むといいですよ。
確かネットだとキャンセルができるはずです。
葉書の場合、複数出すとそれだけで却下されてしまいます。
♪YAPさん
宮内庁が管理しているので他とは格段の違いがあります。
私もセットで買おうかどうしよか迷ったのですが
意外と高くて止めてしまいました(^^ゞ
♪ma2ma2さん
お金を掛けて立派なものを造ってくれた後水尾上皇に感謝です。
野菜は刻んで入れたら分からないと思いますが・・・^^
♪sheriさん
桂離宮には行かれたことがあるのですね。
修学院は桂離宮よりもずっと広大な敷地にあり
眺めも素晴らしいです。続きをお楽しみに!
by kuwachan (2018-01-10 12:52)
修学院離宮の参観、三か月も前から申し込んで、
この日を心待ちにされていたのですね(^^)
丁寧に清められたお庭が
お写真を通して見ても心が落ち着きます。
鮮やかな紅葉と、散った葉もまた風流で、
絵になるなぁ。。。(´▽`*)
寿月観、ふすま絵が趣ありますね。
何かの物語がモチーフなのかな?
by あおたけ (2018-01-10 13:10)
昔の天皇の書かれたものが
あたりまえのように掲げられているのがさすがだなーって思いますよね(笑)
うちは、白菜雑炊作っておしまい!(笑)
by リュカ (2018-01-10 13:19)
修学院離宮には3度行っていますが、桂離宮は一度もなしです
苔寺も手続きがいりますね
相変わらず、記事の更新と訪問が遅れています,、ゴメンナサイ(^^
by koh925 (2018-01-10 19:33)
観覧できる離宮はどれも行ったことがないです。
事前申し込みでOKでなければいけないのは、維持や雰囲気の都合上、当然だと思うのですが、なかなか面倒で。(^^;
by kou (2018-01-10 21:51)
こんばんは。なんで2種類の「ホトケノザ」があるんでしょうね。
ちゃっちい植物図鑑ですがどちらも掲載されてました。ちなみに
図鑑では正式名称が「コオニタビラコ」で別名が「ホトケノザ」でした。きっと間違えている人沢山いますね。変な症状出てませんか?
by kick_drive (2018-01-10 22:14)
皆様、ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪あおたけさん
私は一度秋の修学院離宮を参観しているのですが
一緒に行った姉が秋の修学院離宮を参観していなかったので
この機会に観られたらいいなと思って申し込んだのです。
無料というところも魅力的ですが、お手入れが抜群です。
おぉ、あおたけさん目の付け所が素晴らしいです^^
襖絵のモチーフは「虎渓三笑」という中国の故事だそうです。
詳しい内容は<追記>として記事に加えておきました。
♪リュカさん
そう、さすが宮内庁の管理だなって思わせるところです。
参観するといっても、参観させていただくって感じで
ちょっとでも柵の内側に入ってしまうと皇宮警察の人に叱られます(苦笑)
白菜雑炊も美味しそう!
♪koh925さん
桂離宮もいいですよ~。2回程行きました。
桂離宮は修学院程広くありませんし坂道もありません。
苔寺も一度行きましたが、手続きが必要ですね。
写経をしましたが足がしびれて大変でした(^^ゞ
♪kouさん
時間ができてからでも大丈夫です^^
そういう方が多いです(笑)
確かに拘束されますし、面倒ですが
一見の価値はありますよ
♪kick_driveさん
ホトケノザが2種類あるなんて初めて知りました。
小学校の時に習ったホトケノザがシソ科で
春の七草も当然コレだと思っていたのです。
もうひとつあるとは・・・いやびっくりしました。
身体は全く問題ないです(笑)
by kuwachan (2018-01-10 23:22)
全てが絵になる、思わず黙って見学しちゃう雰囲気に感じられました。
庭から調達できるのがスゴいなぁ。
by こんちゃん (2018-01-11 04:13)
こういう所で マッタリしたいなぁ(^^ゞ
by DON (2018-01-11 07:48)
朝から七草粥!
