SSブログ

2008パリ⑩~サント・シャペル [Overseas]

wIMG_1476.JPG
*サント・シャペルの上層の礼拝堂 バラ窓 

さて、プランタンの屋上でパリ市内の景色を眺めた後、前日長蛇の列で断念したサント・シャペルへと向かいました。

メトロの9番そしてStrasbourg St-Denis駅で4番に乗り換えてCite駅で降りたのですが、

Cite駅がなんとも深いこと、とにかく凄く深かったです。駅がセーヌ川の下にあるとかで・・・地上までが遠かった~[ふらふら]

東京でいえば千代田線の新御茶ノ水駅とか大江戸線の六本木とか麻布十番の駅を思い出しました。ふぅ~。

もう記憶が薄れていてよく覚えていないのですが(^^ゞ、教会に入るのにそんなに待たされた記憶がないので、

前日よりはいくらか列が短かったのだと思います。建物はゴシック建築です。
2406038

240603724060362406039

サント・シャペルのステンドグラスはパリ最古のステンドグラスとのことです。礼拝堂は下層と上層に分かれていています。

まず、下層からです。教会のパンフレットによると、ここは王と側近の者、ミサを執り行う司教座聖堂参事会員のみが

出入りしていたそうです。

2406040240604924060502406041
↑パリでもっとも古い壁画。13世紀のフレスコ画。聖母マリアへの受胎告知が表わされているものです。
24060522406051


 

そして、狭い階段を登って上層へ行くと・・・・


nice!(20)  コメント(30)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ⑨~プランタン屋上(パリクワVII) [Overseas]

wIMG_1432.JPG

ビル・アケム橋~パッシー通りの次は、LBHが某写真集の撮影の時にパリ市内の全景が眺められ一番印象的だったと

語ったプランタンデパートの屋上に向かいました。以前パリに訪れた時にもプランタンで買い物をしたのですが、

屋上があってそこからの眺めが素晴らしいとは知らなかったので、是非この目で確かめたかったのです。

プランタン行くためにはメトロの9番が便利なので、パッシー通りをぶらぶら散策しながら、La Muette駅へ。

メトロに乗って丁度プランタンの真下の駅であるHarve-Caumartin駅で下車しました。

さすがに駅名にはなっていませんが東京日本橋の銀座線三越前駅のようです。

7月はパリでもバーゲンセールの時期でデパートの店内には「Solde」のチラシがあちこちに貼り付けられていました。

それには見向きもせず、まずは目的の屋上へと急ぎます。途中までエレベーターに乗り、最後はエスカレーターでした。

屋上に上り詰めると、そこはガラス張りになった見晴らしの良いカフェがあり、柵沿いにはベンチが設置されていました。

 

続きを読む


nice!(15)  コメント(24)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ⑧~ビル・アケム橋(パリクワVI) [Overseas]

wIMG_1416.JPG
*ビルアケム橋の中間地点から眺めたエッフェル塔

とうとうパリ最終日、そして今回の旅行の最終日となってしまいました。

今回は直行便なので嬉しいことに出発が夕方。ほとんど丸一日使えます。これがこのツアーに決めた理由の1つでした。

まず、前日にすっかり混同していたことが分かったビル・アケム橋へ。→顛末はこちらで

そこから左→右方向へ時計回りに移動して行くこと決めて出発。再び、エッフェル塔へと向かいました。

 
2380469
*モンパルナスから見た朝のエッフェル塔


パリに到着した日と同様にモンパルナスの駅からメトロの6号線に乗りました。この線は、途中で東京メトロの丸の内線と

同じように地上に出るのです。そして橋を渡ります。川はもちろんセーヌ川です。橋の上から美しいエッフェル塔の姿が

見えたことは覚えていたのですが、なんと、その橋がビル・アケム橋だったのです。

モンパルナスの方からエッフェル塔の方に向かって乗ると、橋を渡る手前に「ビル・アケム」という駅もあったのに

前回全く気がついていませんでした[がく~(落胆した顔)]

で、橋を渡ったところのパッシー駅(この駅は四谷のように地上でした)で降りて、橋へ戻って行くと・・・・。



続きを読む


nice!(13)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ⑦~コンシエルジュリ [Overseas]

wIMG_1393.JPG

 *コンシエルジュリの憲兵の間

12月に入り、なんだか慌しくなってきた今日この頃です。平日はなかなか時間が取れなくなってきてしまいました[ふらふら]

