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没後400年 特別展 長谷川等伯 [美術鑑賞]

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日本水墨画の最高峰、至宝といわれる「松林図」描いた長谷川等伯(1539~1610)の没後400年を記念する展覧会が、
現在、上野の東京国立博物館の平成館で開催されています。(22日迄です)

開催期間が1ヶ月と短期のため、冷たい雨の降る3月7日の日曜日に行って来ました。

私が東博に行く日はなぜか雨傘の使用率が非常に高いのです。
今回も雨が降ったり止んだりでした。
雨なので、人も少なめじゃないかと期待したのですが、阿修羅の時のような異常な混雑はないものの、
9時45分頃に到着し、入場まで10分程待ちました。
場内も最初のブースが凄い混雑でした。どの展覧会でもそうですが、入り口の部分が詰まってしまいますね。
ただ、待てば前に進むことができる状況でしたので、まあまあというところでした。
(希望としては、混雑時にリュックや大きなカバンを持っての鑑賞は止めて頂きたいです。
外国の美術館では必ず大きな荷物は預けなければ入場させてくれませんし、ペットボトルの水は捨てなければ建物さえ入れません。
日本はクロークは無いし、コインロッカーが少ないんですよね・・・・[ふらふら]

等伯の東京や京都でいわゆる有名な作品はほとんど鑑賞したことがあるのですが、いい絵は何度観ても飽きませんし、
すっかり忘れていた作品もあって(汗)、今回もまた新しい発見がありました。
特に今回は没後400年ということで全国から等伯作品が集められ、展示されるということで楽しみにしていました。

展覧会はこのような順序で展示されています。

第1章 能登の絵仏師・長谷川信春
第2章 転機のとき-上洛、等伯誕生
第3章 等伯をめぐる人々 -肖像画-
第4章 桃山謳歌 -金碧画-
第5章 信仰のあかし -本法寺と等伯-
第6章 墨の魔術師 -水墨画への傾倒-
第7章 松林図の世界

能登の七尾で生まれ、染物屋の養子となりその後絵師になった等伯は、当時は「信春」と名乗り、
主に仏画を描いていました。その後京に渡り、狩野派にも入門し修行したことが残された絵からわかっています。
細かく、丹念に細部にわたって、繊細に、緻密に描くという言葉は等伯のためにあるのではないかと思われるほどです。
追記・・・伊藤若冲も驚くほど緻密で繊細ですね(^^ゞ
最初は仏画そして花鳥画、肖像画、金碧画、水墨画どれをとっても思わずその素晴らしさにため息が出てしまいます。

特に印象に残っているものをいくつかご紹介します。

・日蓮聖人の肖像画・・・天蓋や
袈裟の模様まで驚くほど事細かに克明に描かれています。

・萩芒図屏風・・・初見かと思ったら、出光美術館での展覧会で観ていた作品でした。
全然印象に残っていなかったのですが、今回見たときにはその美しさにハッとさせられました。
自分がまるでそこにいて秋風に吹かれているような感じを受けました。

・山水図 襖・・・大徳寺の三玄院で住職の留守中に等伯が勝手に上がり込んで書いた絵です。
襖の柄を降る雪に見立てて一気に書き上げ、この絵を見た住職は、その素晴らしさに赦してしまったと言われています。
圓徳院で見たことがありますが、その時の作品と同じものとは思えませんでした。展示方法によるものかもしれません。

・柳橋水車図屏風・・・驚くことに柳の一枚一枚丁寧に描かれています。考えただけでも気が遠くなる作業です。

・仏涅槃図・・・本法寺にはこの作品を展示するためのまるで体育館のような建物があります。
3階位のところから見るようになっています。あまりの大きさの眺めるって感じでした。

さすがの東京国立博物館でも天井からの高さが足りず、下の部分は手前側に折り曲げられスロープ状になって展示されていました。お釈迦様を取り囲む動物の表情までこと細かに描かれています。

