灼熱のモロッコ~フランスの旅 Ⅻ (フェズ@モロッコ その2) [海外@モロッコ・フランス2014夏]
まずはフェズの町のご紹介。
地球の歩き方によると、モロッコ最初のイスラム王朝の都で、イスラム教の祖であるムハンマドの婿の
子孫にあたるムーレイ・イドリス1世が、8世紀末に亡命でモロッコの地にやって来て、
古くから住んでいるベルベル人の絶大な信頼を得て、イスラム王朝を興したのが始まりとのこと。
その息子、イドリス2世が808年にフェズ川の西側に新しい都を建設。
城壁で町を囲み、イスラム神学校(マドラサ)を次々と建設、各方面からの移住者も受け入れ
ここを拠点に国の隅々までイスラム教が広まって行ったそうです。
その後いくつかのイスラム王朝のもとで発展し続け、信仰、芸術、商業の面でもモロッコの
中心として栄華を極めていきました。
では、9世紀にできたフェズで一番古い街、世界一複雑な迷路の町と呼ばれるフェズ・エル・バリに
足を踏み入れてみましょう。頼りはリヤドでもらった地図です^^