2008パリ⑩~サント・シャペル [Overseas]
さて、プランタンの屋上でパリ市内の景色を眺めた後、前日長蛇の列で断念したサント・シャペルへと向かいました。
メトロの9番そしてStrasbourg St-Denis駅で4番に乗り換えてCite駅で降りたのですが、
Cite駅がなんとも深いこと、とにかく凄く深かったです。駅がセーヌ川の下にあるとかで・・・地上までが遠かった~
東京でいえば千代田線の新御茶ノ水駅とか大江戸線の六本木とか麻布十番の駅を思い出しました。ふぅ~。
もう記憶が薄れていてよく覚えていないのですが(^^ゞ、教会に入るのにそんなに待たされた記憶がないので、
前日よりはいくらか列が短かったのだと思います。建物はゴシック建築です。
サント・シャペルのステンドグラスはパリ最古のステンドグラスとのことです。礼拝堂は下層と上層に分かれていています。
まず、下層からです。教会のパンフレットによると、ここは王と側近の者、ミサを執り行う司教座聖堂参事会員のみが
出入りしていたそうです。
2008パリ⑨~プランタン屋上(パリクワVII) [Overseas]
ビル・アケム橋~パッシー通りの次は、LBHが某写真集の撮影の時にパリ市内の全景が眺められ一番印象的だったと
語ったプランタンデパートの屋上に向かいました。以前パリに訪れた時にもプランタンで買い物をしたのですが、
屋上があってそこからの眺めが素晴らしいとは知らなかったので、是非この目で確かめたかったのです。
プランタン行くためにはメトロの9番が便利なので、パッシー通りをぶらぶら散策しながら、La Muette駅へ。
メトロに乗って丁度プランタンの真下の駅であるHarve-Caumartin駅で下車しました。
さすがに駅名にはなっていませんが東京日本橋の銀座線三越前駅のようです。
7月はパリでもバーゲンセールの時期でデパートの店内には「Solde」のチラシがあちこちに貼り付けられていました。
それには見向きもせず、まずは目的の屋上へと急ぎます。途中までエレベーターに乗り、最後はエスカレーターでした。
屋上に上り詰めると、そこはガラス張りになった見晴らしの良いカフェがあり、柵沿いにはベンチが設置されていました。
2008パリ⑧~ビル・アケム橋(パリクワVI) [Overseas]
とうとうパリ最終日、そして今回の旅行の最終日となってしまいました。
パリに到着した日と同様にモンパルナスの駅からメトロの6号線に乗りました。この線は、途中で東京メトロの丸の内線と
前回全く気がついていませんでした
で、橋を渡ったところのパッシー駅(この駅は四谷のように地上でした)で降りて、橋へ戻って行くと・・・・。
2008パリ⑦~コンシエルジュリ [Overseas]
*コンシエルジュリの憲兵の間
12月に入り、なんだか慌しくなってきた今日この頃です。平日はなかなか時間が取れなくなってきてしまいました
という前置きはさておき、パリ市内の旅行記の続きです。
橋を渡ってシテ島に入り、お目当てのサント・シャペルの前に行くと長蛇の列。それも半端ではない長さ。
入場の際のセキュリティチェックで時間が掛っているようでした。ここに来るまでにもうかなり歩いていたので、
列の最後尾について並んで待つ気力がなく、翌日再び訪れることにして、ミュージアムパスで入ることができる
隣のコンシエルジュリを見学することしました。以前バトームーシュに乗った時に外観だけは見たことが
あったのですが、内部は見学していなかったので丁度良い機会でした。
もともとは宮殿として建てられ、その後、牢獄として使われるようになったそうです。
入り口を入ると凄く広~い空間となっていて、「憲兵の間」と名前が付いています。それが↑上の画像です。
ここは、2つ駐屯部隊や、王及び王族に仕えた人々のための場所の一部で、大きな広間2つから成っています。
1つは広い食堂広間だったようです。
コンシエルジュリはあのマリー・アントワネットが処刑される前の2ヶ月半をここで過ごしたということで、
牢が再現されています。ベルバラを思い出す人も多いことでしょう。もちろん、私もです(笑)
台所棟へ続く螺旋階段でしたが、登ることはできませんでした。
2008パリ⑥~アレクサンドル三世橋~セーヌ川沿い(パリクワⅤ) [Overseas]
