情熱の国スペインの旅 ４５（第５日目⑮メスキータ＠コルドバその５）

メスキータの最終回です。

その装飾に圧倒されっ放しだった大聖堂の部分を抜けると、
アル・マンスールによるメスキータの３度目の増築部分です。
この部分のアーチの縞々模様は、レンガと石の積み重ねではなく塗料で描かれたもの。

ただ、面積的には広大な拡張工事で、同時に中庭も拡張され、地下には貯水槽も造られたとか。
現在残されている部分だけでもその広さは相当なものでした。

外にでると真夏の太陽が照り付け
中庭に植えられたオレンジの木々の向うにミナレット（鐘楼）が見えました。

中庭の抜け振り向くと中央あたりには大聖堂のあの見事に（モリモリに）装飾された
天井の部分と思われる屋根が見えました。

もう少し引いて撮るとこんな感じ。大聖堂の部分がよくわかります。

ミナレットの向って左にある馬蹄型の門は「免罪の門」。
1377年に完成し、モスクの時代から主な入口として使われていたそうです。

門の内側の天井は綺麗に装飾されていましたが
人物が描かれているので、この部分はキリスト教の時代になって描かれたものと思われます。
あ、隅っこに天使もいますね^^

メスキータを出て、コルドバの旧市街を散策です。

（2017年7月4日午後＠コルドバ）

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＜おまけ＞

アレンジです。

フリージアのいい香りが玄関に漂っています。



バラの咲き方がお花の中にお花があるような感じで可愛らしいです。

タグ：スペイン 2017夏 メスキータ アンダルシア コルドバ 世界遺産

コメント 19

虎の足のような柱、面白いですね。
by takenoko (2018-04-27 05:30) 

アザーンが流れて、お祈りする人が、いっぱい集まって、
エアコンの無い時代、聖堂の中は天国のよう？
（これってナニカの禁忌に触れますか？）
だったのでしょうか？
by hanamura (2018-04-27 05:42) 

柱の形が良い感じですね。　
これだけたくさんあるとその景観に圧倒されそうです(^-^)
フリージアの良い香りがお写真からも伝わってきそうです(^-^)
by ぼんさん (2018-04-27 07:14) 

面白い柱ですね！
馬の足見たいに見えちゃいます(^^)
by ma2ma2 (2018-04-27 07:30) 

この奥まで柱が続く空間は、何度見ても圧巻です。
自分の目で見てみたいなあ。
by YAP (2018-04-27 08:21) 

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!＆コメントをありがとうございます。

♪takenokoさん
縞々模様がこれだけ並ぶと色々なものに見えてきますね（笑）


♪hanamuraさん
モスクだった頃は現在の様に閉鎖的ではなく
開放的だったそうですから意外と風通しが
良かったんじゃないか？と思います。
ただ、人数だけは多かったでしょうね。


♪ぼんさんさん
これだけ柱が並んでいる様子は初めてみたので壮観でしたよ～。
ずーっと先まで柱が続いていました。
フリージアは香りが優しくていいですよね^^


♪ma2ma2さん
確かにそうも見えてきますね^^
最初はこんな色ではなかったような気がします。


♪YAPさん
いや、もう。実際は写真なんてものじゃないです！
是非実物をご覧になって、その凄さを感じて頂きたいですが
簡単じゃないですよね。

by kuwachan (2018-04-27 12:45) 

壮観ですね～
写真だけでも迫力が伝わってきました。
フリージアのアレンジは寒色系で大人っぽい感じですね。
by sheri (2018-04-27 15:04) 

美しい回廊ですね
すっかりご無沙汰をしました、次の仕事が残っていますが
大きな山を越えましたので、ぼちぼちブログを再開します
宜しくお願い致します
by koh925 (2018-04-27 16:27) 

柱、装飾などなど見ながら知らずに口が開いてしまうほどのですね。
by こんちゃん (2018-04-28 09:22) 