・楓図と松に秋草図屏風(国宝)・・・見事な枝ぶりの巨木に紅葉そして草花が見事に描かれています。
この絵を所蔵する智積院では等伯の息子久蔵が描いた桜図(国宝)も一緒に展示されていて
これまた素晴らしいです。

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チラシを拝借しました。楓図


・松林図(国宝)・・・この絵は何度見ても惹きつけられます。幽玄の世界、まるで霧の中の松林を彷徨っているような不思議な感覚に陥ります。随分前に同じ東京国立博物館の国宝展で観たときよりもの展示が工夫されていました。
近くで見るよりも少し離れて佇んで観るのと特にそう感じられました。
もちろん至近距離での鑑賞で、松の葉の力強いタッチも見逃せません。

七尾の方がこの絵を見ると七尾の海岸だとすぐに思われるそうなので、いつか七尾に行って確認したいと思っています。

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こちらもチラシ拝借です 松林図


・参考写真でしたが、大徳寺三門の壁画・・・一般には非公開。天井画は柱に残されている絵の具の跡から
等伯仰向けになりながら描いたそうです。すごく勢いのある筆使いで天井には昇龍図や天人図、
柱には仁王像が描かれています。

 

数年前ライバル狩野永徳展にも行きましたが、細かい描写や繊細さという点では私は等伯かな?と思います。
 

最後に音声ガイドは元NHKの松平アナで、まるで、TVの歴史番組を見ているような感じでした(^^ゞ
このあと展覧会は京都の国立博物館で4月10日~5月9日まで開催されます。

上野公園の東京国立博物館前、緋寒桜でしょうか?濃い色が春を思わせますね。

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私に長谷川等伯という存在を教えてくれたのは、京都のタクシーの運転手さんです。
ちょうど京都へ行った時に、岡崎の美術館(たぶん近代美術館)で、偶然ルノワールか印象派のだったかの展覧会をやっているのを見つけて行くため乗ったタクシーの運転手さんでした。

私 「XX美術館へお願いします。」

運転手さん 「XX美術館でいま何かいい展覧会やっているんですか?
さっき乗せたお客さんもXX美術館だったんですよ。」

私 「ルノワール(印象派?)ですよ。」

運 「私、絵をあまり見ないのですが・・・先日タクシー運転手の研修会で観に行った長谷川等伯の絵は凄かったです。」
「これを書いた直後に息子の久蔵が急死して、狩野派の毒殺とか言われているらしいですよ。」

私、たたみかけるように「へぇ・・・その絵はどこにあるのですか?名前は?」

運 「東山七条の智積院ですわ。」

そんな感じで会話が進み、美術館の到着。観た後に智積院の直行したのは言うまでもありません。
その時から私は長谷川等伯が気になる存在に、そしてその直後、東京国立博物館で「松林図」をナマで見て
嵌ってしまいました。狩野永徳、秀吉、千利休の絡んだお話は興味が尽きません。

 

 


***おまけ*** 


ついでに、りゅうさんお勧めの西洋美術館の松方コレクションのギュスターヴ・モローも観てきました。
さすがに常設展をゆっくりと鑑賞する気力は残っていませんでしたが・・・[バッド(下向き矢印)]

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水彩画の美しさに魅せられました。


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←ピカソです

 
特にピカソが好きと言うわけではないのですが、

この作品は気になりました。

 
あと藤田嗣治の作品。細い独特の線が印象に残りました。














そして前庭ではクリスマスローズが咲いていました!

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(2010年3月7日)


