秋の京都を楽しむ2014 ⑫ (高台寺) [京都]
以前、高台寺のライトアップを見ようとして来た時はもう凄い人で、
入口の段階で押し合いへし合い状態だったため、そのまま入らず帰ってしまったのですが、
この日は平日ということもあってかそれ程ではなく、スムーズに入ることができました。
高台寺は、「ねねの寺」とも呼ばれていますように、豊臣秀吉が亡くなったのち、
その菩提を弔うためにねね(北政所)が開創したお寺です。
造営に際しては、徳川家康が当時の政治的配慮から多大の財政的援助を行ったそうです。
*高台寺についての説明はお寺のパンフレットを参照にしています
色付いた葉がライトアップされるととても綺麗に見えるのですが
写真となると別でゴミ箱直行ばかりでした(>_<)
昨年も感じたことですが、ここまで暗くなるとライトアップされていても
明るいレンズと能力のあるカメラがないと難しいですね。
(三脚は不可のところがほとんどですし、旅行でも車でないときは三脚は持って行かないので)
書院の前から開山堂。
秋の京都を楽しむ2014 ⑪ (三条通り付近) [京都]
ホテルにチェックインして、混雑しないうちにと最上階にある展望温泉風呂に入り京都の町を眺め、
それから再び、「菱岩」に注文していた夕食のお弁当を取りに行くために外に繰り出しました。
私の学生時代には繁華街と言えば四条河原町から祇園にかけての一帯で、
四条通りも烏丸通まで来るとビジネス街でお店はほとんど無い状態でした。
しかし、今は四条烏丸付近にもファッションビルがたくさんできて、ビジネス用のビルが立ち並んでいた
以前の様子とはすっかり変わってしまいました。
その一つがこの建物↑
今年開業100周年を迎える東京駅を設計した辰野金吾によるものなのですが、
もともとは山口銀行の京都支店として建てられたものだったそうですが、
私がいた頃は「北國銀行」の京都支店でした。それが今はびっくりしたことに、
食料品のセレクトショップ 「Dean & Deluca(ディーンアンドデルーカ)」になっていました
三条通りには、このほかにもレンガ造り歴史的建造物が残っています。
夕暮れ時で画像が揺れていますが(^^ゞ
中京郵便局
京都文化博物館別館(旧日本銀行京都支店)・・・・こちらは辰野金吾の設計です。
秋の京都を楽しむ2014 ⑩ (叡電) [京都]
貴船口の鳥居
帰りは花背の美山荘から叡電の貴船口までタクシーを利用しました。
タクシーでなければ公共交通機関は本数は多いとは言えませんが京都バスの路線があります。
美山荘へ行く時に利用した周山街道よりも花背峠を通るルートの方がかなり厳しい道路で、
ところどころに「トンネルの早期開通を!」という看板が目につきました。
タクシーの運転手さん話によると、冬場は雪が降り道路が狭くなり、おまけに路面が凍結するので、
バスの運転手さんの中で一番上手な人がここの路線を運転するそうです。
また、何も知らない人は平気で来てしまうそうですが、この道の山中でストップしてしまうと、
連絡する手立てが全くないので(携帯は繋がらない)、冬場はチェーンを2組積んで走っているそうです。
このタクシー運転手さんの美山荘のお勧めの季節は「冬」とのこと。
真っ白な雪が積もり静寂の中の美山荘は想像しただけでも、寒さとその素晴らしさの両方で
ゾクゾクしてしまいます(笑)
冬も是非訪れてみたいですね~^^
両親も以前に行ったことがありますし、さすがに今ではそういう道を歩くのは無理なので、
今回はスルーしてしまいましたが、鞍馬から貴船神社へ抜ける道は木の根道(木の根っこが地表から出ている)に
なっていて、鞍馬天狗や義経(牛若丸)が跳躍を練習したという伝説も残っている有名なハイキングコースです。
私も何度か行ったことがありますが、夏は木が鬱蒼と茂っていて涼しいですし、秋は紅葉を見ながら
歩けますのでお勧めのコースです。
秋の京都を楽しむ2014 ⑨ (花背 美山荘 朝食) [京都]
朝の月見台
前夜あれだけ食べたので翌朝もまだお腹は空いていないのではないかと思っていたのですが
驚くことに起きると胃がもたれた感じは全くなく、しっかりお腹が空いていました(笑)
これが和食の良さなのでしょうね。そんな風に思いました。
ということで、朝食を食べに母屋に移動です。
お天気が悪い時はこの移動がちょっと大変かもしれないですね。
朝食は、前夜宿泊したのが3組で、お2人でお見えになっている方が2組でうちが3人の計7人だったからか
昨日到着した時に通されたカウンターのお席で、3組一緒でした。
秋の京都を楽しむ2014 ⑧ (花背 美山荘 夕食) [京都]
日が落ちると、川沿いはライトアップされ、名残の紅葉を照らし出していました。
さて、さて、お待ちかねの夕食です。
というのも、ここを予約したのは今年の2月初旬。その時で既に土日で空室があるのは、この日だけだったのです。
