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夏の終わりに@貴船 [京都]

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                                       貴船川の流れ

 


東京では、あの酷暑は何だったんだろうと思うほど気温が下がり
すっかり秋の気配を感じるようになりましたね。
あの暑さから解放されホッとしたものの、ちょっと淋しい感じもします。

北海道旅行記の途中ですが・・・・

この週末、大学時代のゼミの関西地区の集まりがあり京都へ行ってきました。
今回は貴船で川床(かわどこ)ということで、特別参加してきたのです。

因みに、貴船ではかわどこ(川床)といいますが、京都市内にある鴨川のはゆか(床)というそうです。

叡電の貴船口に11時に集合です。土曜日の朝の新幹線[新幹線]で京都へ。
新幹線から駅に降り立つと、いつもですともわ~とした京都特有の暑さに包まれるのですが
京都もいくらか暑さが和らいだようで、東京よりも暑かったですが涼しいと感じる位でした。

叡電の貴船口に集合し、お料理屋さんの迎えのバスで貴船へと行くことになっていたのですが
叡電の出発する出町柳駅の段階で、電車が満員状態。
路線バスも頻繁に来ている感じでしたし、迎えのバスの係りの人が、
「上が混雑しているので少し待ってください。」という有様。
夏の京都にこんなに人が押し寄せているとは思いもしませんでした。

大学時代、時期的には丁度同じ頃、8月の下旬に、東京からその当時私が住んでいた兵庫県に
友人が遊びに来てくれたのですが、あまりに暑いのでいくらか涼しい場所ということで、
鞍馬へ行き、木の根道を通って貴船に下ってきたことがあったのですが、
貴船から叡電の貴船口までのバスは数本しかなく、これなら歩いた方が早いと歩きましたが
ほとんど人は歩いていませんでした。



その当時も川床もやってはいましたが、ハッキリ言って、閑散としていました。
ところが、現在では、有名店は予約をするのが大変なほどの人気だそうです。

そんな中、今回予約が非常に取り難いというお店「右源太・左源太」をM上君が押さえてくれたのです。
どちらになるかは当日ということで、今回は「右源太」でした。

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場所は右の階段を下ったところです。

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One Day Trip・・・京都タワー [京都]

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高槻、京都、One Day Tripの最終回です。 

ライブが私が思っていたよりも早く終わり、高槻からJRで再び京都駅へ。

朝、新幹線からダメ元で京都の友人に「今日日帰りで高槻に行くので、夕方もし時間があったら会えない?」
[mail to]を送ったのですが、やはり急だったので難しそうでした。

帰りの新幹線まではまだ時間があるし、天気も回復して日が差してきたので
博物館にでも行ってみようかとぶらぶらと歩き始めました。

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One Day Trip・・・新緑の京都御苑@京都 [京都]

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私らしいといえば私らしいのですが(笑)、折角往復の交通費(のぞみ)を払って、ライブだけというのは勿体無いので
少し
朝早く起きて京都で途中下車し、京都御苑まで足を延ばしてきました。

新幹線の車中でまゆさんからメールが・・・「ライブの日はいつも雨[雨]」との情報。
家を出る時には降っていなかったのですが、天気予報を見て一応傘を持って家をでました。

ところが、私が京都駅に着いた時には雨が上がっていて、結局1回も使わずに済みました[手(チョキ)]
(私ってやっぱり基本的には雨女じゃないんです。雨が降られるのは地域限定なんですね(笑))

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向こうに見える山は比叡山です。

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こちらは左大文字山。うっすらと「大」の字が見えます。

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こちらは椋の大木。樹齢300年だそうです。

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新緑がとても綺麗でした。その中を散策~^^

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もみじのお花ですね^^ 雨上がりで葉っぱが濡れています。

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ふと遠くを見ると白っぽい塊が見えたのでそっちの方へ行ってみると、山桜のようでした。

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椿もまだ咲いていました。

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これは、花梨かな?