という前置きはさておき、パリ市内の旅行記の続きです。 

橋を渡ってシテ島に入り、お目当てのサント・シャペルの前に行くと長蛇の列。それも半端ではない長さ。

入場の際のセキュリティチェックで時間が掛っているようでした。ここに来るまでにもうかなり歩いていたので、

列の最後尾について並んで待つ気力がなく、翌日再び訪れることにして、ミュージアムパスで入ることができる

隣のコンシエルジュリを見学することしました。以前バトームーシュに乗った時に外観だけは見たことが

あったのですが、内部は見学していなかったので丁度良い機会でした。

もともとは宮殿として建てられ、その後、牢獄として使われるようになったそうです。

入り口を入ると凄く広~い空間となっていて、「憲兵の間」と名前が付いています。それが↑上の画像です。

ここは、2つ駐屯部隊や、王及び王族に仕えた人々のための場所の一部で、大きな広間2つから成っています。

1つは広い食堂広間だったようです。

コンシエルジュリはあのマリー・アントワネットが処刑される前の2ヶ月半をここで過ごしたということで、

牢が再現されています。ベルバラを思い出す人も多いことでしょう。もちろん、私もです(笑)

2369882
 *ボケボケの写真でゴメンナサイ

マリー・アントワネット記念礼拝堂
2369884
礼拝堂にはマリー・アントワネットの頭文字MとAをかたどった紋章のステンドグラスもありました。
2369883


↓ジロンド派の礼拝堂
2369885

台所棟へ続く螺旋階段でしたが、登ることはできませんでした。
2369897

中庭(たぶん女たちの庭)。ここで処刑者が、処刑台へ連れて行かれるための荷車を待っていたそうです。 
2369886

そして・・・・・(^^ゞ


nice!(15)  コメント(24)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ⑥~アレクサンドル三世橋~セーヌ川沿い(パリクワⅤ) [Overseas]

IMG_1374.JPG
オランジュリー美術館の次はパリで一番美しい橋と言われているアレクサンドル三世橋へ。

美術館を出てコンコルド広場を横切っていくと、オベリスクが天に向かってまっすぐとそびえ立ってる様子が

よく見えました。パリ祭の後片付けなのかクレーンが。その向こうがマドレーヌ寺院です。
2328108

アレクサンドル三世橋は、フランスとロシアの同盟を記念して当時のロシア皇帝ニコライ二世が、1900年パリの

博覧会の開催に合わせて寄贈したそうです。ちなみに橋の名前はニコライ二世のお父さんのお名前です。

橋の四隅の石柱には金色の女神と彫刻が飾られています。金色が目立ちます。
建設に際しては以下の3つの条件が。フランスらしいですね。
1.アンヴァリッドの眺めの妨げにならない
2.セーヌ川の景観を損ねない
3.グランパレ、プチパレ間の100メートルの通りと調和していること
2328139
2328110
wIMG_1381.JPG
wIMG_1379.JPG


この橋でいくら探してもあると思い込んでいたもの(銅像)が見つからないのです。ここで私は勘違いをしていたことをに初めて気づきました。
なんと、アレクサンドル三世橋とビル・アケム橋を混同していたのです!ひぇ~[がく~(落胆した顔)] 明日1日あるからと気を取り直して・・先に進みました。

2328109

橋の向こうに見えていたのが、アンヴァリッドでナポレオン1世のお墓と軍事博物館になっています。

こちらの建物の金もアレクサンドル三世橋に劣らず輝いていました。

 

続きを読む


nice!(16)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ⑤~オランジュリー美術館 [Overseas]

wIMG_1367.JPG
*オランジュリー美術館の入り口


サン・マルタン運河の次の目的地は、6年間にも及ぶ大工事の末、2006年5月に再開となったオランジュリー美術館。

モネの睡蓮の展示で知られています。以前パリに来た時にも訪れたことは覚えているのですが、

展示がどのようになっていたかはすっかり記憶の彼方です(^^ゞ

サン・マルタン運河から程近いメトロの駅Re´publique(レピュブリック)から8番に乗ってConcorde(コンコルド)で

下車し、地下から出てくると目の前にはこのような風景が現れました。

2328105


そし
て、チュイルリー公園の入り口です 。

2328106

モネの睡蓮をどうぞ。


nice!(15)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ④~サン・マルタン運河(パリクワⅣ) [Overseas]

wIMG_1340.JPG
 

北駅から東駅を通り越して向かった先はサン・マルタン運河でした。

Wikipediaによると、この運河は1825年に開通し、全長4.55km、高低差があるために9つの閘門(異なる水位の

運河の間で船を上下させる装置)があるとのことです。現在はレジャー用として使われています。

最近は映画「アメリ」でも撮影に使われたそうです。(残念ながら私は未見です。)