<お詫び>

いつもご訪問ありがとうございます。
今週は仕事とプライベート両方でバタバタしており、皆様のところへの訪問が滞っています。
ごめんなさい。

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emu310

今回の解説を参考に画像検索してきました。写真では無理でした。
“山水図 襖 襖の柄を降る雪に見立てて …” 
写真画像でも素晴らしさが想像できるような気がしました。
“圓徳院で…同じものとは思えません…展示方法による…”
実物見たい!とっても興味が増しました。
あと十日ほどの開催。来週は出られそうにありません。
残念。想像を膨らませるしかありません。
折があったら、日本画をじっくり鑑賞してみることにします。
世界が広がるかもしれませんね。
by emu310 (2010-03-12 05:59) 

kuwachan

♪emu310さん
こんにちは。
朝早くからありがとうございます。
7日の日曜美術館(NHK教育TV)がこの等伯の展覧会の特集だったのです。
お知らせすればよかったです。
難しいことはわかりませんが、日本人なので、日本画はなんだか
すんなりと入ってくるような感じがします。
あれこれ決めずにいろいろなジャンルのものを鑑賞するのが良いのでは
ないでしょうか・・^^
by kuwachan (2010-03-12 12:49) 

ゆき

nice&コメントありがとうございます(#^.^#)
確かに耶馬渓というところは水墨画の世界みたいですね(#^.^#)
人に言われるまで気つかないゆきでした(>_<)
それにしてもkuwachanさんのブログってハイセンスですよね♡
by ゆき (2010-03-12 13:04) 

ます

こんにちは!
等伯、行かれたんですね!私も行きたいんですけど、なぜかまだ行けてない。。。

by ます (2010-03-12 17:06) 

hieroh66

先日のNHK 歴史のヒストリア の中で催事を案内してました
長谷川等伯 ご覧になりましたか 羨ましい
by hieroh66 (2010-03-12 17:17) 

雅

全くの不勉強で、この長谷川等伯という方は全く知りませんでした。
この水墨画、ぜひ見てみたいですね。
今月22日までやってるんですか。3連休は彼岸で帰りますけど、行ってる時間はないかなー。

by (2010-03-12 21:48) 

まゆ

そういえば 京都の伊藤若冲のときも 大雨やったね(T.T)
美術鑑賞に天気は関係ないけど(笑)
出足が鈍って すいててくれたら ゆっくり見られていいのに…と思うのに
そうはいかないよね、なぜか。

長谷川等伯、狩野永徳、伊藤若冲…私には 誰がだれだか(>_<)
なんだかドラマチックな裏話があるみたいねぇ
そういうことがきっかけよね、絵画が好きになるのって。
by まゆ (2010-03-12 22:07) 

りゅう

呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん!
あ、お呼び出ない。。。(/ー\*) イヤン♪
雨でも10分待ち・・・天気の良い日は凄そうですね~(^_^;)
おっ、モローのぞうさん♪
前庭のクリスマスローズも満開ですね!
私はボルゲーゼ美術館展と西美のモローをハシゴの予定です。
西美の前庭、今年もレモン実ってるかな~ ((o(^-^)o))ワクワク
by りゅう (2010-03-12 22:21) 

ぷーちゃん

水墨画、シンプルでいて奥行きがあってスゴいですね。
全然違うんですが、もう少し歳を重ねたら
絵手紙なんて、始めるのもいいかなって。。。
いずれにしても、世の中には、た〜くさん、不思議な縁が
あるんですね。このタクシーの運ちゃんもそうだし、
ブログやツィッターでのやりとりも。もちろんヴァーチャルですが。
たまには、本物を見て、目に潤いでも与えなければ。
σ( ̄。 ̄*) ブツブツ
by ぷーちゃん (2010-03-12 23:36) 

kuwachan

♪ゆきさん
こちらこそありがとうございます。
お写真、本当に水墨画みたいでしょ?
この記事をアップしてゆきさんちにお邪魔したので
おぉ!水墨画の世界だわ~って思ってしまいました^^
>ハイセンスですよね
そうですか?照れちゃいますが、嬉しいです(*^_^*)
by kuwachan (2010-03-13 00:40) 

kuwachan

♪ますさん
こんばんは!
ハイ、前売り券を買っていたので、行ける時にいっておかないと^^
会期が短いのでいつの間にか会期末になってしまいそうだったので、
お天気は悪かったのですが、思いきって行ってきました。

by kuwachan (2010-03-13 00:42) 

