灼熱のモロッコ~フランスの旅 Ⅺ (フェズ@モロッコ その1) [海外@モロッコ・フランス2014夏]
フェズの駅もOCNF(モロッコ国鉄)の50周年を記念して改築されたのかとても近代的な綺麗な駅舎です。
古い駅舎の方が風情があると思うのは旅行者だけなのかもしれません。
駅の中にもちゃんとお祈りができるお部屋があります。(一番右の空飛ぶ絨毯のようなマークです。)↓
フェズではいわゆる普通のホテルではなく「リヤド」、中庭のある旧邸宅を利用した宿に泊まることになっていて
そこにお迎えのタクシーの手配を頼んでいたのです。
駅では運転手さんが名前を書いたカードを持って、出迎えてくれるとのことでした。
この「リヤド」は今回泊まった4つの宿の中で唯一、英語で即返事をくれたところです。
約束の時間よりも少し早く着いたので、翌日の切符を買ったりしていたのですが、
時間になっても名前のカードを持っている人が見当たりません。
待ち合わせの場所を間違えたかな?と思い、一旦駅の構内から外に出てみて、駐車場の方へ
行ってみたりしたのですが、それらしき人はやっぱり見当たりません。あれ~変だな・・・と
電話をかけてみようとごそごそとしているその時、ガイドっぽいおじさんが近づいて来て、
カードを提示しながら「私はフェズの公認のガイドで・・・」(あっ、来た来た~^^)
「何かお困りですか?」と聞いてきたらしく、姪っ子が「待ち合わせをしているので・・」とやんわり断ると
「この電話を使いなさい、外国の電話はつながらないことがあるから」と言って
自分の電話を差し出してくれたのです。(親切~^^)
電話を掛けると、お迎えの人はなんと凄く近くにいて、無事会うことができました。
ガイドらしきおじさんも、これは脈がないと思ったのか、「もしガイドが必要だったら電話をしてね。」と
電話番号の書いてある名刺を差し出し、立ち去って行きました。
タクシーの運転手さんは、「君たちのことは列車から降りて駅舎の中に入って来た時からわかっていたよ!」と
口から出まかせかもしれませんがそう言い、そう言われてみると、その時間に下りた日本人は私達だけだった
ような・・・でも、何度も探したけど、その運転手さんは見かけなかったし、名前のカードはなかったよな~
そんなわけで、無事迎えの運転手さんとと出会うことができ 車に乗り込みリヤドへと。
こんな城壁をくぐっていきました。
この塀の向こうがフェズのメディナ(旧市街)です。
「リヤド」を選ぶ時に旧市街のど真ん中にあるリヤドだと自力で行くには辿り着くのが大変そうだったので
なるべく広い道路のそばのリヤドを選んだのですが、荷物もあるし、正解でした。