水がチョロチョロ出ているところは覚えてます。
フリージアのいい香りが本当に届いてるような感じがしますよ。
by 旅爺さん (2018-04-28 10:24) 

皆様、おはようございます。
ご訪問、nice!＆コメントをありがとうございます。

♪sheriさん
何度見ても壮観って言葉が思い浮かびます^^
写真で見る以上のものですのでその辺はご想像のお任せします。
ありがとうございます。デルフィニュームの効果かしら^^


♪koh925さん
回廊のように見えますがここは
イスラム教でいうと礼拝の間に当るところです^^
お疲れ様でした。
でも、お元気そうで何よりです。
こちらこそ宜しくお願いします。


♪こんちゃんさん
そうです。
私もきっと知らない間に口がぽか～んと
開いていたに違いありません（笑）


♪旅爺さんさん
こういう何気ないところで想い出が甦ったりすることもありますよね
そうですか？(*^^)vお花も香りがきついと頭が痛くなりますが
フリージアの香りは丁度いい具合です。

by kuwachan (2018-04-28 11:07) 

ヨーロッパの教会という言葉だけだと、色鮮やかな壁画や天井画があるものと思いがちで、新鮮です。
by kou (2018-04-28 20:13) 

メスキータの増築部分、
柱の縞々装飾は塗料とのことですが、
雰囲気を合わせているのがいいですね。
この広い空間とそこに立ち並ぶ柱の数に
圧倒されます(^^)
あらためて外から見たメスキータ、
大聖堂部分の高さが目を引きますね☆

初夏のアレンジ、幾重にも重なった薔薇が印象的です。
フリージアのいい香りに癒されそう♪
by あおたけ (2018-04-28 20:45) 

長いたくさんのアーチと光の入りがすてきですね。
外の、ちょっと南国チックというか、
青空と木々と建物の感じもいいです~。

by ふにゃいの (2018-04-28 22:44) 

メスキータは、広大ですね。
Google Map の３D表示などでみると、全体が、よくわかりますね。
by テリー (2018-04-29 11:40) 

皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!＆コメントをありがとうございます。

♪kouさん
こんなところは他にはありませんよ～。
大聖堂の建設という大事業にもかかわらず
また、建築主任ももちろんキリスト教徒だったと思いますが
よくぞメスキータの部分を残してくれたなというのが、
正直な感想です。


♪あおたけさん
その辺はどこぞの国とは違って
統一感を大事にしていたのでしょうね。
それだけにもし大聖堂の建築がなかったら・・
ということもやっぱり考えてしまいます。
そうですね。飛び出している部分を見ながら
当時の人たちはどう思ったのでしょうね。

ありがとうございます。
今回はやっぱり薔薇がポイントだったなと思います^^


♪ふにゃいのさん
あのアーチは何と言っても圧倒的でした。
これだけでも見甲斐があります。
青空と木々、南欧らしい風景ですよね。


♪テリーさん
Google Map の３D表示ですか？
見たことがなかったです。これは面白そうです！
ありがとうございます。

by kuwachan (2018-04-29 20:36) 

凄いですね
このアーチ。
それにしても、完璧にイスラムですね。
by 八犬伝 (2018-04-29 21:47) 

ごっつい柱にぞくぞくしたわ＾＾
kuwachanの写真の色合いが本当に好きです。
アーチも夢いっぱいで今の時代、こういうアーチ手作りってないよなーーー。
アーチ、作りたいな(爆)
by ake_i (2018-04-29 22:18) 

♪八犬伝さん
二重のアーチが空間を埋め尽くす様子は圧巻でした。
この部分だけ見ると完璧にイスラムです。


♪ake_iさん
このごっつい柱がだだっ広い空間を支えていたわけで、
メスキータのの長い歴史を物語っているものに他なりません。
この柱やアーチがなければ拡張もなく、空間をぶち抜いた大聖堂の
建築もなかったことでしょう。
気に入って下さってありがとうございます(^^)/

by kuwachan (2018-04-29 23:19)