オランダ・ベルギー紀行 その24(グラン・プラス@ブリュッセル) [海外@オランダ・ベルギー2015春]
夕食を終えた後、世界遺産にも登録されている中世の雰囲気を残す広場グラン・プラスへ。
ライトアップがとっても綺麗だそうです。楽しみ~
ホテルからグラン・プラスへはゆっくり歩いても10分もかからないところでした。
ホテルからグラン・プラスに行く途中に、遺構が保存され、ガラス越しに見られるようになっていました。
こういう遺構を見ると、ブリュッセルも古くから栄えていた町であることがわかりますね。
はい、グラン・プラスです。 (グラン・プラスの説明は旅行のガイドブックを参考にしています。)
グラン・プラスは、縦110m、横68mの長方形の広場で、周囲を15~17世紀のギルドハウスが取り囲みます。
ギルドとは、中世から近代にかけて形成された、相互扶助を目的とした同業者の組合で
グラン・プラスには、その組合が利用した建物(ハウス)が建ち並んでいるのです。
かつては木造の建物だったところ、1695年にフランスの砲撃により破壊されたため、
それ以後は石造りになったそうです。
4月下旬で、既にサマータイムが始まっていることもありますが、午後8時半過ぎです。
まず、右手に見えたのが、高さ96mの塔を持つ市庁舎で、グラン・プラスのシンボルとなっています。
左翼は、15世紀初頭、右翼は15世紀半ばに建造。
レ・ミゼラブルの作者、ヴィクトル・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」と賞賛したことで有名だとか。
正面の建物は、ブラバン公の館で、6つのギルドハウスがひとつになったもの。
1698年建造で、1882年に修復され、現在はホテルやレストランが入っています。
向かって左は、「王の家」。現在は、ブリュッセル市立博物館となっています。
かつてはパン市場として使われた建物で、後にスペイン王の所有となったために
「王の家」と呼ばれるようになったそうです。
あの小便小僧の衣装のコレクションが展示されているとか!
時計回りに、王の家の右隣。
ブラバン公の館があって、その右です。
その隣に市庁舎があり、ブラバン公の館の対面は残念ながら修復中で建物の絵が描かれていました。
この間の道から、グランプラスに入って来ました。
↓
だいぶ薄暗くなってきました。
市長舎にある時計を見るとそろそろ9時です。いよいよかな~^^
オランダ・ベルギー紀行 その23(アントワープからブリュッセルへ) [海外@オランダ・ベルギー2015春]
聖母大聖堂の見学を終えたあと、この日の宿泊地であるブリュッセルへ向かうために
再び世界各国の国旗が翻る市庁舎を通り過ぎ、街中を歩きながらバスの駐車場へと向かいました。
中世からある旧市街は道路が狭く、大型のバスは入れないので
駐車場は旧市街の外側に設けられていることが多いです。
アントワープの街中を歩いている時に黒ずくめの方たちと遭遇しました。
あからさまにカメラを向けることができなかったので、
画像はネットから拝借しました・・・。
添乗員さんが教えて下さったのですが、正統派のユダヤ系の方々とのことです。
皆さんご存知かと思いますが、ベルギーはダイヤモンドの取引で有名です。
その中でもアントワープは世界一の取引量だとか。
その取引にはユダヤ系の方が係わっていることが多いそうです。
駐車場の前の道路は、オランダのキューケンホフ公園で見たのと同じような
刈り込み方の並木になっていました。
駐車場の近くでは、馬術の大会が行われていました。
街の中心部から歩いて行けるところで大会が開かれていると、観戦に行かれる方も多いでしょうね。
バスの車窓から、満開の八重桜が見えました。
ワイン会@ジョンティ [美味]
テーブルの上にはリーフレットが置いてあって出されるワインの蔵元やワインの説明が書いてありました
オランダ・ベルギーの旅行記も後半のベルギーに入りましたが、ここでひと息入れます^^
ポルトガル旅行から帰ってすぐにリュカさんから、
「10月4日の日曜日にジョンティでワイン会があるんだって。会費は5000円。kuwachanどう?」
という嬉しいお誘いがありまして、もちろん私は二つ返事でOK
4日の日曜日にいそいそと出かけて来ました(^^)/
ジョンティには何回か来たことがあるもののランチタイムは初めて。
この日は1階も2階も貸切営業でした。
ジョンティへは、リュカさんは家からバスで、私は地下鉄なので、お店で待ち合わせ。
12時~というのでその時間に合わせてお店に行くと、既にリュカさんは到着していました。
参加者はもちろん皆ジョンティの常連さんって感じで、会費を払ったりしているうちに
ほとんどの参加者が集まり、時間にもなったということで、ハスミワインの堀井さんの司会で
会の始まり、始まり~。
オランダ・ベルギー紀行 その22(聖母大聖堂@アントワープ) [海外@オランダ・ベルギー2015春]
アルブレヒト、イザベラ大公夫妻の十字架礼拝
アントワープの聖母大聖堂の続きです。
まるで美術館のような大聖堂の内部の雰囲気を味わっていただければと思います。
大聖堂の内部を彩るステンドグラスの色がとても鮮やかでした。
ここのステンドグラスは聖書の内容というよりも、史実を表しているものが多いように見受けられました。
オランダ・ベルギー紀行 その21(聖母大聖堂@アントワープ) [海外@オランダ・ベルギー2015春]
皆様がよくご存知の「フランダースの犬」の最後の場面で登場する有名な大聖堂、「聖母大聖堂」です。
建設開始から約170年後の1521年に完成したベルギー最大級のゴシック式の教会です。
火災に見舞われたり、宗教改革により破壊されたりと苦難の道を歩んできたそうです。
そのため、当初の予定では塔は2本だったそうですが、2本目は延期、そして結局中止となってしまったとか。
その後修復を重ね、現在に至っています。
長年にわたっての建設、修理、修繕、改修で、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココなどの各時代の様式が
交ざりあっているそうです。
聳え立つ尖塔は、石のレース編みと称されているとのこと。
確かに細かな装飾がなされているように見えます。
こちらが正面になります。通常は西側を向いています。
ファサード(正面)のタンパン(扉の上の半月状になっているところ)は
「最後の審判」の図柄のようです。
では、中に入りましょう。