情熱の国スペインの旅 4(第2日目③マドリッド市内~プラド美術館) [海外@スペイン2017夏]
プラド美術館です。
プラド美術館は歴代スペイン王家が所蔵するコレクションを展示する美術館です。
入口にあった銅像は、スペインの画家「ゴヤ」。
プラド美術館には入口が何か所かあるようで、団体の入口はこちらでした。
入場を待っているときによく見えたのがこの教会。
青空に映えてステキでした。
隣はプラド美術館の新館とか。
隣はプラド美術館の新館とか。
以前マドリッドに来た時にも、プラド美術館を見学したのですが、、
その時は別の広い通り沿いにある入口から入ったように思います。
当時は現在はソフィア王妃芸術センタ―に展示されているピカソのゲルニカが
プラド美術館の別館のようなところに展示されていて見に行ったことや、ベラスケス、
当時は現在はソフィア王妃芸術センタ―に展示されているピカソのゲルニカが
プラド美術館の別館のようなところに展示されていて見に行ったことや、ベラスケス、
ゴヤの絵(裸婦)の前では学生さんなのか写生をしている人がいてそれが記憶に残っています。
時間もそんなになかったのでその程度しか観なかったのかもしれないです。
時間もそんなになかったのでその程度しか観なかったのかもしれないです。
プラド美術館のツアーでの見学は、ガイドさんの説明付が1時間、自由時間が約1時間。
ヨーロッパの有名な美術館はほとんど撮影が可能なので期待していたのですが、
残念ながら、プラド美術館は撮影禁止でした(涙)
目に焼き付けなさい、ということなのかもしれませんが、
画像があるかないかではやっぱり記憶は随分違うものとなります。
画像があるかないかではやっぱり記憶は随分違うものとなります。
そんなわけで、ガイドさんの説明をもとに、
プラド美術館のミュージアムショップで買ったオフィシャルガイドの補足版的な見学ガイドから
スキャンしたもので少しご紹介しますね。
プラド美術館のミュージアムショップで買ったオフィシャルガイドの補足版的な見学ガイドから
スキャンしたもので少しご紹介しますね。
プラド美術館の目玉といったらやっぱりこれでしょう。
宮廷画家であるベラスケスのマルガリータちゃんの肖像画、「ラス・メニーナス(女官たち)」は
プラド美術館一番の特等席と思われる場所に展示されていました。
宮廷画家であるベラスケスのマルガリータちゃんの肖像画、「ラス・メニーナス(女官たち)」は
プラド美術館一番の特等席と思われる場所に展示されていました。
この絵画は時価2000億円と言われているそうです。
ガイドさんの説明の受け売りですが、
この絵の特徴は右から光があたり
この絵の特徴は右から光があたり
遠くから見たときに奥行が感じられるような遠近法を使っているとか。
5列になっているのが特徴だそうです。
一番奥 扉の所にいる人物
向ってかって左の鏡に映っているのがマルガリータちゃんの両親
絵筆を持っているのがベラスケス本人
マルガリータちゃん(取り囲んでいるのは女官たち)
犬
向ってかって左の鏡に映っているのがマルガリータちゃんの両親
絵筆を持っているのがベラスケス本人
マルガリータちゃん(取り囲んでいるのは女官たち)
犬
スペインと言えば、エル・グレコ。
ベラスケスから50年後の画家だそうです。エル・グレコはスペイン人ではなく実はギリシャ人で、
エル・グレコという名は、トレド市民が付けたとか。
本名は、ドメニコス・テオトコプーロスというそうです。
ベラスケスから50年後の画家だそうです。エル・グレコはスペイン人ではなく実はギリシャ人で、
エル・グレコという名は、トレド市民が付けたとか。
本名は、ドメニコス・テオトコプーロスというそうです。
絵は「羊飼いの礼拝」
これもガイドさんからのお話ですが
エル・グレコの絵の特徴は、手に表情があるとこで
人物がありえない8.5頭身で描かれているところとか。
そう言われてみると確かにこれに限らず、エル・グレコの絵は頭がとても小さいです。
そして、入口に銅像もあったゴヤ。
「裸のマハ」
画像はありませんが、「裸のマハ」とともに有名な「着衣のマハ」は
不自然ところが多く、恐らく「裸のマハ」の存在をカムフラージュするために描かれたのでは
ないかと言われているそうです。絵が描かれた当時スペインは厳格なキリスト教国であり、
女性の裸の絵を持っていると知られたら問題になるのでそれを避けるために。
そして、おそらく着衣は後から描かれたのではないかとのことです。
ないかと言われているそうです。絵が描かれた当時スペインは厳格なキリスト教国であり、
