トリノで夏休み その35(サントルソ教会@アオスタ) [海外@伊トリノ2018夏]
路地の向こうに山が見えます
ホテルのチェックインを済ませて部屋に入ると既に午後4時半を回っていました。
出発前に旅行のガイドブック(地球の歩き方)のアオスタの街の紹介のところを読んでいる時に
アオスタには12世紀のロマネスク様式の回廊がある教会があることを見つけて
ロマネスク好きの私としては時間が許せば見に行きたいとチェックをしていたのです。
開館は午後5時半までとの記載。荷物を部屋に置いてすぐに再びアオスタの街へと出て行きました。
アオスタには12世紀のロマネスク様式の回廊がある教会があることを見つけて
ロマネスク好きの私としては時間が許せば見に行きたいとチェックをしていたのです。
開館は午後5時半までとの記載。荷物を部屋に置いてすぐに再びアオスタの街へと出て行きました。
目的の教会の場所は地図を見るとプレトリア門とアウグストゥスの凱旋門の間あたりです。
さっき歩いたばかりだったので、直ぐに見当がつき、迷わずに辿り着くことができました。
さっき歩いたばかりだったので、直ぐに見当がつき、迷わずに辿り着くことができました。
向って左の鐘楼は12世紀のもの。
右側の教会は度々改築されているということで、外観は鐘楼よりもかなり新しい感じです。
右側の教会は度々改築されているということで、外観は鐘楼よりもかなり新しい感じです。
では、中に入ってみましょう。
トリノで夏休み その34(アオスタの街) [海外@伊トリノ2018夏]
アオスタの市庁舎・・イベント用なのか前の広場にはテントが。
アオスタの街の観光はローマ時代の遺跡が中心です。
ゴンドラを下りたところからも城壁の名残らしきものが見えましたが
ガイドブックによると町を囲む城壁はローマ時代からのものではなく
ほとんどが中世に再建されたものとのことです。
といっても、中世ですからかなりの年代モノですよね~。
因みにヨーロッパの中世って一体いつからいつまでなのかググってみたところ
一般的には5世紀から15世紀ということでかなりの幅があります。
こんな銅像もありました。
「IMP CAESER AUGUSTUS」と彫られているので、
初代ローマ皇帝であり、アオスタの町を造ったアウグストゥスでしょう。
「IMP CAESER AUGUSTUS」と彫られているので、
初代ローマ皇帝であり、アオスタの町を造ったアウグストゥスでしょう。
ホテルにチェックインする前に添乗員さんと一緒に目抜き通りをそぞろ歩きで街をざっと観光です。
トリノで夏休み その33(山の上で咲き誇っていたお花たち) [海外@伊トリノ2018夏]
リフトの山頂駅からシャモレ湖までの散策路にはたくさんの高山植物が咲いていました。
その写真の羅列になりますが一気に公開します。
その写真の羅列になりますが一気に公開します。
お花の名前はごめんなさい、ほとんどわかりませんが(^_^;)
↑ベルフラワー?
トリノで夏休み その32(ピラ展望台~シャモレ展望台) [海外@伊トリノ2018夏]
ピラの展望台まではゴンドラで上ります。
冬はスキー場です。
夏は、登山やトレッキング、ハイキングのほか、マウンテンバイクのダウンヒルコースになっていました。
規模は全然違いますが、入笠山(富士見パノラマリゾート)みたいな感じです。
ピラの展望台、ゴンドラを降りたところです。
少し雲が出てきましたが、雄大な眺めです。
向かって右の雪を頂いた山が、「白い山」モンテ・ビアンコ(フランス語ではモン・ブラン)。
モンテ・ビアンコは標高4807m。
モンテ・ビアンコは標高4807m。
お天気がいいので、さらにリフトに乗って「シャモレ展望台」というところまで行きました。
トリノで夏休み その31(アオスタへ) [海外@伊トリノ2018夏]
*地図差し替えました。(2019年1月22日 22時17分)
第5日目に入ります。
この日からツアーでは、古代ローマ帝国時代から交通の要所であり、現在もローマの遺跡が遺り
更にはイタリアンアルプスの絶景が望めるというアオスタへの小旅行(1泊或は日帰り)が
企画されていました。この企画には旅行を決めた時から興味があり、私は1泊で参加しました。
第5日目に入ります。
この日からツアーでは、古代ローマ帝国時代から交通の要所であり、現在もローマの遺跡が遺り
更にはイタリアンアルプスの絶景が望めるというアオスタへの小旅行(1泊或は日帰り)が
企画されていました。この企画には旅行を決めた時から興味があり、私は1泊で参加しました。
前日は夕立で散々な目に遭遇しましたが、この日は朝から気持ちのよい青空が広がり快晴
アオスタへは列車に乗って行くため、徒歩でポルタ・ヌオーバ駅へ。
このツアーでは貸切バスを使わずに公共交通機関を使って観光地へと行くのが特徴。
確かに時間的にはロスがあるかもしれませんが、
ツアーでありながら個人旅行の気分も味わせてくれました。
アオスタへは列車に乗って行くため、徒歩でポルタ・ヌオーバ駅へ。
このツアーでは貸切バスを使わずに公共交通機関を使って観光地へと行くのが特徴。
確かに時間的にはロスがあるかもしれませんが、
ツアーでありながら個人旅行の気分も味わせてくれました。
この列車に乗ります。
トレニタリアのマークが列車についています。
トレニタリアは現在は民営の会社ですが元々はイタリア国鉄。日本のJRと同じような存在?
