灼熱のモロッコ~フランスの旅 XXVII (マラケシュ@モロッコ その8) [海外@モロッコ・フランス2014夏]
バスティラ
ベン・ユーセフ・マドラサの見学を終えると既に午後3時を回っていました。
二人とも、たっぷりと朝食を食べたものの、それ以後お水以外は何も口にしていなかったのでさすがにお腹が空いて、
私達はラマダンじゃないし、どこかでお店に入って食べよう!ということに。
ガイドブックで見つけたリヤドを利用したちょっと雰囲気がよさそうなお店に行くことにしました。
ところが、フェズほどではないとはいえマラケシュも道が分かりにくく、
ガイドブックや地図を片手にウロウロしていると、またまた若い男子が、
「どこか行きたいの?分からないのだったら教えてあげるよ~。」みたいな感じで寄って来たので
もちろん無視して隙を見せずわが道を行ったところ、諦めて去っていったのです。
ところが、そちらに気を取られどうもお店に行く曲がり角を通り過ぎてしまったようで
どんどんお店のあるスーク(市場)から離れていきます。
体力的にはまぁ自信があった私も、モーレツな暑さと空腹で疲れ果てて、
「もう、ホテルに戻らない?」と思わず弱音を吐いてしまったら、
「え~、だってお店に行くんでしょ。まだフナ広場だって見たいし帰らない!」と姪っ子に言われ、そうだった
でも、とにかくお店を見つけて何か食べないと体が持たないからともう一度地図を確認してお店を目指すことに。
再び来た道を戻り、ここじゃない?と曲がり角を見つけて路地に入ると、なんとそこにはさっき無視した若い男子が
私たちを見るとフランス語で「○×△・・・・・」と吐き捨て立ち去っていったのです。
その語気からいいことではないとは思ったのですが、姪っ子が「すっごくバカにされた。」と怒りモードに。
恐らく「そら、見ろ!そこのお店に行きたかったんだろう。俺に聞かないからこんなことになるんだ・・」
とかなんとかいったのでしょう・・・こういう時は言葉が分からないのもいいことがあります(負け惜しみですが(^^ゞ)
お店に行く途中で見かけたお家の入口。 個人のお宅とは思えないほどステキ!
で、自力で何とかお店に到着。
こちらもラマダン時間で、閉店まであと1時間でした。