イタリア トスカーナへの旅 11(第2日目 オルビエートその9) [海外@伊トスカーナ2016春]
↑通りはカヴール通りで、オルビエートン街を東西に貫くメインストリートです。
正面はモーロの塔で、中世の建築物。私は上らなかったのですが上れたみたいです。
井戸を見学したあとは、町の中心部に戻ってぶらぶら散策。
オルビエートは白ワインが特産です。、記念に先日飲んだとご報告したワインを試飲しながら購入。
ワインは1本でも持つと重いので一旦ホテルに戻って荷物を置き、(こういう時、ホテルが便利なところにあると助かります)、
ふと時間を見るとまだ5時。
ドゥオーモの隣にあった美術館の開館時間をチェックすると、4月~9月は7時まで。
それならまだ充分時間があるな~と思って、美術館へ行くことにしました。
夕方のドゥオーモ。
ほんのりと西日が当たって、また昼間とはちがう表情を見せてくれました。
イタリア トスカーナへの旅 10 (第2日目 オルビエートその8 サン・パトリツィオの井戸) [海外@伊トスカーナ2016春]
昼食を食べた後は自由行動。
添乗員さんが、反対側の町外れの要塞の隣にある井戸に連れて行ってくれるというので便乗です^^
塔に上るのが好きな私ですが、今回は逆パターンです。
オルビエートは、中世以降、ローマ教皇庁と関係が深く、
この井戸はローマ略奪を逃れてきた法王クレメンティス7世の命令によって1527年に工事が始められたそうです。
ローマ略奪って?ウィキペディアによりますと・・・
『1527年5月、神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール5世の軍勢がイタリアに侵攻し、教皇領のローマで殺戮、破壊、強奪、強姦などを
行った事件を指す。サッコ・ディ・ローマ、ローマ劫略(ローマ劫掠)とも言う。 』だそうです(^^ゞ
井戸へ行く道は、マロニエが花盛りでした。
イタリア トスカーナへの旅 9 (第2日目 オルビエートその7) [海外@伊トスカーナ2016春]
ドゥオーモの真正面にある建物、ファイナ宮(市立考古学博物館)
ウンブリアの田園風景を堪能した後は昼食まで自由行動。
再集合がホテルだったので、ぶらぶらと店を覗きながらお土産を買ったりして
ドゥオーモのある広場まで戻って来ました。
大聖堂を見学した朝方はまだ人が少なかったのですが
お昼近くともなると、大聖堂の前にはたくさん観光客で
賑わっていました。
広場にはパラソルも出ていていました。
広場の回りをぐるりと見回してみると・・・・
ここでは、ワインテイスティング3種類で10ユーロ!
お土産屋さんのようですね。
時計の上の鐘付きが可愛らしい^^
手前がソリアーノ宮で、ドゥオーモの扉を作成したエミリオ・グレコ美術館になっています。
その奥、左の方に見えるのが法王の館(ドゥオーモ附属博物館・国立考古学博物館)。
ドゥオーモの南側です。
縞々の壁が印象に残ります。
尖塔が天を突き刺すように聳え立っていました。
朝の見学時にはじっくりと見ることができなかったファサードをもう一度見ます。
ねじねじの装飾が、本当に見事で素晴らしいです。
中央の聖母子像の彫刻、後でまた巡り合うことに^^
イタリア トスカーナへの旅 8 (第2日目 オルビエートその6) [海外@伊トスカーナ2016春]
オルビエートの町歩きを続けます。
工房のようです。
入口から奥を覗き込むと、作業している姿が見えました^^
石畳の小路が続きます。
町の西の端までやって来ました。
といってもそう大きくない町なのですぐに到着します。
すると・・・ そこには、
イタリア トスカーナへの旅 7 (第2日目 オルビエートその5) [海外@伊トスカーナ2016春]
ドゥオーモの見学の後は、旧市街を散策です。
旧市街には人しか通れないような石畳の細い路地があちこち張り巡らされていました。
車も走っていますが、走れる道が限られていてコンパクトサイズの車がほとんどです。
所狭しといっぱい商品が並べられているお土産屋さんの店先。
暫く歩いて出てきたのがこのポポロ宮のある広場です。
この建物がポポロ宮。12世紀に建てられたロマネスクゴシック様式の建築で
自治都市時代は、隊長の館として使われていたそうです。
ソネブロ女子会@京橋 みや美 [ソネブロ]
久しぶりにソネブロ女子会です。
メンバーはいつものake_iさんとリュカさんと私の3人です^^
会うのは雅さん送別会以来です。
3か月ぶりだったのですが、その3か月の間に季節がすっかり変わって
リュカさんはお母様が入院されて何度か札幌に帰省、私はイタリアと上高地へ行くしで
ake_iさんはどうされていたのでしょう?ということで、まぁ、あっという間の3か月でしたね。
場所は、リュカさんお勧めの京橋のお蕎麦屋さんというよりも居酒屋さんの「みや美」。
昭和通りに面したビルの1階にありました(お店の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました(^^ゞ)
私が少しばかり早くお店に到着したので、
お先に失礼して喉を潤していると・・・さぁ、akei_iさんとリュカさんが到着で~す。
ここから食べ、そして飲んだものです
お通し。
早目に来た私がメニュー見ていて名前が気になった「大人のポテトサラダ」。
「何が大人なのか?」と思ったら、ひと口食べて分かりました。
ピリッと胡椒が効いているのです。
お刺身の盛り合わせを頼んだら、3人でけんかしないように切ってくれました。
その気遣いが嬉しいですね^^
私がお店に来た時には、先客はオジサマの2人連れだけだったのですが
次々と近所にお勤めかと思われる男性のグループの方々やって来ます。
カウンターもあって、ひとりで来ても気兼ねなく入れそうです。
イタリア トスカーナへの旅 6 (第2日目 オルビエートその4) [海外@伊トスカーナ2016春]
ドゥオーモの右翼廊の奥にあるサン・プリツィオの礼拝堂です。
フレスコ画は、ミケランジェロにも影響を与えたと言われているルカ・シニョレッリによるものです。
空間の構成がシスティーナ礼拝堂の天井画と似ているとか。
一応システィーナ礼拝堂には行ったことがあるのですが(笑)
「黙示録」(新約聖書のヨハネの黙示録)からテーマを取って描かれているそうですが、
旅行社から貰った教養ガイドによると
「世界の終わり」をテーマに「最後の審判」とともに「偽キリスト」が描かれているということです。 ↓「善人と悪人の選別」
「最後の審判」は、人間が地獄に落ちている様子が描かれているのでそうだろうというのが分かりますが、
どれが「偽キリスト」に当るのかはどれなのか???
