ブルターニュ地方への旅 39 ・・・ロクロナン② [海外@ブルターニュ2013]
ロクロナンを訪れる前日の夜、テレビ(確かFrance 2だったかと)を見ていたら、
「皆で選ぶフランスの町や村」というようなタイトルが付ランキング番組をやっていて、
思わず画面に惹きつけられて見入ってしまったのですが、姪っ子曰くフランスで人気の司会者が
上位に選ばれた町を訪問し、そこの町や村の産業や観光ポイントなどを紹介する番組でした。
前の年にはコルマールが選ばれていたようで、「そうそう、こんなところだったよね~。」と
いった感じで見ていたのですが、そうしたらなんと今年のランキングの上位に翌日訪れようとしていた
「ロクロナン」が入っているじゃないですか!言葉はわからないものの乗り出して見てしまいました。
ロクロナンはかつて帆布産業で栄え、その頃に前回ご紹介した花崗岩で造られた館が建てられたのですが
現在でもその伝統の帆布を織りつづけて続けている人がいるとテレビで紹介されていました。
サン・ロナン教会のある広場に面しているお店にふらっと入ってみたところ、
前夜テレビで紹介されていた織物が売られていて、
「あっ、これこれ、これじゃない?昨日のテレビでやっていたのは。」
などと姉や姪っ子と話しながら、お値段を見ると結構なお値段が付いていて、
記念に買おうかどうか迷っていると、お店のご主人らしき人が話しかけてきて、
姪っ子が昨夜のテレビを見たことを話すと・・・
「あれは私の息子なんですよ~もう少ししたらこちら来ますよ!」
「え~~~~~\(◎o◎)/!」
すると、本当にテレビに出ていたご本人が登場!驚きました。
さらに驚くことに・・・ご本人が昨夜のテレビを私たちが見ていたことに気をよくしたのか
「工房をみますか?」
と言って下さり、こんなことは滅多にないチャンスと見せていただくことにしたのです。
ご本人連れられながら行くと、工房はサン・ロナン教会の裏手の方らしく
教会の脇を抜けて行きます。
教会の裏は墓地になっていました。