灼熱のモロッコ~フランスの旅 XⅢ(フェズ@モロッコ その3) [海外@モロッコ・フランス2014夏]
ブー・イナニア・マドラサ
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再び門が開くまで15分位だということなので、その辺をぶらっとして戻ってくることにして
ブー・イナニア・マドラサの門の前を離れようとすると、さっきの若い男子が、
「僕は学生で、今休暇中なので英語を使って話したいだけだから・・・」とか言いつつ
「知り合いが日本にいるんだよ~(ホントに?これってよくある手口ってガイドブックに書いてあった)。」
「素晴らしい眺めのところがあるので行かない?連れて行ってあげるから?」とか
「なめし革の職人がいるところとかあるから・・・(これって売りつけじゃないの?)」とか
やたら話しかけてくるのです。
「私達、ここを見たいから・・・。」と言ってそこを離れ、通り沿いにあるお店を覗きながら時間を潰し
再び戻ってくると、扉が開いていたのはよかったのですが、まだ例の若い男子がいて、
私達を見つけるとすぐさま駆け寄ってきて、まるで案内をするかのようにブー・イナニア・マドラサの中に招き入れたのです。
一瞬、えっ、と思ったのですが、拝観料?(入場料)を払う必要があったからか
さすがに中までは入ってこなかったので、あ~よかったとひと安心。
ブー・イナニア・マドラサは、1325年に建てられたマリーン朝最大の神学校です。
奥ではまだお祈りをしている方がいました。(そこには非イスラムは入れません)
パティオ(中庭)には、大理石が敷きつめられ、中央には水盤です。
学生が授業やお祈りの前に身を清めたそうです。 柱にはモザイクの装飾です。
2階には上がれませんでしたが、扉が閉まっているところが学生たちの宿舎として使われた
小部屋だと思われます。
ミナレット(塔)にも、綺麗なモザイクの模様が施されていました。
アップで見てみると~凄いですよね。