kuwachan

♪hieroh66
NHKが展覧会の主催に加わっているので、バンバン宣伝していますね。
はい、前回の放送の時に番組を見ました。
日曜美術館もよかったですよ(*^_^*)
by kuwachan (2010-03-13 00:42) 

kuwachan

♪雅さん
私も運転手さんから教わらなかったら、知らなかったかもしれません!
「松林図」は東京国立博物館の所蔵なので、常設展で観られる可能性もありますよ。(りゅさんは、常設展で独り占めで鑑賞されたそうです)
もし今回お時間があれば、是非足をお運びくださいね。
でも上野は遠いですよね~^^
by kuwachan (2010-03-13 00:43) 

kuwachan

♪まゆさん
そうそう、土砂降りやったね。
観光地では雨だと→美術館というのはありがちだけどね。
美術館はお天気に関係なさそうです。

あらっ、まゆさん、永徳展は観に行ったよね?^^
本当にいろいろ駆け引きがあったようです。
何処の世も同じですね(^_-)-☆
by kuwachan (2010-03-13 00:44) 

kuwachan

♪りゅうさん
行ってきましたよ☆
雨だからだったのかも?
日曜美術館でも放送されたし、会期末になると混雑するかな?
と思って早目に行ってきました。
あれだけの作品を一同に観られることはなかなかないですよ^^
モローの象さんも良かったです。水彩画も透明感があって素敵ですね☆
ご紹介ありがとうございました。
えっ!西美はレモンもあるんですか\(◎o◎)/!
by kuwachan (2010-03-13 00:45) 

kuwachan

♪ぷーちゃんさん
さすがぷーちゃんさん、そう、奥行きがあるんです!
霧は描いていないのに、霧のように見えるんです。
絵手紙素敵ですよね~☆
母が少しやっていて、庭の花を描いたりしていました。
が、・・私にはちっとも絵の素養がなくて(ToT)
ぷーちゃんの絵手紙貰いたいな(*^_^*)
京都のタクシーの運転手さんはよくお勉強していらっしゃいますよ!
情報源としてあれこれ聞いちゃいます(*^^)v
by kuwachan (2010-03-13 00:47) 

kuwachan

♪qoo2qooさん、♪JBOYさん、♪はっこうさん、♪soneさん
♪rie-klavierさん、♪miyokoさん、♪ブラザーボブかきもとさん
♪竜眼寺暁さん、♪ユーフォさん、♪@ミックさん、♪めぇさん
♪alo-hadさん、♪ayafkさん、♪釣られクマさん、♪ナカムラさん
♪kakasisannpoさん、♪hrdさん、♪uminokodomoさん、♪gomaさん
♪サチさん、♪トメサンさん、♪八犬伝さん

nice! ありがとうございます。
by kuwachan (2010-03-13 01:02) 

がま親分

ハイセンスな kuwachan、こんばんは! (笑)
私も雅殿と同じく長谷川等伯はぜんぜん知りまへんでした。
え? 水墨画? せ、せしゅう? ってなくらいの知識しかありません。(涙)
秀吉っつーのは、茶の湯で利休、絵画で等伯と一流どころはなんでも欲しがったんですなぁ。ホンマ?
by がま親分 (2010-03-13 01:09) 

kuwachan

♪がま親分さん
おはようござます。
がま親分さんもそうでしたか。やっぱり狩野派に比べるとマイナーですよね。
等伯本人はその雪舟から数えて5代目(師承関係)って言っているんですよ。
等伯の場合はどちらかといえば、実力者秀吉に自分から売り込んで唸らせて使ってもらった方だと思います。
勝手に上がり込んだりして描いたりしたのはそのいい例です。
当時の画壇は狩野派の独壇場でしたから、その牙城を崩すのは大変だったようです。
もちろん狩野派は死守しますからね・・(笑)
by kuwachan (2010-03-13 09:56) 

mituki

ご無沙汰してました。

さすがもう行ってきたのね。
京都では行きたいなと思っているのだけど
今からあちこちで取り上げられているから
きっと最後の桜のころやし、博物館もものすごい人出じゃないかと
思って、思案中です。




