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海外@スロヴェニア・クロアチア2009 ブログトップ
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トロギール①(クロアチア)  その12 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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****旧市街の中心、イヴァナ・バヴラ広場に面して建つ聖ロヴロ大聖堂***

教会は13世紀から15世紀にかけて建てられました。
しかし、高さが47メートルの鐘楼は、ヴェネチアが支配していた15、16世紀に後から
建てられたために、1階部分はアーチの先端が尖ったゴシック様式、
2階部分はヴェネチアゴシック様式、そして3階部分はルネッサンスの影響が見られるそうです。



アドリア海の素晴らしい景色をバスの車窓から眺めているうちに
次の訪問地、世界遺産に登録されている古都トロギールに到着です。

小さな島全体が市街地となっていて、本土とは橋で結ばれています。
その昔は、島全体が城壁で取り囲まれていました。

トロギールは紀元前2~3世紀に古代ギリシャ人が建設した植民都市で、その後ローマ人に引き継がれ、
ローマ軍が去った後も、ラテン人の町として発達してきたそうです。

バスを降りて橋を渡ったところにあるのが北門(陸の門)で、この城門は日没になると閉ざされ、
閉門の時間に遅れるとトロギール市民であっても決して町に入ることは許されなかったそうです。
門の上で町を見守るように立っているのが、12世紀の司教で町の守護聖人の一人イヴァン・ウルスィニです。

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本土からトロギールへ渡る橋の手前には、
朝市が開かれる青空市場がありますが、当時は、
閉門に間に合わず、締め出されてしまった人のために
宿屋が建っていたそうです。

(トロギールは午後だったので、市場は既にお店を閉めて
しまっているところも多く寂しい感じでした。)

 

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シベニックからトロギールへ(クロアチア)  その11 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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***トロギールへ向かうバスの車窓から  プリモシュテンの町***



シベニックの町をもう少し歩きましょう。もう1本のメインストリートであるクラリャ・トミスラヴァ通りです。
聖ヤコブ大聖堂の裏手に聖バルバラ教会がありました。
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素晴らしいレリーフ!
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生活感が滲み出る路地裏です。

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そして昼食へ。

メインは手長えびのグリルでした。食べるのはちょっと大変でしたが、美味しかったです。
やはりキャベツの千切りがつきます(笑)
デザートはアイスケーキで、もちろん食前にはビール[ビール] 真夏のような日射しだったのでノドが潤いました(*^^)v

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聖ヤコブ大聖堂(クロアチア)  その10 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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***世界遺産  聖ヤコブ大聖堂***



シベニックの街で一番有名な世界遺産に登録されている聖ヤコブ大聖堂です。
1431年~1555年までの100年以上もの年月をかけて建設され、またクロアチアでもっとも重要なルネサンス様式の
聖堂で、レンガや木の支柱をまったく使わずに建てられた石造建築の教会としては世界で一番大きいそうです。

        ↓ユライ・ダルマティナッツの像
bIMG_5094.JPG大聖堂の建設には、何世代にもわたって様々な職人が携わっています。

最初はゴシック様式で建築が始まったのですが、

ユライ・ダルマティナッツが手掛けるようになって

当初のゴシック様式での建設計画を変更し、

ルネサンス様式に設計し直しました。
そのため、大聖堂の様式が

下部(ゴシック)、上部(ルネサンス)で
著しく違うそうです。

(といってもその違いがよくわかりません・・・・(汗))

ダルマティナッツは、ルネサンス期のクロアチアを代表する

建築家であり、
彫刻家でもあったそうです。

      

 

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シベニック旧市街(クロアチア)  その9 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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シベニックの町・・・・・左の白い丸屋根が世界遺産の聖ヤコブ大聖堂、丘の上に見えるのが聖アン要塞。




前日散策を楽しんだプリトヴィツェは翌朝7度位まで冷え込みました。昼間との温度差がとても激しいです。
紅葉には好条件ですね。宿泊したホテルの周りにある木々も色づき始めていました。

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私たちのツアーの一行を乗せたバスは再びアドリア海の沿岸へと向かいました。
目的地はダルマチア地方の港町であるシベニック(シベニクとも言います)です。

 
荒涼とした山を越えると海が見えてきました・・・アドリア海です。
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シベニックへ行く途中、クルカ国立公園の入り口であるスクラディンの町で写真タイムがありました。
クルカ国立公園もプリトヴィツェと同じように湖と滝が連なる公園だそうです。
 
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紺碧の海に白いヨットが・・・絵になる風景です。
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 橋の向こうに見えるのがスクラディンの町で、クルカ国立公園への遊覧ボートの出発点です。