トレニタリアのマークが列車についています。
トレニタリアは現在は民営の会社ですが元々はイタリア国鉄。日本のJRと同じような存在?
お隣の赤い列車は、トレニタリアの看板の高速列車「フレッチャロッサ」で「赤い矢」という意味とか。
この流れるような車体からイメージしたのでしょうか?
それとも逆で赤い矢のイメージからこの車体ができたのかな?
この流れるような車体からイメージしたのでしょうか?
それとも逆で赤い矢のイメージからこの車体ができたのかな?
列車に乗り込むと運転席のドアが開いていたので
さあ、出発です。
イタリアではフランスと同じく発車ベルが鳴りません。
時間が来ると列車は動き出します。
時間が来ると列車は動き出します。
トリノで夏休み その30(マダーマ宮殿~第4日目終了) [海外@伊トリノ2018夏]
この日は夕方にツアーで2階建てのバスに
貸し切りで乗る予定になっていて
集合時間が決まっていたのですが、
サン・ロレンツォ教会を見学したあと
もう少し時間があったので、お向かいにある
マダーマ宮殿をチラッと覗いてみました。
↑マダーマ宮殿(最初の日に撮ったものです)カステッロ広場に面している方は
砦だった頃の様相を留めている反対側とは全く別の顔となっています。
バロック様式ファサードはフィリッポ・ユヴァッラ(王宮の鋏の階段)の作とのことです。
貸し切りで乗る予定になっていて
集合時間が決まっていたのですが、
サン・ロレンツォ教会を見学したあと
もう少し時間があったので、お向かいにある
マダーマ宮殿をチラッと覗いてみました。
↑マダーマ宮殿(最初の日に撮ったものです)カステッロ広場に面している方は
砦だった頃の様相を留めている反対側とは全く別の顔となっています。
バロック様式ファサードはフィリッポ・ユヴァッラ(王宮の鋏の階段)の作とのことです。
ここも天井の装飾が素晴らしかったです。首は痛くなりますが(^^ゞ
壁の装飾や彫像も見事。
トリノで夏休み その29(サン・ロレンツォ教会) [海外@伊トリノ2018夏]
モーレ・アントネッリアーナから出てくると、建物前では大道芸人です。
チャップリンの真似でしょうか?^^
後ろ姿をこっそりと写させて頂きました
チャップリンの真似でしょうか?^^
後ろ姿をこっそりと写させて頂きました
モーレ・アントネッリアーナを後にして向かったのは
トリノに到着した翌日、トリノの街を楽しむためにオリエンテーションをして下さったガイドさんが
「トリノでもっとも美しい教会です。」とおっしゃっていたサン・ロレンツォ教会です。
トリノに到着した翌日、トリノの街を楽しむためにオリエンテーションをして下さったガイドさんが
「トリノでもっとも美しい教会です。」とおっしゃっていたサン・ロレンツォ教会です。
展望台から黄色のクーポラが見えていましたがそこです。
王宮の前の広場、カステッロ広場に面しているはずなのですが
1度行った時に入口がわからず、その日は見学を諦めたので再度トライです。
王宮の前の広場、カステッロ広場に面しているはずなのですが
1度行った時に入口がわからず、その日は見学を諦めたので再度トライです。
モーレ・アントネッリアーナから王宮へと続く道の両側には大学の校舎があり
7月は学年末だからかあちこちから歓声が湧き上がっていました。
7月は学年末だからかあちこちから歓声が湧き上がっていました。
どうやら冠を被った彼は表彰された(首席?)ようで、皆から福をされていました。
素敵な校舎ですね。
道路の先にマダーマ宮殿が見えてきました。
マダーマ宮殿
レージョ劇場(歌劇場)
トリノ・バロックの傑作といわれるサン・ロレンツォ教会。
グアリーノ・グアリーニという17世紀後期バロックの建築家の最高傑作と称されているそうです。
このサン・ロレンツォ教会以外にも彼が造った建物がトリノにはたくさんあるとのこと。
グアリーノ・グアリーニという17世紀後期バロックの建築家の最高傑作と称されているそうです。
このサン・ロレンツォ教会以外にも彼が造った建物がトリノにはたくさんあるとのこと。
