曼殊院門跡@一乗寺 [国内@神戸大阪京都2014GW]
紅葉の時期には観光客ひっきりなしでこんな写真はまず無理でしょう
最終日、平安神宮の藤の花でも見に行こうかと思いホテルのコンシェルジュで咲き具合を尋ねると、
まだ2、3分咲きとのこと。それでは折角見に行っても・・・、では、今一番オススメのお花が綺麗なところは?
と尋ねると、即座に「曼殊院のツツジが綺麗です。」とお返事が返ってきました。
曼殊院にも紅葉の時期には行ったことがありますが、緑やツツジの時期には行ったのことがないので
行ってみることにしました。
入り口の両側にもツツジの木がありますが、さすがにこれではないでしょう。ちょっと淋しいです。
曼殊院は最澄が比叡山に建立した一坊を起こりとする天台宗のお寺で
青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂と並ぶ天台宗の五箇室門跡のひとつに数えられています。
「門跡」とは、皇族や摂関家の子弟が門主となる寺院のことです。
仁和寺@御室 [国内@神戸大阪京都2014GW]
湯豆腐定食を食べた後は、これまた特別公開をしている御室の仁和寺へ行くことにしました。
仁和寺は大覚寺から東の方向へ行ったところにあるのですが、バスはなく、嵐電で行くしかないかな?と
駅に向かって歩いていると、丁度タクシーがやって来たのでサッと手を挙げて捕まえ、乗り込みました。
京都の便利なところはタクシーが多く、近くでも気兼ねなく乗れるところです。
ところが今回、四条烏丸からホテルまでタクシーに乗った時に、混雑もしていないのに
今までよりもずいぶん料金が高くて、「えっ、こんなにしたっけ?」と思ったら、
なんとこの4月から、消費税とともに運賃が上がっていたのです
koh925さんがコメントに書いて下さいましたが、大覚寺から、広沢池そして桜守の佐野藤右衛門さんの庭を
過ぎて行くと仁和寺に到着です。
門の左右に構える仁王様です。
大沢池@嵯峨 大覚寺 [国内@神戸大阪京都2014GW]
大沢池@大覚寺
直指庵の拝観を終えて、取り敢えずバス停のある大覚寺まで歩くことに。
ほんの少し坂を下っている感じの道を大覚寺に向かって歩いていくと
モッコウバラが綺麗に咲いていました。
途中にあったコインロッカーのような野菜自動販売機。
京都市内ですが、このあたりは畑がかなりあって、田園風景が広がっています。
直指庵から大覚寺の方へ歩いていくと、丁度突き当りが大覚寺となります。(↑の地図参照)
大覚寺に行く途中で地元の方に尋ねると、「車は突っ切ることが出来ませんが、人間は通れますよ。」
と教えてくれたのでそのまままっすぐ大覚寺に向かって歩いていくと、
「必ず閉めて下さい」という札の付いた小さな入口がありました。
そこには小川が流れていて、葉っぱに動くものが!何かな?とじっと見ると、トンボでした。
大覚寺の境内の中を通るその道は、地元の人が日常通り抜けに使っているようでした。
大沢池を見るだけでしたら、大覚寺の拝観料を払わなくてもこの道から見ることができます。
直指庵@北嵯峨野 [国内@神戸大阪京都2014GW]
この日は母が同窓会なので、父と二人で新緑の京都を楽しみました。
この旅行が決まった時頃だったのですが、新聞に「京都非公開文化財特別公開」の記事がでていて
折角の機会なのでこのうちのどこかに行こうということに。
私はもう忘れるくらい前に一度訪ねたことがあったような記憶があるのですが
父からリクエストがあって「直指庵」へ行くことにしました。
まず北野白梅町までタクシーで行ってそこから嵐電に乗りました。
嵐電も「RANDEN」の表示で、なんだかお洒落な電車に変身!
帷子ノ辻で四条大宮から来た電車に乗り換えて終点嵐山の一つ手前に嵯峨で降り、
そこからはタクシーを利用して直指庵へ。
お寺の入口に前にあったゴミ置き場には竹の籠のカバーが掛かっていてこれだけでも
ポリバケツがむき出しにでているとはずいぶん雰囲気が違いますね。
お寺の入口は新しそうなので建て替えた感じがします。
新緑の京都御苑 [国内@神戸大阪京都2014GW]
翌朝、朝食を食べた後、食後の散歩を兼ねて行ったところは
ホテルから歩いて10分ほどの京都御苑(御所)です。
烏丸通を渡り御苑の中に一歩入ると、秋になると真っ赤に色付くもみじの新緑が眩いばかりでした。
昨年の秋の京都御苑の様子はこちらです。
京都御苑の中には宮内庁の京都事務所があり、そこで宮内庁が管理をしている
京都御所、修学院離宮、桂離宮、仙洞御所の参観の手続きをしています。
以前仙洞御所を参観したことがあるのですが、見事な藤棚があってその年によって違うものの
凡そGW頃に見頃になるということを聞いていたので、もし空きがあれば是非この機会に
参観したいなと思ったのです。
この京都行きが早いうちに決まっていればインターネットや郵送で申し込むことができたのですが
ハッキリと日程が決まったのが4月の中旬で、郵送の参観申込みは既に締切、インターネットでは満員。
念のため電話で尋ねると、2日は空きはあるものの、希望の3日は満員ですと言われていたのですが
インターネットをチェックしていると突然空きが出る場合もあったので、
ひょっとして・・・と淡い期待を抱いて向かったのです。
(郵送、インターネット、窓口はそれぞれ別枠の申し込みです。外国人枠もあります。)
しかし、残念ながら、仙洞御所だけ満員でした。やはり皆さんよくご存知なのですね。
驚いたのは前日にもかかわらず、修学院離宮や桂離宮、京都御所はまだ空きがあり参観可能だったこと。
参観の申し込みは希望の日の3か月前の1日からなのですが、
(例えば5月に参観を希望する場合は2月1日から受付け開始です。郵送の場合は2月1日の消印。)
桜の時期の4月や、紅葉の11月は申し込みと同時にいっぱいになってしまうことがほとんどなのですが
GWとはいえ目玉になるようなものがない時期には、前日でも参観が可能なんだなということは
新たな発見でした。
参観は無料で、案内の方が必ず付きます。見張り役のSPの方も付きますが^^
いずれも一度は参観しておいて損のないところばかりです。
手続きは面倒と言えば面倒ですが、観光シーズンの時期を外せば、わざわざ郵送で申し込まなくても、
京都へ行ってからでも参観できるかもしれませんので、京都御苑を散策がてら宮内庁の事務所まで
足を運ばれては如何でしょうか?