それから9カ月、待ちに待ったお食事です。
夕食は、母屋の方のお部屋で頂きました。
前回は団体だったためか、一人ずつの御膳でお食事が運ばれてきたので、足が痛くなって大変だったのですが
今回は和室にテーブル席が設えてあって、椅子席だったので正直なところホッとしました。
床の間には、数年前にドナルド・キーン氏が美山荘を訪れた時に書いて下さったという紙が飾られていました。
まさにそのとおりなのですが、このように書ける人はなかなかいないでしょう。
「花」ではなく「華」と書くところも心憎いですよね。
日本人(今ではキーン氏も日本国籍ですが)以上に日本人の感性をお持ちですよね。
では、食事です。
秋の京都を楽しむ2014 ⑦ (花背 美山荘へ) [京都]
常照皇寺から、最終目的地である花背の美山荘へと向かいます。
周山街道沿いは両側に杉林が並び深緑一色でしたが、このあたりまで来ると杉林の中に点々と
色付いている木々が見られ、山々に晩秋らしい彩りを添えていました。
電線がないことに越したことはないのですが仕方がないですね。まぁ、日本らしい風景です^^
暫く走ると真正面に、綺麗に色付いたイチョウの大木が見えてきました(トップの写真です。)
京都御苑のイチョウの木に匹敵するような立派な木です。下の方にはもみじだと思いますが
イチョウと共に見事なグラデーションを作り出していました。
翌日、帰りに美山荘から乗ったタクシーの運転手さんの話によると、このイチョウの木は花背の紅葉のシンボルで
このイチョウの木の葉っぱがすっかり落ちると花背の秋は終わりを告げるそうです。
まだ完全に葉っぱが落ちていなかったので、ギリギリセーフいうところでした
秋の京都を楽しむ2014 ⑥ (常照皇寺) [京都]
常照皇寺
京都の洛中から花背に行くには二つのルートがあります。
西側の周山街道を通っていくルートと東側の鞍馬を通って行くルートです。
京都の洛中を訪れることはあっても、花背まで行くことはもうないかもしれないので
この機会に常照皇寺に立ち寄りたいと思っていました。
天気予報を見ると翌日はあまりいいお天気ではなかったので、行く時に寄ることにしました。
周山街道沿いは北山杉の産地。
タクシーの車窓から見事に手入れされた杉林が見えました。
秋の京都を楽しむ2014 ⑤ (京都御苑) [京都]
翌日はお昼過ぎに花背へと移動するので近場でいいところは?
となったら、やっぱり思い浮かぶのは、「京都御苑」。無料ですし、きっと紅葉している木もあるでしょう。
1時間程度の散策のつもりで出かけました。
その前に朝食です^^
和食にしました。
最初に出てきたのが松前豆腐。お豆腐の上に乗っているのはタラコで、とろろ昆布のあんが掛かっていました。
冷たいお豆腐です。
そして定食。たっぷりと頂きました^^
秋の京都を楽しむ2014 ④ (にこら) [京都]
私が晴明神社と堀川の散策から戻ってから、夕食を食べに予約していたお店に向かいました。
kenさんのブログで紹介されていたのを見て、いつか行きたいと思っていたお蕎麦屋さん「にこら」です。
翌日は絶対ご馳走ということが分かっていたので、前日は軽~くお蕎麦がいいんじゃないかな?と
思っていた時に、あっ、そうだとひらめきました。
HP→こちら
を見ると一品料理もたくさんあるので、お蕎麦だけではなく色々と楽しめそうです。
電話で予約した時に、「予約の方はひとり3000円以上お願いしているのですが、よろしいですか?」
と確認されましたが、飲むので全然問題ありません。もちろんOKです(*^^)v
歩いても行ける距離でしたが、両親も一緒なのでホテルからタクシーに乗り
お店の真ん前に着けてもらいました。
写真が暗くてよくわからないと思いますが、町屋をモダンに改築したお店になっています。
写真を撮ってもいいかどうか尋ねたところ、「お料理はいいですが、店内はご遠慮願います。」
と言われてしまったので、お店の中の写真はありませんが
ウナギの寝床のような町屋を造りを生かして、もっと奥にもお店があるように見せている
一瞬あれ?と思うようなレイアウトがとっても素敵でした。
秋の京都を楽しむ2014 ③ (堀川) [京都]
今日から12月、師走ですね。
今年もあと1カ月、1年経つのがホントに早いです^^;
晴明神社のある「堀川通り」は、その名前のとおり、通り沿いに堀川が流れています。
今年の夏に京都に行かれたkouさんのblogの記事で、堀川沿いで色々なイベントをやっているのを見て
私の中にある堀川のイメージとは全くかけ離れていたので、今度行く機会があったら
それも確かめたいなと思っていたのです。
私がいた当時の堀川は、川という名前は付いているものの、「川」というよりも、
側溝のもう少し大きなもの程度だったのです。(右側の写真です)
が、今回訪れて、清流復活の大事業があったことが分かりました。