オランダ・ベルギー紀行 その21(聖母大聖堂@アントワープ) [海外@オランダ・ベルギー2015春]
皆様がよくご存知の「フランダースの犬」の最後の場面で登場する有名な大聖堂、「聖母大聖堂」です。
建設開始から約170年後の1521年に完成したベルギー最大級のゴシック式の教会です。
火災に見舞われたり、宗教改革により破壊されたりと苦難の道を歩んできたそうです。
そのため、当初の予定では塔は2本だったそうですが、2本目は延期、そして結局中止となってしまったとか。
その後修復を重ね、現在に至っています。
長年にわたっての建設、修理、修繕、改修で、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココなどの各時代の様式が
交ざりあっているそうです。
聳え立つ尖塔は、石のレース編みと称されているとのこと。
確かに細かな装飾がなされているように見えます。
こちらが正面になります。通常は西側を向いています。
ファサード(正面)のタンパン(扉の上の半月状になっているところ)は
「最後の審判」の図柄のようです。
では、中に入りましょう。