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ということは^^・・・続きを読む


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京都 仙洞御所 [京都]

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京都ネタです。
木々の緑が眩しい季節になりました。
京都では明日5月15日は三大祭のひとつ葵祭が行われます。
一度だけ葵祭の行列の様子を京都御苑で見たことがありますが
残念ながら写真が残っていません(>_<)
その当時は今のようにデジカメではないので気軽に写真を撮っていなかったと思います。
今思えば惜しいことをしました。

今回はその葵祭が行われる京都御苑の中にある仙洞御所のご紹介です。
写真の日付を見ていただければお分かりのように、10年以上も前に行ったものですが
雰囲気は充分わかっていただけるかなと思います。

すでにご紹介した
修学院離宮は→こちらを、桂離宮は→こちらをご覧下さい。

仙洞御所は後水尾上皇(修学院離宮造営)のお住まいとして建てられたのですが、
建物は火災にあって消失しており、現在は庭園だけの参観となります。
庭園は茶人、作庭家として有名な小堀遠州の作事によるものです。

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醒花亭と南池 手前の島は葭島


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南池
州浜・・・ここの小石は粒揃いの長細い円形をしています。この石は小田原藩主が献上したものだそうです。
小田原の海岸で石ひとつに米一升を与えて集めさせたもので、俗に小田原の一升石といわれています。
1回目秋に訪れた時に、案内の方がここの藤棚(正面)も素晴らしいです。見頃はGW頃とのことでしたが、
5月の中旬ではすっかり終わっていて跡形もありませんでした。
藤棚の下に架かっているのが八ツ橋です

同じ場所に女院御所として建てられたものが元となっている大宮御所がありますが、
ここは現在天皇家の方々が京都にお見えになった時の宿泊場所として使われています。
大宮御所の庭にある右近の橘と左近の桜です。
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雨が降った後だったので木々の緑がより一層美しかったです。


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桜の木にはさくらんぼの赤ちゃんがついていました(*^_^*)


 

秋の様子はこちらで


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京都 桂離宮 [京都]

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*書院(桂棚はこの書院の中に実際にありました)

修学院離宮に続き、今回は桂離宮のご紹介です。
桂離宮は、後陽成天皇の弟君の智仁親王が創められた八条宮家の桂川のほとりに建てられた別荘で、
智仁親王及びその子供である智忠親王の親子2代に渡る造園により完成されました。
詳しくは宮内庁のHP→http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
をご参照下さい。

1994年修学院離宮を参観した翌日に桂離宮も参観したのですが、平安遷都1200年を記念してその年の
4月と11月に参観した人のみ書院の内部の参観が許可され、なんと私もその恩恵に与りました(^_^)v
もちろん最初で最後のことだと思います。お庭はもともと書院の中から座って眺めるように設計されている
ものなので、実際に書院の中からから庭を眺めることができ、本当にラッキーでした。
欄間の柄や襖の取っ手(?・・・引くところです)の柄を合わせているところや、襖の色はお部屋を使う人の
地位によって違っていましたし、
襖の模様などの細かなところまで直接見ることができ、感激もひとしおでした。
ただ、残念ながら書院から外の風景、部屋の中の写真撮影は許されませんでした。
 
1999年の春にも桂離宮を参観しましたが、その時は当然のことですが、お庭からだけの参観でした。
今回記事にするために春の写真もと探したのですが、なぜかその日だけぽっかりと写真が無く(>_<)
あれこれと思い出してみたのですが、雨がかなり降っていたためではないかと思います。
ということで、秋の写真だけですがご紹介します。 

先日、某公共放送で丁度桂離宮の特集をしていたのですが、智仁親王、智忠親王親子2代にわたり
修学院離宮を造営した後水尾上皇をお迎えするため、柱1本、襖の模様や色等、細部にこだわりを持って
建てられたことを、実際に昭和の大修理を行なった人たちの証言により、大変分かりやすく説明していました。
書院そして庭園は日本国内に留まらず世界の名だたる建築家によって絶賛されています。

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京都 修学院離宮 [京都]

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*修学院離宮 上御茶屋 隣雲亭 西浜より望む 
久しぶりに京都ネタです。

