ポルトガル縦断の旅 その47<リスボン その4 ジェロニモス修道院 後編> [海外@ポルトガル2015秋]
聖歌隊席から通路を通って、今度は回廊の方へと行きます。
食堂です。
建設当時は修道士の共同室として使われていたそうです。
天井のヴォ―ルトの形状が見事です。
壁面を飾るアズレージョは18世紀のものだということですので、後から付けられたものと思われます。
正面に飾られている絵は聖ジェロニモスを描いたもの。
窓枠はマヌエル様式。
回廊を中庭から見たところです。
1階はフランス人建築家ポイタック、2階はその死後建築を引き継いだジョアン・デ・カスティーリョが手がけたとのこと。
完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作と言われています。
この回廊は1辺が55メートルの四方形。
2か月ほど前にバターリャの修道院の未完の礼拝堂の記事を書きましたが→こちら
ジェロニモス修道院の建築が理由のひとつでもあるとも言われていますが
それも見学しているとよくわかるような気がします。
2階の回廊から見下ろす。
中央は噴水だったようですが、今は水は出ていませんでした。
似ているようですが、柱や周囲の部分、少しずつ装飾を違えている拘り、凝りようが凄いです。
クリックすると大きくなります。
ガーゴイルですね。表情が面白です。
思わずため息がでる緻密な溢れんばかりの装飾の数々。
ジェロニモス修道院、ツアーでは見学の時間に限りがあって隅から隅まで見学することはできませんでしたが
その壮麗さやてんこ盛りの装飾に圧倒され、ポルトガルの絶頂期の栄華は充分に感じました。
(2015年9月23日午前中)
素晴しいです。この世の中にこんなところがあるのかと思っている状況でございます。\(^o^)/
by ソニックマイヅル (2016-05-07 22:40)
しかし贅を尽くした建造物ですね!!
後世に残していくメンテナンスもさぞかし大変かと…
by またじ (2016-05-08 05:41)
工期の長さもともかく、設計者も途中で変わる。今の世の中では考えられません。それでいいんでしょうね。
by takenoko (2016-05-08 06:01)
この彫刻に見とれてしまいます。
すべてを写真で切り取りたいけど、限られた時間だと無理ですね。
by YAP (2016-05-08 06:43)
一人の石工になって、この世界に入り込みました。
自分の一生に、どれだけの壁、柱を刻めただろう。
妄想は、いつも、たのしいものです!(あはは笑)
by hanamura (2016-05-08 07:00)
これだけ立派な建造物が残っていることに感動します(^^)
by ぼんさん (2016-05-08 07:08)
圧巻です!!
思わず溜息がでるのがうなずけます^^
by hrd (2016-05-08 08:21)
ありがとうございます。
見事な彫刻をただ見張るばかりです。
素晴らしいです。
by ryuyokaonhachioj (2016-05-08 09:28)
皆様、おはようございます。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪ソニックマイヅルさん
凄いですよね~。
先人たちの遺してくれたものには本当に驚かされます。
まさに世界遺産ですね。
♪またじさん
大航海時代で得た富を注ぎ込んだ産物ですから!
こうやって遺してくれると私たちにも分け前があった感じがしませんか?^^
で、やってましたね。修復作業(笑)
♪takenokoさん
このような大きな建造物の場合、その当時は
設計者や建築家が途中で変わるっていうのが
ま、普通だったのでしょうね。
♪YAPさん
どれだけバリエーションがあるのでしょう。
柱、1本1本違える拘り、恐れ入りましたって感じです。
♪hanamuraさん
お、ワープしましたか?^^
私もワープして。この建築現場を覗いてみたいです(笑)
そう言う番組ありましたね(^_-)-☆
♪ぼんさんさん
世界には信じられないようなものがたくさん遺されていますね。
♪hrdさん
いやもう圧倒されました。あまりの素晴らしさに。
口から出る言葉は、凄い、わ~とかへぇ~とかばかりでした(^^ゞ
♪ryuyokaonhachiojさん
目を見張りながら見学してしまいましたね^^
実際、p目が大きくなっていた思います(笑)
by kuwachan (2016-05-08 10:01)
柱とか立派な装飾がされていますね!
