フランス ミディ・ピレネー地方へ! その10 (アルビⅢ サント・セシル大聖堂) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
修復中の南側の中央にある入口を入ると、
大聖堂の内部は大きく西側の部分と東側の部分の二つに分かれていました。
まず目に入ってきたのが西側の部分で、青を基調として描かれた天井から窓枠に掛けての装飾。
唐草模様と唐草模様を背景に旧約聖書の登場人物が描かれているそうです。
1509年~1512年にかけてイタリアのボローニャ地方から芸術家を呼び寄せて描かせたもので、
青い色はこの地方の特産のパステル染料によるものです。
驚くことに、1512年に完成して以来一度も修復していないということですが
本当なのでしょうか?
と、疑ってしまうくらい青の色が鮮やかでした。
左は説教壇。