ご参考用に、宮内庁HPはこちらです。
以前書いた私の記事です。興味のある方はクリックしてくださいね。
(2014年5月2日朝)
大阪でちょっと途中下車 [国内@神戸大阪京都2014GW]
その日の宿泊は、翌日の母の同窓会が京都なので京都にしたのですが、
私は京都に移動する前に大阪で途中下車です。
ランチを食べ終えると、私はひとり先にお暇をして、昨年12月ルミナリエ見物で神戸を訪問した際に
会えなかった友人Nさんと会うため、阪急御影駅から電車に乗って梅田へと急ぎました。
Nさんは今の勤め先の元同僚で、十数年前に旦那様の関西転勤で事務所を辞めたのですが、
数年前に旦那様は再び東京勤務となって今は東京で単身赴任中です。
そんなこともあって彼女が東京に来た時には東京で、私が関西に行った時には大阪や神戸で会ったりと
今でも交流が続いているのです。
今は淀屋橋で働いているというので、大阪駅で会うことに。
私が関西に住んでいたころとはすっかり見違えるほど綺麗になったJR大阪駅一帯です。
向こうに見えるのが空中庭園。
話の種に、今度大阪に来たら行ってみたいです
以前ちらっと通ったことはあったのですが、この広場は見ていませんでした。
水の都大阪らしい大胆なものですね。暑い季節には見ているだけで涼しくなりそうです。
そういえばこの伊勢丹、鳴り物入りで大阪へ進出でしたが、開業して僅かで早くも縮小だそうです。
確かに梅田にはデパートが集まっているので、その中での新規開拓は厳しいものがあったのでしょう。
Nさんは、空いているので良く利用していると言っていましたが、そういう使い方もありますよね。
夕方の忙しい時間にもかかわらずお付き合いくださったNさん、楽しいひと時をありがとうございました。
阪急神戸線を利用しているNさんと阪急梅田駅で別れ、私は阪急京都線に乗り込みました。
大学1回生の頃はこの京都線を利用して大学へ通学していたので、懐かしい路線です。
再会のランチ@阪急御影 西村屋 [国内@神戸大阪京都2014GW]
新神戸駅のホームから
ブルターニュの旅行記の完成を優先させていたため、もう1カ月以上も前のことになってしまいましたが
今年のゴールデンウィークに、母の女専時代の同窓会が京都であり、そのお供で関西へ行ってきました。
簡単な内容は、「2014GW日記」の記事にもメモ程度に記載しましたが
超久しぶりの再会もあったので、その時の備忘録をしたためておこうと思います。
母の妹(つまり私の叔母)は神戸に住んでいるのですが、最近母も京都まで行っても神戸までは
なかなか足を延ばす機会がありません。母と叔母は8つ違いですが、二人ともかなりの高齢の部類です。
今回、お互いにまだ元気なうちに会っておこうということになり、じゃ、一緒にランチでもということになり、
うちの方からは、母と父と私が行くということを叔母へ伝えると、叔父も来て下さることになりました。
のぞみで新横浜から新神戸へ直行です。この日は残念ながら富士山を望むことはできませんでした。
新神戸駅の改札口で、叔母と叔父が出迎えてくれました。
叔母とは数年前に東京の家の方に遊びに来てくれたことがあったのでその時に会っていましたが
叔父とは祖母のお葬式の時以来だったと思うので、かれこれ10年以上ぶり?でしょうか。
東京と神戸離れているので、ひとりひとりとは個別に会うことはあっても、
親戚同士がこうやって一緒に会うチャンスは滅多になく、大変貴重な機会となりました。
叔父の運転する車で叔母が予約しておいてくれたランチをするお店へと向かいました。
そして到着したのは阪急御影の駅前。和食のお店西村屋さんでした。
前菜に椀物です。
焼き物が、魚の焼いたものとローストビーフのどちらか選択だったので、私はローストビーフを選びました。
蓋物は茶碗蒸し
季節の食材を使ったてんぷらは揚げたてでカラッと揚がっていて美味しかったです。
ご飯とお味噌汁。そしてデザートです。
デザートは抹茶のムースとひと口羊羹が添えられていました。
3000円程のコース選んだのですが、充実した内容で、丁寧に作られた一品一品が見た目も綺麗で、
量的にも満足行くものでした。コストパフォーマンス高し!でした。
(2014年5月1日)