レッドクリフ　Part1：memoranda：SSブログ

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レッドクリフ　Part1　[観劇・映画] [編集]

封切り日が映画の日で更に土曜日だったので、早速観に行って来ました。
1000円で映画が観られるのは嬉しいものです。チケットは全て完売！
六本木という場所柄いつもは若い人が多い映画館も、『三国志』の話とあってか年齢層が若干高めでしたね。
という私も、平均年齢を高めてるひとりですが・・・(^^ゞ

『三国志』は以前ＮＨＫの人形劇（紳助・竜介がナレーター）でやっていた時にハマり、それをきっかけに
吉川英治の『三国志』を読みました。読んでから随分経つのでところどころは覚えているのですが、
細かいところまでは記憶のかなた・・・しかし、映画を観ていて少しずつ思い出してきました。
久しぶりに『三国志』ワールドを楽しみました。

この映画は題名のとおり有名な「赤壁の戦い」を描いています。
『三国志』といったら絶対に外せない人物、劉備玄徳、関羽、張飛、諸葛孔明、曹操、孫権が登場していますし、

「善」・・・劉備玄徳、関羽、張飛、諸葛孔明、趙雲、孫権、周瑜
「悪」・・・曹操

もはっきりと分かれてます。それぞれちゃんと見せ場もあって、エピソード通りの人物としてポイントを押さえて描かれおり
（人民に優しい玄徳、豪傑な張飛、学もある関羽等など）イメージを崩されることはありませんでした。
金城武の諸葛孔明は一体どんな感じに？と観る前は不安でしたが、それもイメージに近くて違和感なかったです。

冒頭から戦いの場面で、北京オリンピックを思いださせるような人海戦術で圧倒されます。
特に九官八掛の陣の映像には目を見張ってしまいました。
中国の強力なバックアップが生きています。壮大なスケールで撮影されていて、スピード感も溢れていました。
もちろんＣＧは使っているものの、実際に人民軍の兵士1000人以上、馬も20０頭以上使ったそうです。
戦いの場面が多いので仕方がないといえば仕方がないのですが、思わず顔を背けたくなるような場面もあります。

玄徳が草鞋を編んでいて、そこに挨拶にやって来た周瑜が、1本の藁では弱くてすぐ切れてしまうが、
束ねた藁は強く簡単には切れないという同盟を決定付ける場面では、毛利元就の「三本の矢」、
黒沢明の「乱」を思い出しました。

この映画の主役であるトニー・レオンが演じている「周瑜」は、赤壁の戦いでは重要な人物であるはずなのに
私の中では余り印象が残っていないのです(>_<)（＊「ラスト・コーション」をチラと思い出すような濡れ場も少しだけあります。）

残念なのはPart１は、さぁここから・・・というところで終わってしまいます。
この映画だけみると曹操は完全な「悪」となってしまっているのですが、小説を読んだ時には
「悪」ばかりではない、もっと魅力のある人物だったような記憶があるんですよね。実際はどうだったのでしょうね。
Part2は、来年4月の公開予定です。
それまでに小説を読み直しておこうかなという気にさせられた映画でした。

（2008年11月1日）

タグ：映画

2008-11-02 13:00 nice!(8) コメント(9) トラックバック(0)
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nice! 8

とっても気になる映画なのであります！
三国志が大好きな私にはもうもう・・・たまりません・・・・
赤壁の戦いは壮絶な戦いだったのでそれが
どのように表現されているかが楽しみなのであります＾＾
by yamagatn (2008-11-02 15:34)

スゴイ、迫力ですね。
part２が、楽しみですね。
by こうちゃん (2008-11-02 17:35)

もう少しで仕事が片付きそうなので
この後、出来れば観に行こうと思ってるんですよ・・・
by miopapa (2008-11-02 18:11)

♪xml_xsl さん
♪Traveler さん

nice! ありがとうございます。

by kuwachan (2008-11-02 22:51)

♪yamagatn さん

yamagatnさんも三国志ファンなのですね。
それでしたら気になるのは当然です。
Part1は赤壁の戦い前夜までで、本番はPart2なんですよ。
お預け状態で来年の4月って、もう少し繰り上がらないのかな？
と誰もが思うのではないでしょうか。
最後に予告編でその場面がでちょっとだけ見られます。

by kuwachan (2008-11-02 23:00)