女性の裸の絵を持っていると知られたら問題になるのでそれを避けるために。
そして、おそらく着衣は後から描かれたのではないかとのことです。
美術の教科書でご覧になった方も多いかと思いますが
「1808年5月3日の銃殺」
「わが子を食うサトゥルヌス」。
マドリッド郊外のゴヤ自身の家の壁に描かかれた14点の壁画の一部で
暗い色調と、それぞれの場面の漂う陰鬱さから、それらの壁画は「黒い絵」と呼ばれています。
暗い色調と、それぞれの場面の漂う陰鬱さから、それらの壁画は「黒い絵」と呼ばれています。
実は、今回プラド美術館ので私が一番楽しみにしていたのはヒエロニムス・ボスなんです^^
プラド美術館では、El Boscoと書いてあるので、一瞬、え、別人なのかと思ってしまいましたが(^^ゞ
スペイン語ではこのように書くそうです。
プラド美術館では、El Boscoと書いてあるので、一瞬、え、別人なのかと思ってしまいましたが(^^ゞ
スペイン語ではこのように書くそうです。
今年の5月に東京都美術館で開催されていたブリューゲルの「バベルの塔」を観に行った時に
同時にヒエロニムス・ボスの作品も展示されていて、その時にプラド美術館にも作品があることを
知ったのです。
同時にヒエロニムス・ボスの作品も展示されていて、その時にプラド美術館にも作品があることを
知ったのです。
ボスは2016年に没後500年を迎えたそうで、欧米でボスブームが起きているとか。
最初にご紹介したベラスケスのところよりも混雑していました。
最初にご紹介したベラスケスのところよりも混雑していました。
「快楽の園」
「七つの大罪」
カラヴァッジオ
「ゴリアテを負かしたダヴィデ」
経歴には色々と問題がありますが、強烈な印象を受ける画家です。
その他にラファエロ、ルーベンス、ブリューゲル、宗教画のメムリンク、ウェイデン等々
世界的に有名な画家の素晴らしい作品がたくさん展示されています。
世界的に有名な画家の素晴らしい作品がたくさん展示されています。
さすが王家のコレクションです。
ツアーの見学時間でははっきり言って全然時間が足りません。
プラド美術館では、再入場のスタンプを貰っておけば、当日中ならば再入場可ということなので
プラド美術館では、再入場のスタンプを貰っておけば、当日中ならば再入場可ということなので
私はスタンプを貰い、午後の自由時間に再びプラド美術館を訪れましたが、
それでも時間が足りなかったです。大きな美術館は大体そういうものですけどね(笑)
それでも時間が足りなかったです。大きな美術館は大体そういうものですけどね(笑)
再び訪れた時に撮ったプラド美術館の写真です。
教会。午前中よりも空が綺麗だったので
(2017年7月1日午前中&午後@プラド美術館)
プラドー美術館は、私が2013年3月に行ったときも、写真、ビデオの撮影は、禁止でした。
ベラスケスのラスメニーナスやゴヤの裸のマハは良かったですね。
by テリー (2017-09-21 14:07)
プラド美術館行きました。
撮影禁止なんですよね。
ラス・メニーナス、懐かしいです。
by mika (2017-09-21 18:15)
ツアーでもだいぶご覧になられたのですね。
お節介でとは存じますが、一点だけ補足説明させて頂きます。
「エル・グレコ」という名は「あのギリシャ人」という意味です。当初は蔑称として云われていたようです。
それがいつしか有名になって通称になってしまったと云うことのようです。
by U3 (2017-09-21 19:18)
ほんとに空が綺麗です。いいね!
マルガリータちゃんの一番右に描かれているのは弟くん?、犬と仲良しなんでしょうね、犬が我慢しているから(^^
by スイカが好き (2017-09-21 20:26)
こんばんは。、「ラス・メニーナス(女官たち)」で女の子が犬を踏んづけているのはなぜなんだろう?
犬も少しムっとしているような表情ですね。隣りにいる女官は気付いていないみたいだし。
by kick_drive (2017-09-21 21:07)
プラド美術館、これまた懐かしい。
そういえば、スペインには彼是30年近く行ってないことに気が付きました。
by 八犬伝 (2017-09-21 21:12)
「快楽の園」のカレンダー、大昔に買って帰ったのが実家にまだ飾ってあります(^▽^;)
by ゆきち (2017-09-21 21:55)
プラド美術館も広くて見切れないんですね。
美術館見るって意外と体力必要ですよね?