なんてステキなーっ(≧∀≦)
by よーちゃん (2018-01-11 10:29)
ちょうど、歯が痛かったので、今年の七草がゆは救いでした。」
残り紅葉の美しいこと!!
by okko (2018-01-11 16:14)
七草粥セットスーパーで売ってました~
庭で調達は良いです~ねっヽ(^o^)丿
子供の頃食べてたけど
何年も作ってないよっ
あはははっは~
by みうさぎ (2018-01-11 16:57)
こんばんは~!”(^_^)/”””””
ウィルス性胃腸炎は回復して順調になりましたか?
海外旅行も多そうなので今のうちに完治して下さいね。(^_^;)
by 旅爺さん (2018-01-11 17:22)
修学院離宮、素敵ですねえ。
丁寧に手入れしてある感じがうかがえます。
七草粥、よくセットを買っていたのですが、今年は自作しました。
すずな、すずしろに、三つ葉、白菜、水菜、小松菜、小葱でいいことに。
セットだと、そうそう七草の何かは何かと違う、っていうのは知ってましたが、ホトケノザでしたか。紫の花のは毎年庭で咲きます。
コオニタビラコもよく探したらあるかもしれないけど‥ まあいいかな^^;
by sana (2018-01-11 20:34)
七草粥は食べたことがないのですけど、美味しそうですね♪
by まゆみっふぃ (2018-01-11 21:40)
七草粥、今年は食べなかったのです。
日曜日でもあり
実は、私があまり好きではないので
やめてもらいました。
どうも、香草が苦手で。
by 八犬伝 (2018-01-11 22:03)
野菜が高騰してますねー (´・ω・`)
by またじ (2018-01-12 06:23)
電車の遅刻から始まり、そして修学院離宮、
桂離宮え行かれ本当ご苦労様です
修学院離宮は覚えが定かではないのですが、
桂離宮は再三行った事があります
比較的家が近くだったのでもうかなり昔の事です
当時はいつでも入れた記憶が残っております
今は何処とも変わっているのですね
確か桂離宮も苔が有名で撮っていましたが、
離宮の紅葉と背景に綺麗な紅葉にが素晴らしいです
懐かしく拝見させて頂きありがとうございます^-^
・もう行く事がない思えば僕には貴重です・
by タカタカ (2018-01-12 09:25)
おはようございます。京都散策を楽しまれていますね。七草粥を頂きますとようやく普通の生活に戻れそうな気がしますね。^^;
by ソニックマイヅル (2018-01-12 09:42)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪こんちゃんさん
本当に全てが絵になるそんな雰囲気があります。
素晴らしいです。
例年、スズナ(かぶ)、スズシロ(だいこん)もあるのですが
今年は全部虫にやられて全滅だったのです。
♪DONさん
残念ながら・・・
皇宮警察が目を光らせているのでマッタリできないんですよ~。
♪よーちゃんさん
お正月の行事のひとつなので^^
♪okkoさん
その後歯の具合はいかがですか?
ここの名残の紅葉はホント見事でした。
♪みうさぎさん
一瞬スーパーでセットを買い求めようと思ったのですが
庭をチェックしてからと思いとどまったのです。
あら~そうですか?
じゃ、来年は是非!^^
♪旅爺さんさん
ウィルス性胃腸炎、発症してから一応治っても
その後1か月位は本調子ではなかったですね。
今はもう大丈夫ですが(^^ゞ
♪sanaさん
宮内庁管轄のお手入れはさすがとしか言いようがないです。
素晴らしいですよ。
おぉ、sanaさんも自作だったのですね!
七草粥、そう、7種類あればいいですよね。
私も春菊を加えちゃいましたから(笑)
♪まゆみっふぃさん
ご馳走を食べすぎた後には体に優しいお粥です。
♪八犬伝さん
あらあら・・そうなんですか?
香草が苦手とは意外な感じです^^
♪またじさん
そうですね。
びっくり価格になっていますよね。
♪タカタカさん
桂離宮に行かれているのならば
きっと修学院離宮にも行かれているのではないでしょうか?
修学院は東山連峰を借景にお庭が素晴らしいです。
今は参観には申し込みが必要なのでちょっと面倒ですが
また機会があればタカタカさんのところからは行けない場所ではないですから
是非いらしてみてください。本物はやはり違いますから(^^ゞ
♪ソニックマイヅルさん
七草粥はお正月と通常モードの区切りとなるお粥ですね。
食べながら、あ~お正月ももう終わりかと毎年思います。
by kuwachan (2018-01-12 12:41)