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オランダ・ベルギー紀行 その5(アムステルダム国立美術館(博物館)①) [海外@オランダ・ベルギー2015春]

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アムステルダム国立美術館(博物館)です。 (Riksmuseum)

地盤沈下によって建物が大きく傾いてしまったため10年近い大改修を経て、2013年に再オープン。
レンブラントやフェルメールなど17世紀オランダがもっとも隆盛を極めた時代の絵画が充実している、とのことで
ツアーですから鑑賞の時間は限られるものの、今回の旅行の楽しみのひとつでした。

建物は風格があり、歴史を感じますね。
正面の顔はレンブラントですね。

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建物の中に入りま。天井が高く、自然光を取り入れています。

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チケットカウンターの中央には、季節のお花であるチューリップが活けられていました。
もちろん本物ですよ!

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ほぼ開館と同時に入ったのですが、既に大勢の人で混雑していました。
ただ、ルーヴル程ではないですが館内が広いので、日本のように絵の前で行列するようなことはありませんでした。

レンブラントやフェルメールの絵画があるのは2階(日本式ですと3階)ですので、
ガイドさんに連れられてそちらに直行です。

そして、いきなりフェルメールです。

左が2点しかない現存しない風景画のひとつの「小路」

右が「恋文」。色使いと構図が如何にもフェルメールですよね。

日本で見た時と違って、少し待てば一番前で見られるのとフラッシュ無しなら撮影が可能なのが嬉しいです。
もちろん、絵葉書のように綺麗には撮れませんが、記録程度にはなりますね。
ただ、館内は照明を抑えているのでブレます。

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「牛乳を注ぐ女」
頭の被り物がいかにもオランダ。

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オランダらしい静物画も。
『鍍金した酒杯のある静物』
ウィレム・クラース・ヘダ。

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左は、ヤン・ステーン「聖ニコラスの祝日」。
右の絵は日本でみた覚えが^^「配膳室にいる女と子供」ピーテル・デ・ホーホ。

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ヤン・アセリンの「威嚇する白鳥」は迫力がありました。
右下には雛と卵(Hollandの文字)。

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左下には雛と卵を狙う犬。これは17世紀に台頭してきたイギリスのことだとか。

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ふと天井を見上げると天井も芸術的!

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アムステルダム国立美術館(博物館)続きます。

 


(2015年4月22日@朝)

 


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コメント 32

koh925

牛乳を注ぐ女は、フェルメールブルーで有名ですね
鳴門の大塚国際美術館で陶板ですが見ました
一番乗りです!!
by koh925 (2015-05-31 16:39) 

のら人

チューリップ畑だけでなく、活けるんですね。
初めて、見て驚きました。^^
残念ながら、絵画音痴でございます。^^;

by のら人 (2015-05-31 19:23) 

desidesi

天井を見るだけでも価値がありますね。
むしろ、そっちを観ていたいかも・・・。首が痛くなりそうですが・・・(笑)
フェルメールやレンブラントも日本で観るのと違う印象なんじゃないでしょうか?
写真が撮れるということを差し引いても・・・美術館全体が芸術品て感じ〜♪ (๑◔‿◔๑)
たまに人物が入ると異国の雰囲気やスケール感が増して、いい感じ〜♪
by desidesi (2015-06-01 00:14) 

kuwachan

皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪koh925さん
一番乗りありがとうございます。
そうですね。有名な絵で日本にも来たことがありますね。
恐らく改修中だったのでしょう^ ^

♪'のら人さん
そうなんですよ。切り花もたくさん見かけました。
そうそう、チューリップ専用の面白い形の花瓶も売っていました。
得手不得手は人それぞれですから^ ^


♪desidesiさん
そう、展示されている絵も素晴らしいのですが、ハコも素晴らしいのです!
本場で観ているということだけでも、気持ちが高揚してきますね(笑)
それだけで満足しちゃっているところもありますが(爆)
やはり外人効果ありますね(^o^)/

by kuwachan (2015-06-01 00:40) 

kuwachan

運転手兼添乗員でちょっと出掛けていますので
コメントのお返事や皆様のところへのご訪問が遅れてしまいますが、
よろしくお願いします。ごめんなさいm(__)m
by kuwachan (2015-06-01 00:45) 

hrd

本場で見るフェルメールは一入でしょうね^^
by hrd (2015-06-01 07:15) 

ソニックマイヅル

おはようございます。静物画なんですが、3Dみたいに浮き出ているような感じですね。素晴らしいです。^^;
by ソニックマイヅル (2015-06-01 07:17) 

takenoko

日本と違って静かに見ることが出来て良かったですね。撮影OKとは驚きです。
by takenoko (2015-06-01 07:27) 

ab7

写真を撮ってもいいんですね。
絵だけでなく、建物も素敵。
by ab7 (2015-06-01 08:17) 

ma2ma2

そう言えばオランダの空港には美術館があって、国立美術館から持ってきて展示したりしているみたいですね!
オランダも行ってみたい国です(^^)
by ma2ma2 (2015-06-01 09:47) 