いきなり紅葉の写真で季節はずれですみませんが、京都に観光で訪れるならば絶対お薦めの場所として
宮内庁が管理している修学院離宮、桂離宮、仙洞御所を
ご紹介したいと思います。
京都御所は春と秋に一般公開がありますが、修学院離宮、桂離宮、仙洞御所については一般公開はなく、
必ず事前に参観の申込が必要になります。希望の観覧日の3ヶ月前の1日から申し込みが開始となります。
(例えば参観希望が11月の場合は8月1日からです)
私が行った当時はまだ往復ハガキでしか参観の申し込みができませんでしたが、今はインターネットでも
申し込みができるようになっています。こちらをどうぞご参考に。

今回は修学院離宮をご紹介しますね。
私が初めて修学院離宮を訪れたのは、平安遷都1200年の年、1994年の秋ですからもう14年も前の
ことになります。この年の紅葉はどこへ行っても本当に見事でした。何回も秋の京都を経験していますが、
最高の部類に入ります。しかしながら、画像は当時撮った写真をスキャンしたものなので色が
あまりよくありません。お許し下さい。ただ、雰囲気だけは感じていただけるかなと思います。

江戸時代に後水尾天皇が、その当時の離宮であった幡枝の離宮(現在の円通寺で比叡山の借景庭園で
有名です。こちらもまたいつかご紹介したいと思います。)から、比叡山を方面を見て、現在の修学院離宮
の地に離宮を建てることを決めたそうです。修学院離宮は上皇になってから設営の指示をしたとのことです。
詳しくはWikipedia
宮内庁のHPをご参照下さい。

 
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楽只軒庭
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*たぶん楽只軒へ入る門の手前だったと思います。
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中国風の橋(千歳橋)
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上御茶屋から岩倉方面を望む
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入り口から入って正面に見えるお茶山(Lのサイズの写真をつなぎ合わせたので色が違っています^^;)

緑の季節(5月)の様子はこちらです。


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夏の京都 [京都]

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今年も京都は暑い夏[晴れ]を迎えているようです。
先日京都に住んでいる方と電話で話をしたのですが、
「祇園祭の頃が一番暑くて今は慣れた・・・・」ですって[がく~(落胆した顔)]えっ!慣れるほど暑いって・・・ひぇ~~
確かに天気予報を見ると連日35度を超えるような酷暑が続いていて聞いただけで
あの暑さがよみがえってきます。
「この暑さ中でもかなり観光客がお見えになっている。」と話されていました。
ホテルは、7月の祇園祭そして8月16日の大文字五山送り火という2大行事の時期を外せば、
春秋の観光シーズンと比べるとかなりのお得感があります。

暑い夏の京都で多少なりとも涼しく過ごせるオススメの場所をいくつかご紹介したいと思います。

ひとつは「川床」ですね。
以前(写真をみたら9年前でした!)貴船の川床に一度行ったことがあるのですが、
街中から比べると3~5度位は涼しいかもしれません。
川の上にお座敷が設けられ、そこで食事をするのですが、川の流れる音を聞いているだけで
涼しくなり、吹き渡る風は爽やかでとっても気持ちがいいものです。
但し、蚊はいますので刺されやすい方は要注意です。ハイ、私がそうです(笑)
そういえば蚊取り線香が置いてありましたっけ。
お料理も涼しげな感じで、お造りも氷の器に盛り付けられてきて、納涼感が更にアップ[グッド(上向き矢印)]
私は夜に行ったのでよくわかりませんでしたが、昼間は秋には見事な紅葉を見せてくれる
もみじの木陰となっているのではないかと思います。
お昼は流しそうめんも楽しめるようです。

昼間に行った時には義経(牛若丸)が飛び回ったという木の根道で有名な鞍馬山を
歩いても気持ちがいいですよ。
歩いてからお昼にするか、お昼を食べてから歩くか???悩むところかもしれません。
ちなみに、昨年の秋に久しぶりに鞍馬→貴船を歩いたのですが、
貴船→鞍馬よりも鞍馬→貴船の方が楽に歩けるような気がします。

川床は貴船だけでなく、高雄も有名ですね。
鴨川にも納涼床(昨年5月雨で未遂に終わり実現できず残念!→まゆさんちの記事こちら)が
ありますが、7月、8月の昼間は暑すぎて営業していないようです。

暑い街中でも、下鴨神社の糺の森は別世界です。
(写真を探したのですが適当なものが見つかりませんでした)
森の中には小川も流れていて、うっそうとした木立が暑さをしばし忘れさせてくれます。
近くにはお大福で有名な出町ふたばや
みたらし団子の本家本元、加茂のみたらし茶屋もあります。

