ブルゴーニュ ロマネスクの旅 Ⅺ(ヴェズレー①) [海外@ブルゴーニュ2011]
ヴェズレーは、教会と丘がユネスコの世界遺産に登録されています。
サント・マドレーヌ聖堂は、聖遺物であるマグダラのマリアの遺骸を安置する聖堂として13世紀まで隆盛を極め、
スペインの西北端のサンティアゴ・デ・コンポステラへと続く大巡礼路の出発地ともなっていますが(これでも世界遺産に登録されています)、それが偽物であることが判明し、凋落の一途をたどってしまったそうです。
しかし、繁栄した時代に集まった富によって、聖堂内部にはロマネスク彫刻の至宝とされるタンパンや柱頭彫刻が
刻まれました。
手前の玄関間や、身廊はロマネスク様式で奥の内陣はゴシック様式で建てられています。
正面の入り口のタンパン↑は後世の作品だそうですが、一応さらっとご覧ください。