美術館を出てコンコルド広場を横切っていくと、オベリスクが天に向かってまっすぐとそびえ立ってる様子が
よく見えました。パリ祭の後片付けなのかクレーンが。その向こうがマドレーヌ寺院です。
アレクサンドル三世橋は、フランスとロシアの同盟を記念して当時のロシア皇帝ニコライ二世が、1900年パリの
博覧会の開催に合わせて寄贈したそうです。ちなみに橋の名前はニコライ二世のお父さんのお名前です。
橋の四隅の石柱には金色の女神と彫刻が飾られています。金色が目立ちます。1.アンヴァリッドの眺めの妨げにならない
この橋でいくら探してもあると思い込んでいたもの(銅像)が見つからないのです。ここで私は勘違いをしていたことをに初めて気づきました。
なんと、アレクサンドル三世橋とビル・アケム橋を混同していたのです!ひぇ~ 明日1日あるからと気を取り直して・・先に進みました。
橋の向こうに見えていたのが、アンヴァリッドでナポレオン1世のお墓と軍事博物館になっています。
こちらの建物の金もアレクサンドル三世橋に劣らず輝いていました。
2008パリ⑤~オランジュリー美術館 [Overseas]
2008パリ④~サン・マルタン運河(パリクワⅣ) [Overseas]
2008パリ③~北駅(パリクワⅢ) [Overseas]
*北駅の正面玄関
モンマルトルの丘から坂を下って、ノスタルジックな雰囲気が漂うというサンマルタン運河へ行く途中、
北駅に寄りました。前日ジュネーブから乗ったTGVはリヨン駅の到着しましたが、
パリには「パリ駅」という鉄道の駅は存在せず、方面によって駅が分かれています。
この北駅は、ロンドンとパリを結ぶユーロスターや、ベルギー、オランダ等への北ヨーロッパへの
TGVが発着する駅です。風格のある立派な建物でした。
かつて東京も、上信越、東北方面は上野駅、東海道、関西九州方面は東京駅、そして甲府、中部方面は新宿駅と
はっきりと分かれていましたが、今は乗り入れによってそれが薄れてきてしまいました。利用するのは便利な反面、
独特な雰囲気が失われて淋しい気持ちもします。
2008パリ②~サクレ・クール寺院(パリクワⅡ) [Overseas]
今回のパリ滞在では新装になったオランジェリー美術館や、サント・シャペルのステンドグラス、そして某写真集(笑)を見て
久しぶりに目にした懐かしいパリの風景に目を奪われ、そのロケ地巡りができたらなと漠然と思い描いていました。
ツアーにはパリ市内のバスでの半日観光がついていましたが、参加は自由だったので迷わず自由行動を選択
宿泊したホテルが南の方に位置していたので、まず北のモンマルトルの丘のサクレクール寺院へ行き、
そこから北駅~サンマルタン運河とだんだんと南へ下ってくればいいかなぁ~という大雑把な計画で、いざ出発!
7月の中旬の9時過ぎだったにもかかわらず、パリの朝は上着がないと寒い位でした。
モンパルナスからメトロ4号線に乗り、Barbes Rochechouart駅で降りて、地図を頼りにモンマルトルの丘の
サクレ・クール寺院へと歩いていきます。坂の途中にはお土産やさんが両側に立ち並らび、その向こうに
白いサクレ・クール寺院が見えてきました。
ここの丘から見たパリ市内です。
左の奥のほうにある煙突の煙がポイントです。
2008パリ①・・・到着~エッフェル塔へ(パリクワⅠ) [Overseas]
ジュネーブからTGVに乗って約3時間半程で、曇り空のパリのリヨン駅に到着しました。
○十年ぶりのパリでわくわくしてきますリヨン駅に降り立つとさすがパリということもあって、駅の構内は人、人、人、
夏休み中の子供たちもいっぱいいて混雑していました。
今まで旅をしてきたドイツ~スイスは都会ではなく田園地帯ばかりだったので、この混雑がとても新鮮に感じられました。
添乗員さんからも、「パリはこれまでと違って都会ですので十分気をつけるように。」との注意がありました。
*リヨン駅の建物の一部です。
リヨン駅からはバスでモンパルナスにあるホテルに移動。ここに2連泊です。
モンパルナスはパリ市内の中心部からはセーヌ川を渡った南の方で、地図でいえば下の方です。
バスの車窓から見えたマドレーヌ寺院。パリ市内は相変わらず車が多いですね。