灼熱のモロッコ~フランスの旅 Ⅵ (メクネスへ@モロッコ その2) [海外@モロッコ・フランス2014夏]
メクネスは、城壁に囲まれた都市で、1675年から1728年までの間アラウィー朝の首都がおかれていました。
その最盛期の王がムーレイ・イスマイルで、彼は、古い建物を片っ端から壊し、数多くの城壁や門、
モスクなどを建設し、豪華な王国を造ろうとしたものの、首都としては半世紀続いただけで
その後はマラケシュやフェズへと歴史の舞台は移っていき、街は衰退してしまったとのことです。
(参考: 地球の歩き方、ウィキペディア)
ユネスコの世界遺産にも文化遺産として登録されています。
私が今回訪ねたモロッコの町は、新市街と旧市街(メディナ)に分かれていて
メクネスの場合は、新市街の丘と旧市街(メディナ)の丘からの二つの丘からなり、
駅やホテルがあった場所は新市街で、観光のポイントである名所旧跡は旧市街にありました。
旧市街に行く途中、新市街に観光案内所があるということで寄ってみたのですが、
ラマダンのせいなのか、いつものそうなのかその辺はよくわかりませんが、
あまり熱心とは言えない観光案内所で地図を貰って旧市街へと向かいました。
旧市街に入るとこんな馬蹄型のドームが見られたり
たわんだすり減った石畳の路地があったり
左は今では使われたなくなったので埋められてしまっていますが、
以前は共同水くみ場だったと思われるところがあったりしました。