トリノで夏休み その28(モーレ・アントネッリアーナ展望台) [海外@伊トリノ2018夏]
展望台に出てまず目に飛び込んできたのが王宮です。
緑の部分は王宮の庭園。ベルサイユ宮殿、テュイルリー庭園、フォンテヌブロー宮殿の庭園等を
設計したアンドレ・ル・ノートル(André Le Notre)が1697年に手がけたものです。
緑の部分は王宮の庭園。ベルサイユ宮殿、テュイルリー庭園、フォンテヌブロー宮殿の庭園等を
設計したアンドレ・ル・ノートル(André Le Notre)が1697年に手がけたものです。
右の方(東側)へと目を転じると丘の上に午前中に行って来たスペルガ聖堂が見えました。
午前中はもやっていてスペルガ聖堂からは何も見えなかったのですが
午後だったら下界を眺めることができたかもしれないです。
午前中はもやっていてスペルガ聖堂からは何も見えなかったのですが
午後だったら下界を眺めることができたかもしれないです。
別の画像ですがトリミングしたものです。
トリノで夏休み その27(モーレ・アントネッリアーナ) [海外@伊トリノ2018夏]
モーレ・アントネッリアーナの中に入ると
内部は吹き抜けになっていて、中央に展望台行きのエレベータが設置されています。
内部は吹き抜けになっていて、中央に展望台行きのエレベータが設置されています。
回廊のようになっていて、いっぱい画面がありますが、イタリア映画だけでなく
無声映画からハリウッド映画まで種々様々な作品が展示されています。
無声映画からハリウッド映画まで種々様々な作品が展示されています。
中央ホールの部分には寝そべれるような椅子が並べられていて
名作映画のハイライトシーンを見ることができるようになっています。
名作映画のハイライトシーンを見ることができるようになっています。
↑これはスターウォーズですが、他にも色々あって、映画好きな方なら
1日いても飽きないかもしれないです。
1日いても飽きないかもしれないです。
建物の模型です。こんな感じになっています。
トリノで夏休み その26(モーレ・アントネッリアーナ) [海外@伊トリノ2018夏]
年末年始で間が開きましたが、再びトリノの旅行記に戻ります。
昨年は午前中スペルガ聖堂に行き、昼食用のパンを買ってホテルに戻り、
お部屋で食べた所で終っていましたのでその続きです。
午後からは、トリノの写真には必ずと言っていいほど出てくる象徴的な建物、
トップのバナー↑の向かって右に見える塔、 現在は国立映画博物館になっている
モーレ・アントネッリアーナに行きました。
以前にも書いたと思いますが、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の予定で建設を始めたものの
資金難により頓挫して国が買い取り、その後改築して映画博物館になったそうです。
アントネッリアーナは、建物の設計者の名前 (アレッサンドロ・アントネッリ)に
因んでつけられたとのこと。
昨年は午前中スペルガ聖堂に行き、昼食用のパンを買ってホテルに戻り、
お部屋で食べた所で終っていましたのでその続きです。
午後からは、トリノの写真には必ずと言っていいほど出てくる象徴的な建物、
トップのバナー↑の向かって右に見える塔、 現在は国立映画博物館になっている
モーレ・アントネッリアーナに行きました。
以前にも書いたと思いますが、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の予定で建設を始めたものの
資金難により頓挫して国が買い取り、その後改築して映画博物館になったそうです。
アントネッリアーナは、建物の設計者の名前 (アレッサンドロ・アントネッリ)に
因んでつけられたとのこと。
トリノはイタリア映画発祥の地でそうです。
ところで、日本の映画発祥の地は一体どこ?とググってみたところ「京都」らしいです。
京都市の旧・立誠小学校(中京区)前に「日本映画発祥の地」の案内板が立っているとか。
京都へ行った際、機会があれば確認してみたいです。
ホテルからは徒歩圏内なので歩いていきます。
トラムはトリノの街の足ですね。