YAP

フェルメールの絵って、ほんとに繊細ですよね。
光と影の使い方というか、写真のようにすべてが活き活きと見えます。
by YAP (2015-06-01 09:54) 

リュカ

威嚇する白鳥、これは迫力ありますね!
初めて見ました~~

フェルメールもバッチリ見られてよかったね♪
牛乳を注ぐ女は、相方君がミュージアムショップでポスターを
買って帰ってきたのですが、我が家の雰囲気には合わず、
くるくる丸められて納戸です(笑)
by リュカ (2015-06-01 11:11) 

aloha

フェルメールの風景画なんて、初めて見ました。
たった2点しかないんですね~。
海外の美術館はゆっくり見られるのがいいですよね。
日本だと、行列したうえ、立ち止まることすら出来なくて。
天井も本当に見事な装飾ですね。
by aloha (2015-06-01 13:16) 

ken

フェルメールをゆったり見れるのは羨ましいです。
2年半前に神戸で青いターバンの少女を見たことを思い出しました。
日本も作品を写せるようにならないのでしょうかね・・・(^O^)
by ken (2015-06-01 16:19) 

ふにゃいの

フェルメールブルーはきれいですねぇ。
オランダの芸術、意外と好きです。
絵以外でも。
日本では、借り物で期間限定だと写真撮れないのも
まぁいたし方ないかなという気はしますが、
常設展とかは撮れるとうれしいですね。
by ふにゃいの (2015-06-01 22:27) 

kick_drive

こんばんは。「威嚇する白鳥」、抜けた羽まで描かれていていますね。白鳥の表情だけでも十分威嚇しているさまが伝わるのに細かいところまで表現されているのが凄いですね。
by kick_drive (2015-06-01 22:55) 

Jetstream

ここは昔2回ほど行きました。 難しくない?画が多いんで楽しめるミュージアムですね。 思い起こすとやっぱりレンブラントは圧巻でした。   夜警は 次回かな?
by Jetstream (2015-06-01 23:20) 

りんご

美術館で写真が撮れるといいですね(^^)ダイナミックなチューリップ、見てみたいです!
by りんご (2015-06-02 03:50) 

yoko-minato

アムステルダム国立美術館・・・素晴らしいの一言ですね。
行ってみたいな~。
無理ですけどね。
本物を見ることは心が豊かになれますね。
by yoko-minato (2015-06-02 05:35) 

miyoko

静物画の材質感 素晴らしいですね^^
by miyoko (2015-06-02 09:50) 

mamii

「威嚇する白鳥」素晴らしく描写がうまいですね。
by mamii (2015-06-02 11:32) 

ryuyokaonhachioj

ありがとうございます。
そうですね。テングチョウは枯れ葉に
見えちゃいますね。
by ryuyokaonhachioj (2015-06-02 14:58) 

あおたけ

煉瓦造りのアムステルダム国立美術館、
風格が感じられる立派な建築物ですね〜!
チケットカウンターの生け花に目が行くあたりも、
さすがkuwachanさんです♪
展示作品が撮影可能なのは嬉しいですね(^^)
美術芸術には疎いですが、冒頭に紹介された三枚は
鮮やかなブルーの使い方がフェルメールって感じですね〜。

by あおたけ (2015-06-02 16:08) 

tarou

おはようございます、コメント有難うございました。
これからの季節、温室は長いはできませんね(>_<)

見たことが絵、写真撮影OKは良いですね(^_^)v
by tarou (2015-06-03 07:14) 

kuwachan

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
お返事遅くなって失礼しました。

♪hrdさん
そうですね。
同じ絵なんですがやっぱり違うように見えてしまいますね(笑)


♪ソニックマイヅルさん
絵とは思えないほど見事に描かれていますよね。素晴らしいです。


♪takenokoさん
撮影が不可の美術館もありましたが、ここはOKでした。
日本はOKのところが珍しいですからね。


♪ab7さん
はい、撮影可です。絵が傷んでしまうのでフラッシュは厳禁です。
そうなんですよね。向こうは建物も展示物以上に素晴らしいところが多いです。


♪ma2ma2さん
それは知らなかったです!
今度オランダに行く機会があったら空港内美術館を是非観たいです。


♪YAPさん
細かいところまで計算し尽くされているって感じです。
当時の最高級の画材を使っているところも彼の拘りが感じられます。


♪リュカさん
私も初めて観た絵画だったのですが、ガイドの方が詳しく説明して下さったので
凄くよくわかった絵です。日本では知られていない絵だと思いますが
オランダの歴史の上では有名な絵なのではないでしょうか。
うふふ・・フェルメールはホント間近で観られて感激でした。
うちにはガチャガチャで買った真珠の首飾りの少女のジグソーパズルが飾ってあります(笑)