少し街中からは外れますが、比叡山は標高が高い(848.3)ので涼しいです。
市内からは車やバス(北白川から比叡山ドライブウェイ)、また八瀬からケーブルと
ロープウェイを利用して手軽に行けます。
私が住んでいた頃は確か人工スキー場、比叡山頂遊園だったのですが、
今では「ガーデンミュージアム比叡」になっているようです。→参照
こちらの様子も去年行かれたまゆさんちでどうぞ→クリック

ガーデンミュージアムからだと少し登りになると思うのですが、
延暦寺の根本中堂までも歩くことができるハズです。
逆のコースになるのですが、随分前の3月初めに父と延暦寺に行った時に
「こちら八瀬方面」という矢印を見つけて表示に従って山道のようなところを
ズンズンと歩いて行くと、3月だったので営業を終えていた(?)人工スキー場

冬季休園中(?)の比叡山頂遊園があり、その脇を通り抜けてロープウェイ、
ケーブルと乗り継いで八瀬まで降りてきたことがあります。
 

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京都 新緑の季節 大田神社 [京都]

5月に入りました。季節は春から初夏へと移り、新緑が美しく眩しい時期ですね。
京都では秋にはその紅葉を楽しませてくれるカエデの若葉がきらきらと輝いていることでしょう。
5月の初旬から中旬にかけて京都を訪れた時にオススメの場所です。
先日、うちの庭のアイリスのことを書いていて思い出した
上賀茂神社の近くの大田神社の杜若です。

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上賀茂神社から東へ15分くらい歩いたところにあります。
ここの杜若は古代から咲き続けているそうで、平安時代に既に「大田の沢のかきつばた」と歌われ、
昭和14年に近くにある深泥ヶ池と同様京都がその昔湖だった頃の面影を残す泥炭地のひとつとして
国の天然記念物に指定されています。
今では、回りは民家が立ち並んでいて、こんなところに本当に杜若が群生し紫色の花を咲かせているのかしら?と
思うのですが、実際に咲いている様子を目の当たりにすると、
見事というほかありません。この時期に京都に訪れることがあれば是非一度足を延ばしてみてください。
特に花好きには一見の価値があるオススメの場所です。
一番上の画像と↓は2003年5月13日に訪れた時のものですが、丁度満開でした。

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こちら↓↑は昨年5月27日に行った時に写したのものでもう終わりかけでした。
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京都 春・・・桜(山科疎水&岡崎疎水) [京都]

まだまだ雪深い地方もありますが、そろそろ桜の開花情報が気になる時期となってきました。

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↑これは毘沙門堂の境内の桜です。

京都から行くと京阪京津線の山科駅の1つ先の四宮駅で降りて、整備された疎水沿いの散策路
(四宮~山科疎水~毘沙門堂~山科駅)を歩きました。
これ以上咲くことはできないわよ~!という桜の声が聞こえきそうな感じでしたね。
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桜の枝が散策路を覆いかぶさるように伸びていてトンネルのようになっていました。1514070
地元の方が植えた菜の花と満開の桜で絶好の写真撮影スポットに。

途中から山の方に折れて毘沙門堂に向かいました。
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境内の桜も満開!
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↑↓あのJR東海のCMにも登場したのはこの枝垂れ桜です。IMG_2483-1.JPG

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京都 春・・・桜(西山) [京都]

またまた春の京都ネタです。
金曜日の晩は激しい雨と雷と風まさに嵐に見舞われた東京ですが、
それで[ひらめき]想い出してアルバムを探してみるとありました。
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写真の日付を見ると99年なのでもう随分と前のことになるのですが・・
傘が全く役立たないような激しい雨と風でずぶ濡れになった想い出のある翌日に訪れました。
かねがね行きたいと思っていた花の寺として有名な西行法師ゆかりの勝持寺です。
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ホテルを出たときはまだスッキリと回復していなかったのですが、現地に到着すると青空が・・・(^_^)v
前夜の雨と風で散ってしまったのでは?と心配していたのですが、青空の下で満開の桜を見ることができました。

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