by mituki (2010-03-13 13:59) 

kuwachan

♪mitukiさん
こんばんは。
珍しく早く行って来ました・・といっても前期終了時。
会期が1ヶ月というはあっという間です。
等伯は、永徳比べてずっと知名度が低いと思われるので、
永徳の展覧会の時のようにはならないと思います
永徳の時は京都だけだったからかもしれないけれど
会期後半ということもあって1時間半待ち位だった記憶が・・・・。
でも、これだけの作品を一度に観られる機会はもうないかもしれないので
観る価値は十分あると思います☆
by kuwachan (2010-03-13 22:20) 

kuwachan

♪sungenさん
♪yuki999さん
♪o-sami-oさん
♪koh925さん
♪yukitanさん

nice! ありがとうございます。
by kuwachan (2010-03-13 22:21) 

どるふぃん。

こんばんわ。
館内への注文はまったく同感です。
わたしはいつも駅のコインロッカーを探してから入館してます。

でも本当におもしろいです。
わたしは日本画も長谷川等伯もあまり詳しくないんですが、
なんだか引きつけられました、感謝、感謝です。
国立西洋美術館はおととしルーブル美術館展を観にいきまし
た。

理系出身だけど意外と文系が好きなスイマーでした。
by どるふぃん。 (2010-03-14 01:02) 

kuwachan

♪どるふぃん。さん
やはりそう思いますよね。
私も自分も楽ですから、なるべくロッカーに入れるようにしています。

どるふぃん。さんがお住まいのところは、七尾には近いとはいえないまでも
そう遠くではない場所だと思いますので、機会がありましたら七尾の美術館で等伯の作品をご覧になってみて下さい。
一度七尾まで行きたいと思っているのですが、こちらからだとちょっと遠いですね。
by kuwachan (2010-03-14 23:29) 

kuwachan

♪c_yuhkiさん
♪mwainfoさん
♪イタリア職人の手作りタイルさん
♪甘党大王さん

nice! ありがとうございます。
by kuwachan (2010-03-14 23:31) 

こうちゃん

その点、川村美術館の対応は
とてもいいですよ。
by こうちゃん (2010-03-14 23:40) 

kuwachan

♪こうちゃんさん
川村美術館にも等伯の絵があって行ってみたいと思っています。
一度出光で観ましたが、今回は後期の方に出品されていて、
すれ違いでした。
by kuwachan (2010-03-15 00:53) 

kuwachan

♪moroqさん
nice!ありがとうございます。
by kuwachan (2010-03-15 00:54) 

七色音

雨に濡れた桜…これもいいわね。なんかとてもいい時間を過ごされたようで…あたしまでおすそ分けをしていただいたみたいで…。ありがとう☆
by 七色音 (2010-03-15 22:31) 

kuwachan

♪七色音さん
こんにちは。
お呼び立てしてすみませんでした。
丁度咲き始めたころでしたね。
どんよりとした空の下、緋寒桜の色が目立っていて
吸い寄せられるように見に行きました^^
by kuwachan (2010-03-16 12:29) 

氷白蓮

長谷川等伯展、3/3に行きました。
仏涅槃図は自分も印象に残っています。凄い迫力ですよね。
正面の椅子から暫し呆然と眺めてました。
展示室の高さに収まりきらないってどういう事?と思いつつ(笑)。

松林図も見入りました。
墨の濃淡だけで、限りない奥行きを感じさせる作品だなと。
久しぶりに日本美術を堪能しました。


by 氷白蓮 (2010-03-19 12:48) 

kuwachan

♪氷白蓮さん
こんばんは。
やっぱり平日ですね!椅子から眺められるのは・・。
等伯の仏涅槃図は三大涅槃図のひとつと聞きました。
(あと二つは大徳寺と東福寺にあるものだそうです)
色々な思いが込められて描かれた絵なので
それが伝わってくるのでしょうね。

松林図は、何度見ても惹きつけられますね。
by kuwachan (2010-03-20 01:33) 

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