こういうのが残っているのが素晴らしいです(^^)
by ma2ma2 (2016-05-08 10:25)
1枚目のお写真みただけで、カレンダーに出来そうなお写真!と思ったら後から後からスゴイお写真がたくさん。
柱1本1本だけじゃなく、壁にまで彫刻が彫られてあって、実際見たら圧巻なんでしょうね。
見事ですね。
by sheri (2016-05-08 15:48)
こんにちは、あしかがフラワーパーク後編に
コメントを有難うございました。
彫刻がとても素晴らしいですね(^_^)v
by tarou (2016-05-08 16:29)
マヌエル様式はゴシック様式の影響を受けていると言われますが、写真を拝見すると、ずいぶんと細やかで独特な感じがします。
建物に使われている石の違いで、印象が異なっているように思ってしまうせいもあるかもしれませんが。
それにしても中庭からの眺めも素敵です。
by kou (2016-05-08 16:48)
どれも繊細でポキンと折れてしまいそうですね。
これを彫るなんて随分と根気がいったんでしょうね。
凄いです!
by ひろし (2016-05-08 18:45)
細かいところまで繊細な彫刻が施されていますね
西洋の建築はいつも脱帽デス
by わけん (2016-05-08 21:18)
ポルトガルも、フランス、スペインと並んでカトリックの国ですので、歴史的で荘厳な寺院が多いですね。
by Loby (2016-05-08 22:41)
皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪ma2ma2さん
彫刻の素晴らしさに目が釘付けになりました。
これからも大事に保存して行ってもらいたいです。
♪sheriさん
さすがsheriさん視点が違いますね^^
至る所に装飾があってホント凄いって思ってしまいましたが
それがマヌエル様式の特徴なんですね。
♪tarouさん
本当にどれも素晴らしいですよね。
♪kouさん
マヌエル様式はゴシック様式の後に出てきたので、影響をうけているとは思いますが
ゴシック様式に比べると細やかであり、華やかであり、これでかという位の装飾がありますよね。
♪ひろしさん
彫って行ったらだんだん細くなってしまったのかもしれないですね^^
ま、そんなことはないと思いますが、
職人さんたちの技術の高さが半端じゃないですよね。
♪わけんさん
日本の建築も凹凸のはめ込みの技術とか凄いものがありますが
見た目の華麗さは西洋のものに分があるかもしれないですね。
♪Lobyさん
そうですね。芸術的には、やはり、カトリックという宗教を
なくして考えられないですよね。
by kuwachan (2016-05-09 00:18)
荘厳な気持ちになりますね。
by beny (2016-05-09 08:10)
これは言葉を失いますよー。
すごいわ!!
写真ですら思うんだから実際にこの場に居たら
すごい鳥肌まで立っちゃいそう!
by リュカ (2016-05-09 10:37)
皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪benyさん
そうですね。
私はキリスト教の信者ではありませんが
教会や修道院へ行くと厳かな気持ちになります。
♪リュカさん
ね、凄いでしょー!
マヌエル様式がこんなに凄いとは本当に驚きました。
盛り盛りの装飾なんだけどそこに栄華を感じるというのか
だれもがその壮麗さに圧倒されることと思います。
by kuwachan (2016-05-09 12:37)
回廊を中庭から見たところ、
マヌエル様式の繊細さが表れていて、
まさに圧巻の迫力が感じられます!
二人の建築家が手がけられたとのことですが、
見事に融合していますね(^^)
by あおたけ (2016-05-09 18:27)
ヨーロッパでは、本当に長い時間をかけて建設した建物が多いですね。
地震の多い日本では難しいですが、
これだけ凝った装飾のある建物だと、膨大な時間が必要なのもわかります。
by aloha (2016-05-09 20:18)
確かに、柱の彫刻は繊細で素晴らしいですね
天井の形状も梁の役目をしているのでしょうか
いずれにしても、日本のように巨大地震が無いのが幸いですね
by koh925 (2016-05-09 21:18)
こんばんは。彫刻だけでもものすごいのに、寸分の狂いもなくぐるっと1周してるなんてとんでもない技術ですね。
by kick_drive (2016-05-09 22:18)
りっぱな上に広いですね~。
そしてよく残っているよなぁ…
by ふにゃいの (2016-05-09 22:25)
皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。
♪あおたけさん
どこから見てもその素晴らしさを感じることができる回廊でした。
ひとつひとつにこれでもかという位細かな彫刻がなされていて
もう気の遠くなるような作業だったことでしょう。
建築期間が1世紀にも亘っているにもかかわらず統一感が
失われていないのはさすがですね。
♪alohaさん
リスボンは何回か大きな地震に見舞われているのですが
運よくジェロニモス修道院やベレンの塔は損壊を免れたそうです。
これだけの装飾ですから、そう簡単にはできないですよね。
♪koh925さん
はい素晴らしい見事な装飾でした。
天井の交差ヴォ―ルトによって広い空間を柱の数を少なく支えることができるそうです。
リスボンは18世紀に大きな地震によってかなり街が破壊されたとか。
この修道院は難を逃れたそうですが。
イタリアも大きな地震がありましたね。
ヨーロッパも全く地震がないわけではないようです。
♪kick_driveさん
建築技術がかなり発達していたということなのではないでしょうか。
そうとしか考えられません。
♪ふにゃいのさん
増改築によって段々に広くなって行ったのかもしれないです。
石で造られているのが大きいでしょうね。
by kuwachan (2016-05-10 00:14)