フランス ミディ・ピレネー地方へ! その28(サン・セルナン・バジリカ聖堂 Ⅰ@トゥールーズ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
市庁舎の裏にあったトゥールーズの観光案内所。
この日はトゥールーズ市内を観光し、夕方次の目的地であるカルカソンヌへと
移動する予定になっているので、朝早くから始動です。
先ずは一番早い時間(8時半)から開いている、サンセルナン・バジリカ聖堂へ行きます。
ホテルから市長舎のあるキャピトル広場を横切って行きます。
トゥールーズは、ミディ・ピレネーの中心都市であり、フランスでも6番目の都市だそうです。
ところが、石材に恵まれず、町を流れるガロンヌ川の川底の泥レンガを使って建物を建てています。
レンガ造りの建物が建ち並ぶ旧市街が夕日に輝く様子から、アルビの町と同様、バラ色の町と呼ばれています。
途中こんな看板を見かけました。
トゥールーズが繁栄するきっかけとなったブルーの染料「パステル」の木です。
黄色い花が咲くのですね~。
パステルはインディゴに取って代わられるまで青の染料の主力でした。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その27(サン・ピエール修道院@モワサック Ⅳ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
サン・ピエール修道院附属教会の内部です。
教会の中から南正面口を見るとこんな感じです。
木の扉が重厚な雰囲気です。
木の扉が重厚な雰囲気です。
タンパンの説明の隣に教会の内部の説明も貼り付けてありました。
これを見ると現在の教会が9世紀から16世紀にかけて建てられたものであることがわかります。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その26 (サン・ピエール修道院@モワサック Ⅲ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
前記事の誕生日ランチの記事にお祝いのコメントをたくさんありがとうございました。
当日のタイムリーな記事から、暫く間が開きましたが、再び、昨年の秋の旅行記に戻ります(^^ゞ
回廊を見終えた後、附属教会の方へ移動です。
ここのところハッキリとは覚えていないのですが、写真を撮った順番から考えると
回廊から一旦外に出ることなく内部から教会の方へ行けたようです。
回廊から一旦外に出ることなく内部から教会の方へ行けたようです。
一段高いところから教会の内部、祭壇をながめます。
ステンドグラスはモザイク模様のようでした。
ステンドグラスはモザイク模様のようでした。
天井の交差ヴォ―ルトのリブの部分には模様が描かれていました。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その25 (サン・ピエール修道院@モワサック Ⅱ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
モワサックにあるサンピエール修道院の回廊の柱頭の彫刻の続きです。
76本の柱頭の彫刻の中でも保存状態の良さそうなもので、綺麗に写っているものを
ピックアップしてみました。写真の羅列になりますf^_^;)
↑ バビロンの都市を表したものらしく、下の部分は城壁のようです。
他にも同じような表現がありました。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その24 (サン・ピエール修道院@モワサック Ⅰ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
まず回廊から見学です。
修道院でもらった説明書によると、修道院の起源は、カロリング王朝の9世紀に遡るそうですが、
11世紀、中世においてもっとも勢力のあったクリュニー修道院による修道院改革があり、
1047年に クリュニーから来た修道士(のちにトゥールーズの司祭)がモワサックの修道院長となり、
修道院の教会が再建され、40年たった1100年に回廊がロマネスク様式で完成したそうです。
柱頭は石灰岩で彫刻され, 円柱は大理石で造られたそうです。
11世紀、中世においてもっとも勢力のあったクリュニー修道院による修道院改革があり、
1047年に クリュニーから来た修道士(のちにトゥールーズの司祭)がモワサックの修道院長となり、
修道院の教会が再建され、40年たった1100年に回廊がロマネスク様式で完成したそうです。
柱頭は石灰岩で彫刻され, 円柱は大理石で造られたそうです。
また、モワサックは、ユネスコの世界遺産に登録されているサンティアゴ・デ・コンポステーラ街道(巡礼路)の
ル・ピュイの道の巡礼地のひとつとなっています。(四国のお遍路さんのキリスト教版のようなものでしょうか?)
ル・ピュイの道の巡礼地のひとつとなっています。(四国のお遍路さんのキリスト教版のようなものでしょうか?)
向かって左側は聖アンドリュー、右側は聖フィリップ。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その23 (ロマネスクの彫刻が残るモワサック へ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
SNCF トゥールーズ駅
伊勢旅行の旅行記が入ったので約1ヶ月程空きましたが、ミディ・ピレネー旅行記に戻ります。
前回はトゥールーズで姪っ子のお友達と会ったところまででした⇒こちら
クロアチアの旅行で教会の回廊の静寂の空間の美しさに魅了され、またその後の南仏、ブルゴーニュ旅行で
素朴でありながらグロテスクであったりそれでいて可愛らしかったりと不思議な魅力を持つロマネスク彫刻に
すっかりとりこになってしまったのワケなのですが、フランス南西部のトゥールーズまでやってきた目的のひとつは、
ロマネスクの彫刻はトゥールーズで生まれ、フランス最大のロマネスクの教会が残っているということを
旅行のガイドブックで見たからなのです。
そしてこの日の午後は、ロマネスクの彫刻の傑作と回廊があるというたモワサックへ行く予定になっていたので、
列車の発車時間ぎりぎりまでお友達との再会を楽しみ、駅でお別れしました。
駅の近くを流れるミディ運河です。
ミディ運河は、トゥールーズと地中海の港町セートの間240キロを結ぶ水路で、
17世紀に建設され、その後南仏の交易と商業は躍進を遂げたそうです。
1996年に世界遺産に登録されています。
17世紀に建設され、その後南仏の交易と商業は躍進を遂げたそうです。
1996年に世界遺産に登録されています。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その22 (アルビからトゥールーズへ) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
アルビの街の夜明けの風景
まだサマータイム中だったからかもしれませんが、朝6時50分頃ですが暗いです。
起き抜けにホテルの部屋の窓から撮ったものです。
朝はかなりヒンヤリとするので、お部屋から撮れたのはラッキーでした。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その21 (アルビ第2日目終了) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
フランス国旗が掲げられているのでアルビの市庁舎かな?
桜の記事が入り暫く間が空いてしまいましたが、ミディ・ピレネーの旅行記の続きです。
コルド・シュル・シエルからバスで再びアルビに戻ったのですが、バス停では私達と同じバスで来た方が
既に待っていらして、アルビからの半日旅行としては一般的なもののひとつなのかな?と思いました。
もし、アルビに行かれる機会がありましたら、コルド・シュル・シエルまで足を延ばして見るのもオススメです。
夕食の食材を買ってホテルに戻りました。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その20 (コルド・シュル・シエル 4) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
コルド・シュル・シエル散策の最後になります。
再び城壁の中に入ります。
かなりキツイ勾配の坂を上ったり下りたりしながら、路地を歩いていきます。
フランス ミディ・ピレネー地方へ! その19(コルド・シュル・シエル 3) [海外@仏 ミディ・ピレネー2016秋]
壁面のユニークな彫像を楽しんだあとは、小さな町にもその中心に必ずひとつはある教会へ。
サン・ミッシェル教会(Eglise Saint-Michel)。13世紀~14世紀~15世紀に亘って建造されたようです。
タンパンの部分には聖母子像ですね。