↓の絵の上部中央に描かれているキリストは右手を挙げ最後の審判を下しているようですので
これは「偽」ではないように見えます。
15世紀、フィレンツェで狂信的な神権政治を行ったサヴォナローラはメディチ家政権下にあって享楽的な生活を
送っていた人々にそれを戒める説教を行い、メディチ家を追放、また教皇批判をしていたところ
ローマ教皇から破門を言い渡され、それを契機に神権政治は崩壊し、1498年サヴォナローラは火あぶり刑で
処刑されてしまったそうです。
「偽キリスト」はサヴォナローラのことで、画家のシニョレッリは神権政治を許してしまった過ちに対して許しを乞うため
オルビエートのドゥオーモにこのフレスコ画を捧げたということです。
「偽キリスト」はこの天井画のどの人物なのでしょう?
向きを変えて撮ったものものを貼っておきますね。
絵ももちろん素晴らしいのですが、個人的には交差ヴォ―ルトまで綺麗に装飾されているところがツボでした^^
イタリア トスカーナへの旅 5 (第2日目 オルビエートその3) [海外@伊トスカーナ2016春]
オルビエートのドゥオーモの中に入ってみましょう。
内部も縞々になっています。
この黒白は凝灰(ぎょうかい)岩を使っているとか。
左右に側廊、中央に身廊が伸びています。
この3廊式の内部はダ・ペルージャという人の設計だそうです。
柱頭に彫刻が施されている所や、アーチが半円状のなっているところはロマネスク様式。
奥のステンドグラスの上部が尖塔型のアーチになっているところはゴシックス様式。
2つの様式が混在しているところがよくわかります。、
外側からも見えていましたが、正面入り口の中央の上部にある薔薇窓です。これもゴシック様式です。
ロマネスク様式ですと薔薇窓のような華やかさはありません。
梅雨入り前のひと時~美味しいもの@上高地 [ドライブ]
信州と言ったらやっぱりお蕎麦ですよね~^^
今年も上高地に行く途中、蓼科にあるお気に入りのお蕎麦屋さん「しもさか」に立ち寄りました。
ここのお蕎麦は、蕎麦粉100%でちょっと固めなので、ツルツルっと食べるというよりは
シッカリ噛んで味わって食べる感じです。なので、意外とお腹いっぱいになります。
蕎麦湯も美味しいので飲んじゃいます。
ここはお蕎麦も美味しいのですが、蕎麦がきが絶品!
ここの蕎麦がき以上に美味しい蕎麦がきには未だ巡り合っていないです。
お蕎麦の後には蕎麦がき入りのお汁粉です。
このふわふわの蕎麦がき自宅でもできないものかと、何度か挑戦しましたが、全然ダメ、できません。
もう諦めました(笑)
お汁粉ではなく、蕎麦がきもあるのですが、それは大根おろしと海苔で食べるようになっています。
それもサッパリしていて美味しいです。
お蕎麦屋さんの店先に咲いていたお花。
知らないお花だったのですが、とっても可愛らしいお花でした・
イタリア トスカーナへの旅 4 (第2日目 オルビエートその2) [海外@伊トスカーナ2016春]
ドゥオーモの全体像です。側面は縞々になっていますが、白黒の大理石が使われているそうです。
イタリア旅行記に戻ります。
正確に言うと、オルビエートはトスカーナ州ではなくウンブリア州となりますが
州境に近いところにあります。
朝一番は、ホテルのすぐそばにある大聖堂(ドゥオーモ)を見学です。
このドゥオーモは「ボルセーナの奇跡」の聖遺物を祀るため1290年から建設が始まり
約300年の年月をかけて1600年に完成。
延べ33人の建築家、150人の画家、90人のモザイク職人が係わったとか。
その中でも特にシエナ出身のロレンツォ・マイターニの力によるところが大きく、
シエナの大聖堂のファサードに似ているそうです。
ロマネスク様式から天により高く(神に近づく)というゴシック様式の移行期に造られていて
フランスではゴシック様式というと重厚感がありますが、イタリアのゴシックスタイルは
軽快で華麗な造りが特徴だそうで、このドゥオーモは、その最高傑作と言われています。
↑のファサードの△部分は、モザイク画で彩られていますが
24金をガラスに貼り付けたビザンチンスタイルだそうで、中央はマリア様です。
シエナはマリア信仰が深く、オルビエートもその影響が大きいとか。