2012桜便り 7 [京都]
一旦ホテルの戻って再び出て行った先は、今年のJR東海の「そうだ京都、行こう」のキャンペーンとなった龍安寺。
徳大寺家の別荘だったところを譲り受けて寺地とし、1450年妙心寺の義天玄承を開山として創建された禅寺です。
(パンフレットより)
ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。特に有名なのが方丈の前庭である石庭。
外国人にも人気が高いようで、この日も大勢の人が団体でやって来ていました。
石庭の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられているそうです。
腰掛けて眺めていると、お寺という場所柄かもしれませんが、意味が分からなくても心が穏やかになります。
真正面にある紅枝垂れ桜はようやく蕾が膨らみ始めた状態でした。
もちろんJR東海の春のキャンペーンのポスターは、満開の紅枝垂れ桜です。
こちらでどうぞ↓
http://souda-kyoto.jp/campaign/archives_03.html#Year2012
方丈の裏手北東に据えられている銭型のつくばい。
水戸光圀(黄門様ですよね)寄進と言われています。
侘助椿です。
境内の中にある鏡容池は徳大寺家によって築かれたもので周囲には散策路があり、
石庭を観賞した後ぐるりとひと回りしてきました。
池の周りに植えられている桜は開花し始め、池にもほんのりとしたピンク色が映り込んでいました。
↓左の咲いている桜は葉っぱが出ているので山桜のようです。手前は雪柳。
こちらの桜はソメイヨシノ↓ 背後の山々が借景となっているようで、見事な眺めです。