2015GW日記 その3(鳥獣戯画展@東博) [美術鑑賞]
GWも今日でお終い(涙)
明日からまた現実が戻って来ます。今週は木、金、土と仕事です。
GWに絶対やっておきたかったひとつは鳥獣戯画展に行くこと。
京都での混雑ぶりや→こちら、東京の初日行ったリュカさん情報でも混雑していることが分かっていたので
白菜の見学時の経験から→こちら、夜間拝観狙いも考えていたのですが、夜間は仕事が終わらないと
行けない場合があるので、できればこの連休中に行きたいと思っていたのです。
まだ東京での開催が発表されていない時に観た京都での鳥獣戯画展は後記の展示だったので
東京では何としてでも前期(17日まで)を観たいと思っていました。
決行は5月5日。
この日は子供の日なので、お子様連れの方は美術館よりも動物園かな?という私独自の勝手な予想からです(笑)
美術館の入口に到着したのは、開館20分前の9時10分。既に門の前まで長蛇の列ができていました。
私が最後尾に並ぶとずんずんずんと列が進み、前方で係員の方によって整列が行われた感じでした。
しかし、9時半の開館時間になってもその割に列が進まずなんでだろう?と思っていると、
入口で入場制限をしていて、一度に会場に入場する人数を50人程度に抑えているようでした。
入場前には係の方から、満足するまでは見られません、また絶対体調が悪い人は無理をしないように
との注意を受けていよいよ入場です。並び始めてから1時間ちょっとは経っていたと思います。
リュカさん情報で→こちら、鳥獣戯画は第2会場に展示されているということだったので、
第1会場を無視して第2会場に直行です。
第2会場では2つの列に分かれていて、ひとつは、甲巻(一番有名なウサギとかカエルが出てくる絵です)を見る列。
もうひとつは、乙丙丁巻を見る列でした。その時点で甲巻は20分待ち。乙丙丁巻は30分待ちとなっていました。
この方法だとゆっくりと立ち止まってじっくりは見ることはできませんが、一番前でいつまでたってもガンとして動かない
人と人の隙間から見るのではなく、必ず一番前で観ることができるので観に来た甲斐があるというものです。
何度見ても、今にも動きそうに生き生きと動物が描かれている様子には驚かされます。
墨だけ描かれているとは思えないほどです。
私が、甲乙丙丁を観終わると看板は40分待ちの表示になっていました。
その後、最初に戻って高山寺の至宝を鑑賞。
前回見られなかった明恵上人のこの絵を是非観たいと思っていました
この絵の中に小さなリスが描かれています。
この他にもリスが描かれている十六羅漢像の絵が展示されていて
思わずリス探しをしてしまいましたが、どれも言われないと分からないほど
小さなものでした。
高山寺の至宝展は、京都でも観たはずのものもあったのですが
観始めるとあれ?これって観たかな?というものもあって
観終わると12時を回っていました。
その時点で、甲巻の列は80分待ちになっていて、
列は第2会場を飛び出して踊場の方まで延びていました。
ところが、建物の外の列はかなり短いものとなっていたので
トータルの待ち時間はあまり変わらなかったかもしれません。
昼食の時間は結構穴場の時間かも^^
特に天気が悪い日はすぐに建物に入れる方がいいですよね。
ただ、こればかりは当日行ってみないと分からないので
絶対とはいえませんが。