それを知ってから美術館へ行く日は他に予定をあまり入れず、余裕を持って行くようにしていますが、ついつい欲張っちゃって疲れます。
by sheri (2017-09-21 22:22)
素晴らしい絵画の数々、羨ましいです。エルグレコは大好きな画家の一人、
オルガス伯の埋葬に強烈な印象を受けたことを思い出しました・・・( ◠‿◠ )
by ken (2017-09-21 22:28)
皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪テリーさん
プラド美術館は以前から撮影が禁止だったのですね。
〇十年前に行った時にはまだフィルムで、何でも撮るって時代じゃなかったので、
撮れたとしても絵画を撮るということはなく、絵葉書を買って帰りました。
♪mikaさん
そうなんです。
プラド美術館は撮影禁止でした。残念(>_<)
この絵画は印象に残りますよね。
♪U3さん
ツアーとしては結構長い方だと思います。
エル・グレコ名前の由来の補足ありがとうございます。
メモ見返したところ、ガイドさんは「あわれな」と言っていたみたいです。
自分の走り書きの字が読めなかったのが解読できました(笑)
♪スイカが好きさん
気持ちの青空が広がりましたが、暑かったです(^^ゞ
ごめんなさい。そこまでは分からないです。
♪kick_driveさん
そこまで目が行っていなくてよくわかりません。
ごめんなさい。
ガイドブックにもそこまでは書いていなくて(^^ゞ
中心はマルガリータちゃんということで
♪八犬伝さん
プラド美術館ははマドリッド観光のメインですから
ツアーでは外せないでしょう。
次回はスペイン経由でアイルランドに決定ですか?(笑)
♪ゆきちさん
カレンダーとしてはインパクトがあったでしょう!素敵です。
ブームの先取りも先取りでしたね(^_-)-☆
♪sheriさん
見学の仕方にもよるでしょうが
ひとつひとつじっくり見ていたら結構疲れるので
ぶっ通しで見るのは難しいのではないかと思います。
朝一番で行って休憩を挟みながらだったら可能かもしれないです。
私の場合、長時間になると集中力が途切れてしまうので(笑)
♪kenさん
大好きな画家のおひとりということだけあってお詳しいですね^^
オルガス伯の埋葬、トレドで見てきましたよ^^
by kuwachan (2017-09-21 23:46)
美術館で説明付きがあるといいですね。
それにしても時間が足らないほど
見どころのある絵画、見ごたえがあるのでしょうね。
海外の美術館は経験ないのですが、本物の絵に
ふれる機会は持ちたいものです。
by yoko-minato (2017-09-22 06:55)
美術館の絵は日本に来たときに見たときある記憶があります!
海外での美術館も良いですね(^^)
by ma2ma2 (2017-09-22 07:08)
有名なマドリッドのプラド美術館ですね!
近くの境界も繊細な彫刻が見ごたえあって
荘厳な感じが漂っていますね。
個人的には作品の詳細より、
外観などの旅写真が好きです(^^)
by あおたけ (2017-09-22 07:18)
犬踏んづけてますね~
絵画って奧が深いですね!
解説無しでは僕には理解ができなですm(_ _)m
by hrd (2017-09-22 07:50)
時価2000億円の絵画、機会があれば自分の目でも拝見してみたいです(^.^)
本当に青空がとても綺麗ですね(^.^)
by ぼんさん (2017-09-22 07:51)
海外の美術館や博物館は、1日じゃ回り切れないですよね。
私も何度朝一番から入ってトライしたことか。
それでも、午後3時くらいになると疲れ果てて、最後は駆け足になってしまうんですよねえ。
by YAP (2017-09-22 08:22)
おはようございます。昔は争いが本当に頻繁にあったのですね。よく思うのですがこの日本においても内戦があったとは今では信じられないです。勉強になりました。^^;
by ソニックマイヅル (2017-09-22 08:49)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪yoko-minatoさん
そうですね。
人それぞれですが、私はガイドさんの説明楽しみにしています。
解説があるとないとでは見方が変わりますし
意外な事実も隠されたりしてい面白いです。
♪ma2ma2さん
海外の美術館は建物も素晴らしいのでそれも楽しみです。
日本だと遠くに展示されている絵画が海外だと間近で見られる所でいいです^^
♪あおたけさん
はい、プラド美術館は世界的に有名な美術館なので
やっぱり押さえておきたいですね。
了解です。心しておきます^^
♪hrdさん
ひとつの絵画の中に画家は色々の要素を埋め込んでいるんですよね~。
その辺がわかるとまた面白いです。
犬をなぜ踏んづけたのか気になるところです。
もし現場で気が付けば質問できたのに残念です(>_<)
♪ぼんさんさん
絵画の価値って難しいですよね。
2000億円と聞いてもなんだかピンときませんし
本物を前にしてもへぇ~という感じでした。
私にしたら2000億円自体が雲をつかむよう話で(笑)
♪YAPさん
小さな美術館は別として、大きな美術館はまず1日では無理ですね。
同じです、同じです(^^ゞ
疲れてくると作品の前を通過しているだけの状態になってしまいます。
♪ソニックマイヅルさん
特にヨーロッパは地続きで、色々な民族が住んでいることも
ということも大きな要因でしょうね。あと宗教の問題もあります。
そうですね。本当に日本で内戦があったなんて今では信じられないですよね。
by kuwachan (2017-09-22 12:44)
ヨーロッパの国は美術館が多いですね
作品だけではなく、建物も美術品そのものです(^^
by koh925 (2017-09-22 15:29)
いつも思うのですが画像が違うのですね
今回の絵画にわが子を食うサトゥルヌスは
直に観られて怖くなりませんでしたか?