2309052
2309047

 

運河沿いをご一緒にいかがですか?


nice!(15)  コメント(23)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ③~北駅(パリクワⅢ) [Overseas]

wIMG_1331.JPG

*北駅の正面玄関

モンマルトルの丘から坂を下って、ノスタルジックな雰囲気が漂うというサンマルタン運河へ行く途中、

北駅に寄りました。前日ジュネーブから乗ったTGVはリヨン駅の到着しましたが、

パリには「パリ駅」という鉄道の駅は存在せず、方面によって駅が分かれています。

この北駅は、ロンドンとパリを結ぶユーロスターや、ベルギー、オランダ等への北ヨーロッパへの

TGVが発着する駅です。風格のある立派な建物でした。

かつて東京も、上信越、東北方面は上野駅、東海道、関西九州方面は東京駅、そして甲府、中部方面は新宿駅と

はっきりと分かれていましたが、今は乗り入れによってそれが薄れてきてしまいました。利用するのは便利な反面、

独特な雰囲気が失われて淋しい気持ちもします。

2302932
2302923
*裏側から見た北駅

 

では、構内に入ってみましょう・・・


nice!(16)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ②~サクレ・クール寺院(パリクワⅡ) [Overseas]

wIMG_1304.JPG
*サクレクール寺院を書面正面からではなく横から撮ってみました。

今回のパリ滞在では新装になったオランジェリー美術館や、サント・シャペルのステンドグラス、そして某写真集(笑)を見て

久しぶりに目にした懐かしいパリの風景に目を奪われ、そのロケ地巡りができたらなと漠然と思い描いていました。

ツアーにはパリ市内のバスでの半日観光がついていましたが、参加は自由だったので迷わず自由行動を選択[手(チョキ)]

宿泊したホテルが南の方に位置していたので、まず北のモンマルトルの丘のサクレクール寺院へ行き、

そこから北駅~サンマルタン運河とだんだんと南へ下ってくればいいかなぁ~という大雑把な計画で、いざ出発!

7月の中旬の9時過ぎだったにもかかわらず、パリの朝は上着がないと寒い位でした。

モンパルナスからメトロ4号線に乗り、Barbes Rochechouart駅で降りて、地図を頼りにモンマルトルの丘の

サクレ・クール寺院へと歩いていきます。坂の途中にはお土産やさんが両側に立ち並らび、その向こうに

白いサクレ・クール寺院が見えてきました。

wIMG_1287.JPG
2295987

ここの丘から見たパリ市内です。

wモンマルトルの丘からパリ市内2.jpg
丘から向かって左手の方の眺めです。中心部よりやや左、緑っぽい屋根が北駅です。
左の奥の緑の部分はたぶんヴァセンヌの森。

wモンマルトルの丘からパリ市内1.jpg
続いて右手の眺めです。黒い塔はモンパルナス・タワー。
右手の端っこの金色の丸い屋根はアンヴァリッドで、その奥の緑色はブローニューの森だと思います。

モンマルトルの丘からパリ市内3.jpg
そしてここらあたりかな、もう少し手前が写っているとよくわかったかもですね。
左の奥のほうにある煙突の煙がポイントです。

そして・・・・・(^^ゞ


nice!(11)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

2008パリ①・・・到着~エッフェル塔へ(パリクワⅠ) [Overseas]

wIMG_1279.JPG
*宿泊したホテルのあったモンパルナスから見た夕暮れのエッフェル塔

ジュネーブからTGVに乗って約3時間半程で、曇り空のパリのリヨン駅に到着しました。

○十年ぶりのパリでわくわくしてきます[るんるん]リヨン駅に降り立つとさすがパリということもあって、駅の構内は人、人、人、

夏休み中の子供たちもいっぱいいて混雑していました。

今まで旅をしてきたドイツ~スイスは都会ではなく田園地帯ばかりだったので、この混雑がとても新鮮に感じられました。

添乗員さんからも、「パリはこれまでと違って都会ですので十分気をつけるように。」との注意がありました。

2285155

*リヨン駅の建物の一部です。

リヨン駅からはバスでモンパルナスにあるホテルに移動。ここに2連泊です。

モンパルナスはパリ市内の中心部からはセーヌ川を渡った南の方で、地図でいえば下の方です。

バスの車窓から見えたマドレーヌ寺院。パリ市内は相変わらず車が多いですね。2285156

 

続きをよむ


nice!(11)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。