SSブログ

2015GW日記 その4(燕子花と紅白梅@根津美術館) [美術鑑賞]

bIMG_0141根津美術館.JPG


一度は家に帰ろうと思って上野駅の京浜東北線のホームまで行ったものの
「そうだ[ひらめき]」とふと思いついて検索したのは「根津美術館」でした。

毎年4月中旬~5月中旬にかけて、根津美術館が所蔵している尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」が
公開されているのです。そして、5月の初め頃には、根津美術館の庭園に本物のカキツバタが咲いていて、
両方楽しむことができます。 

そして更に、今年は、尾形光琳の没後300年にあたり、熱海にあるMOA美術館が所蔵している尾形光琳の
これまた国宝の「紅白梅図屏風」が56年ぶりに同時に公開されているのでした 

2月から3月にかけて熱海のMOA美術館で同時公開されていたので、熱海まで行こうかと
一瞬頭を過ったのですが、気が付いたのが会期末だったので、根津美術館で観ようと決めていたのです。
ところが、オランダ・ベルギー旅行でそのことをすっかり忘れてしまい、検索をして
あっ、そうだったんだ~!と思い出した次第でした(^^ゞ

bIMG紅白梅カキツバタ.jpg
チラシです。

 

根津美術館は表参道なので、新橋で銀座線に乗り換えればと思ったら、京浜東北線は日中は快速運転で
新橋は通過してしまいます。慌てて神田で降り、銀座線に乗り換えて表参道へ。
根津美術館に到着したのは3時過ぎだったのですが、ここでも列ができていて15分待ち。
朝は40分待ちだったそうですから、ラッキーと言えばラッキーでしたが、根津美術館は5時に閉館です。
展示だけなら充分なのですが、お庭が広いので時間的にギリギリ(^^ゞ

結局、尾形光琳 300年忌記念特別展「燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密」だけを鑑賞しました。

光琳は画家として有名なのですが、漆器の図案や、弟の乾山の陶器の絵付け、 螺鈿などの工芸品も
作成していて、今の職業でいえばデザイナーですね。

今回は、光琳の図柄や図案、意匠などが描かれた「小西家(光琳の息子の養子先)文書」も展示されていて
そのデザインのひとつが陶器や工芸品に使われているのがよくわかる構成になっていました。

 IMG_0005光琳.jpg

IMG光琳.jpg

 

続きを読む


nice!(102)  コメント(28)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。