やはり見応えがありますね・・
by タカタカ (2017-09-22 18:10)
美術は全く詳しくないけど
有名どころの本物の絵画は見てみたい
写真撮るヒントになると思うし
空が真っ青 綺麗だなぁ(^^)/
by snow (2017-09-22 23:53)
皆様、おはようございます。
ご訪問、niice!&コメントをありがとうございます。
♪koh925さん
はい、確かに多いですね。
美術館だけでなく身近で芸術に触れらるところが多いって感じがします。
私もそう思います。美術館自体も見応えがたっぷりです。
♪タカtカタさん
はい、あまりいい気分はしなかったですが
ゴヤの別の一面も見たような気がしました。
♪snowさん
全てが写真に繋がっているのですね。
凄いな~。
ホントにこの日は空が綺麗でした(^_-)-☆
by kuwachan (2017-09-23 07:14)
素晴らしい絵画の数々ですね。
遠近法は、写真で見ても引き込まれる感じがあるし、なにより一番好きなのはカラヴァッジオですね。
腕や足の筋肉の陰影がまるで写真を見ているようです。
素晴らしい!
by ひろし (2017-09-23 08:21)
さすが有名どころが
いっぱいの美術館ですね。
最近日本でも見られた画家の
別の絵もいっぱいで
より楽しめそう。
教会もキレイですね。
by ふにゃいの (2017-09-23 09:50)
私も、10年くらい前にプラド美術館へ行きました。
女官達たちと裸のマハの記憶きりないです。
by garden (2017-09-23 19:31)
プラド美術館、ずいぶん前ですが記事と写真拝見して少し記憶がよみがえてってきました。 楽しまさせていただきました。!(^^)!
by Jetstream (2017-09-23 20:19)
皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪ひろしさん
ここにご紹介したのはほんのほんの一部分で、
素晴らしい作品がいっぱい展示されていました。
カラヴァッジォ・・惹き込まれますよね。
誰もが才能を認めざるを得ない画家です。
♪ふにゃいのさん
美術の教科書に出てくるような画家の絵がたくさんあるので
誰もが楽しめる美術館だと思います。
教会はガイドブックや地図を見ても名前が書いていないので
よくわからないのですが、素敵な外見ですよね。
♪gardenさん
そうでしたか。
有名な絵ばかりなので、記憶に残りますよね。
♪Jetstreamさん
そう言えば・・・という感じで記憶が蘇ってきましたか^^
プラド美術館は2回目だったのですが、初めてがあまりにも昔過ぎて
絵のことは覚えていても建物は自分が思っていたものとは全く変わっていました。
by kuwachan (2017-09-23 22:22)
教会が青空に映えますね。
写真撮影禁止なのは残念です。このあたりは美術館のポリシーやお国柄にもよるのでしょうけど。
by kou (2017-09-23 23:51)
♪kouさん
海外の場合は撮影可のところが多いだけでに、プラド美術館の撮影不可には
がっかりさせられました。
日本の場合は撮影可のところが滅多にないので、撮影不可でもそうがっかりしないのですが(笑)
by kuwachan (2017-09-24 22:29)
あー、いいなーいいな
じっくり見たい作品がやっぱりたくさんだよぉ~~~~
ボスの映画も12月、楽しみだよね!
by リュカ (2017-09-25 10:30)
♪リュカさん
よかったよ~。でもやっぱり時間が足りなかった(>_<)
じっくり見ているとアッという間に時間が経っちゃってね。
ボスの映画、12月ねφ(..)メモメモ。
by kuwachan (2017-09-25 12:37)