♪alohaさん
風景画で現存するのは2点だけだそうです。
全部でも30数点ということですから、他の画家と比べると極端に少ないですよね。
日本のように期間限定ではないからかもしれませんが、外はかなりの行列でも
絵が行列になっているのは少ないですね。ルーヴルのモナリザは別かしら^^


♪kenさん
フェルメールは日本で凄く人気があるので、展覧会ではいつも行列ですものね。
なかなかゆっくりと鑑賞できません。
日本でも撮影可になって欲しいですが、特に借り物だと撮影が難しいのでしょうね。


♪ふにゃいのさん
当時高価で手に入り難かったラピスラズリーを使っているのが効いていますよね。
確か上野の東博や西洋美術館の常設展は撮影OKですよ。国宝でも^^
日本の場合、ほとんどのところが撮影不可なので、
一瞬本当に大丈夫なのか?って思ってしまいますが(笑)


♪kick_driveさん
ガイドさんから話を聞いてなるほど~って思ったのですが
当時の社会情勢を上手に表した絵ですよね。
ただ、これだと分かる人だけしか分からないですね。
私も説明を聞かなかったら、ふ~んで終わってしまっていました(^^ゞ


♪Jetstreamさん
1回では見切れないこともあれいますが、何度でも足を運びたくなる美術館ですよね。
はい、そうです(笑)夜警は次回です。


♪りんごさん
すっごく気に入ったものは絵葉書を買うとしても、
気になったものを写真に撮れるといいですよね。


♪yoko-minatoさん
アムステルダム国立美術館、展示物も建物も素晴らしかったです。
無理ではないですよ~^^
そうですね。満たされた気分になりますね。

by kuwachan (2015-06-03 13:01) 

kuwachan

♪miyokoさん
静物画の細かい描写は驚くほどですよね。
写真かと見間違えてしまいそうです。


♪mamiiさん
「うまい!」という表現がぴったりだと私も思いました^^


♪ryuyokaonhachioj さん
保護色のひとつですよね^^
生き物って凄いなと思う瞬間のひとつです。


♪あおたけさん
アムステルダム国立美術館、内部はかなり改装されていますが
外部は歴史を感じさせる素晴らしい建物でした。
季節のお花であるチューリップの生け花、さすがオランダだと思いました^^
撮影が可能なのは嬉しいですね。記念になります。
フェルメールはやはりこのブルーが特徴的ですよね^^


♪tarouさん
はい、汗だくになってしまいますよね(笑)
色々あるのだと思いますが、見る側にとっては
撮影ができるといいですよね。

by kuwachan (2015-06-03 18:36) 

あゆさこ

お久しぶりです。(^_^;)
自然光を取り入れた天井、いいですねぇ~。(*^_^*)
威嚇する白鳥、今にも動き出しそう!印象に残りました。威嚇して真剣な場面なんでしょうけど、なんか、おちゃめのお顔。(^▽^)
by あゆさこ (2015-06-03 21:50) 

kuwachan

♪あゆさこさん
こんばんは。
お久しぶりです!お元気でしたか?
自然光ってやっぱりいいものですよね~。
この絵、凄く大きな絵なんですよ。それだけでも圧倒されるのに
白鳥の大きさがまた凄くて、更に圧倒されました^^
by kuwachan (2015-06-04 00:30) 

kou

建物の内も外も素敵です。
『鍍金した酒杯のある静物』が柔らかいのに写実的で、とても惹かれます。
有名な『牛乳を注ぐ女』はここにあるのですね。
by kou (2015-06-04 21:59) 

kuwachan

♪kouさん
こんばんは。
美術館は改装したばかりなのでとても綺麗でしたよ。
静物画は17世紀のオランダで多く描かれた絵で、以前新国立美術館でオランダの静物画をテーマにした展覧会を見たことがあったので、親近感を覚えました。
そうなんですよ。あともう1点、「青衣の女」があるはずなのですが、貸し出し中だったかな。
by kuwachan (2015-06-04 22:54) 

りゅう

フェルメールいいですよね♪
《恋文》は未見なのです・・・見たいなぁ。
先日のルーヴル美術館展の《天文学者》で、一応、18点となりました。
来年は《水差しを持つ女》、楽しみ楽しみ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

ピーテル・デ・ホーホの絵は、kuwachanさんの大好きなビールを子供に飲ませているところです♪
ちなみにビールを飲ませる理由は、当時はお水がやばかったからだそうで、ビールを薄めて飲ませていたとのことです。
奪って一気飲みしちゃダメですよっ!(/ー\*) イヤン♪
by りゅう (2015-06-21 13:31) 

kuwachan

♪りゅうさん
いいに決まっているじゃないですか(笑)
え、「恋文」未見とは意外でした。まだ日本では公開されていないのですか?
私は初めてだったのですが、この脇に立つ女中さん?が意味ありげですよね^ ^
え、ビールなんですか?ワインもそんな感じで飲ませていたのかしら。
by kuwachan (2015-06-22 09:23) 

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