ブルゴーニュ ロマネスクの旅 Ⅳ (フォントネー修道院②) [海外@ブルゴーニュ2011]
10時になり、いよいよ開館です。
受付で荷物を預かってくれるかと尋ねると(姪っ子に尋ねてもらうと^^)、受付の傍の空いているところを指さして
「その辺に置いていって構わないわよ。」ということで、別に預かり札もあるわけではなかったのですが
置かせてもらいました。
受付でもらったパンフレット(珍しく日本語のパンフレットがありました(*^^)v)に書いてある順序に従ってまわりました。
私たちはガイド無しで回りましたが、ガイド付(たぶんフランス語と英語)で見学することもできます。
まず最初に聖堂です。
この聖堂は1139年に着工し、1147年に完成。聖堂の入り口部分は18世紀に改修されたそうです。
この聖堂の中に一歩足を踏み入れた途端、昨年の夏訪れたシルバカーヌの修道院のことが思い出されました。
プロヴァンス~コート・ダジュールでヴァカンス その21(シルヴァカーヌ修道院)
http://fumi-kuwachan.blog.so-net.ne.jp/2010-11-21-1
修道院が建てられた12世紀はロマネスク様式の開花期でしたが、シトー会を創立した聖ベルナルドは
贅沢や華美を排していたのでほとんど装飾がありません。
そのシンプルさがかえって印象的。心に残ります。
当然ですが扉も似ています。
修道士たちの願いで作られた聖母像。
タイルが施された部分がこの修道院があるブルゴーニュ地方の諸侯、領主のお墓。
タイルには模様が刻まれています。