イタリア トスカーナへの旅 番外編 師走 京都旅行 その6(大徳寺聚光院と京都御苑) [海外@伊トスカーナ2016春]
今日が仕事納めですが、ブログ納めは次回にしたいと思います。
最後ちょっと記事を長めにして頑張ってきたのですが、どうしても今年入れたかった記事1つは
来年に繰越しになりそうです。
京都師走旅行の続きです。京都ホテルオークラでの昼食のあと皆さんとお別れした後、私が向かったのはこの日の夜泊まるホテル、京都ブライトンホテルです。
ここはシングルのお部屋がなくて、ひとりで泊まるときはダブルかツインを使うことになるので
ちょっと高くなってしまうのですが、12月も10日過ぎ、そして日曜日泊まりということで、通常よりはお安くなっていました。
以前も書いたことがあったと思うのですが、京都ブライトンに泊まる理由は、私が京都に住んでいたとき
このホテル(といっても私がいたときのはまだホテルはなかったのですが )のお向かいに住んでいて、ここに来ると
家に帰ってきた、そんな感じがするからなのです。
今回はダブルの部屋を用意してくれました。
ひとりでは勿体無いような広さですが、リラックスして過ごしました。
チェックインした後すぐに向かったのが、大徳寺の塔頭のひとつの聚光院。
創建四五〇年記念で、狩野永徳の国宝障壁画が現在収蔵されている京都国立博物館から戻ってきていて
特別公開されているのです。4時に予約をしていました。
タクシーで行ったので、時間よりも少し早く到着したので、あたりをウロウロ。
他の塔頭の拝観時間もそろそろ終わりなので、ひっそりとした雰囲気でした。
ここでも名残の紅葉が見られました。
こちらが聚光院の入口です。
今回は特別公開ということで、1回の拝観人数が制限されていていました。
そのため拝観料も2000円!という高額。これにはちょっと驚きました。
内部は全て撮影禁止で、荷物を全部預けなければなりませんでした。
↓これはその時もらったパンフレットの画像を拝借しました。
この絵が京都国立博物館に収蔵される前に見たことがあったのですが
その時は人数制限がなかったのでザワザワした感じで見た覚えがあります。
今回は、予約した時間のグループに1人案内人が付いて説明をしてくださいました。
博物館では平面的な展示になってしまい絵の微妙な距離感がわからなくなっているところがあるそうですが、
もともとこの部屋を飾るために描かれているので、ここではそれが分かるようになっているそうです。
(鳥だったか、花だったか、石だったか、そんなところです。)
説明して下さるのは嬉しかったのですが、時間制限があるのか一気にまくし立てるので、聞き取れないところもあり
もう少しゆっくりと話して下さるともっとよかったなと思いました。
詳しくはこちらのHPで見ることができますので、興味のある方はご覧になって下さい。
http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin
千住博画伯が描かれた障壁画「滝」も素晴らしかったです。青の色が鮮烈で、印象に残っています。
来年の3月まで特別公開をしています。
拝観が終ったあと、大徳寺の近くに和久傳があり、以前典座料理を出していたお店が
今ではお蕎麦を出しているということで、帰りに立ち寄ろうかと思っていたのですがですが、
前日のお昼からご馳走を食べ続けているので、さすがに大食漢の私でさえお腹が空いていなかったので、
この日は諦めホテルに戻りました。