 
名前はわかりませんが、道端に咲いていたお花たちです(*^_^*)
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シベニックの街をご案内しましょう♪


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プリトヴィツェ国立公園②(クロアチア)  その8 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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***静寂の湖畔の風景***


 
プリトヴィツェの散策にもう少しお付き合い下さいね。
前回は主に下湖群のご紹介でしたが、今回は上湖群とお花のご紹介をしたいと思います。


下の湖と上の湖の中間にあるプリトヴィツェで一番大きな湖コジャク湖には電動ボートがあり
約20分の遊覧を楽しみました。(環境への配慮で電動ボートです。)

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水面が太陽の光のシャワーでキラキラと輝いていました。


 

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水の色が手前は濃い群青色、中央付近はコバルトブルーでしょうか。グラデーションが美しいですね



 

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プリトヴィツェ国立公園(クロアチア)  その7 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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世界自然遺産に登録されているプリトヴィツェ国立公園はブナやもみの自然林に囲まれた渓谷に大小16の湖、
90以上の滝が点在する素晴らしい湖群です。湖の色はご覧のとおり翡翠のようなエメラルドグリーンです。
湖一帯はカルスト地層で、この美しさは数十万年の歳月をかけて造られたそうです。 



プリトヴィツェ国立公園に到着したのはお昼頃だったので、まずは腹ごしらえ^^;ということで昼食です。
駐車場から緑が綺麗な木立の中を歩いてレストランに向かいます。

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お昼のビール[ビール]がとっても美味しくて困ってしまいます。

サラダには必ずといっていいほどキャベツの千切りが入っていました。

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昼食後、ガイドさんの案内で公園内を散策です。右端が少し切れてしまったのですが、入り口にあった公園の全体像です。
右の方(下湖群)から中間あたりにある大きな湖(コジャク湖)を辺りまでを散策しました。
地図の左の部分にあたる上湖群部の方までは散策することができませんでした。全部を歩くには丸一日必要です。

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さあ、一緒に散策に行きましょう♪


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傷跡(クロアチア)  その6 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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*バスの車窓から*

スロヴェニア・クロアチアと聞いて、忘れてはならないのがつい最近まで続いていた内戦のことだと思います。
アドリア海に臨む港湾都市リエカを後にし、世界自然遺産に登録されているプリトヴィツェ国立公園に向かう途中で
その戦争の凄まじさを風化させないために、惨状をそのまま残している町を通りました。
 

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リエカ(クロアチア)  その5 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

 

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リエカの街のシンボルである時計塔 “ハプスブルクカラー”のクリームイエローになっています。

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このレリーフは18世紀にこの港を自由港としたレオポルト一世とカール六世で(どちらがどちらかは???)
その下にはハプスブルク家の紋章である双頭の鷲のレリーフが刻まれていました。

 

ポストイナ鍾乳洞の見学を終えた後、スロヴェニアに別れを告げ、いよいよ次の訪問地クロアチアへと入ります。

向かった先は次の宿泊地であるクロアチア最大の港湾都市リエカです。

バスの車窓からみた山陰に沈む夕日

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そして山の向こうにアドリア海が見えてきました。

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ホテルの到着したあと夕食までには少し時間があったので、夕暮れの街をお散歩してみました。
メインストリートのコルゾ通りです。1日中歩行者天国です。

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街にはトラムが走っていました。

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ポストイナ鍾乳洞(スロヴェニア)  その4 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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ポストイナ鍾乳洞の入り口です


昼食後、ブレッド湖を後にしてポストイナ鍾乳洞に向かいました。
スロヴェニア全土には5千から6千の地下空洞があって、特に西南部に広がる石灰岩の大地のカルスト地方に多く、
よく「カルスト」とか言いますが、これはこのスロヴェニアの地方名が語源となっているそうです。
日本では山口県の秋芳洞が有名ですね。そして秋吉台をカルスト台地と呼んでいますよね。

洞内は気温が8度で、ひんやりというより寒い位でした。
見学者はすべて決められた時間に出発するツアーに参加します。
まずトロッコに約20分くらい乗って奥の方へ行きます。
そこからガイドさん(スロヴェニア語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語残念ながら日本語はないので、
英語を選択しましたが、よくわかりませんでした(^^ゞ)に連れられて歩きながら見学します。
ポストイナ鍾乳洞は長さが全長21キロで、そのうち一般に公開されているのは5分の1ですが
これ以上は拡張する予定はないとのことでした。

ブレッド湖と比べてしまうと、あまりにも地味なところなのですが、神秘的な地下世界の様子をお楽しみください。

 

では、どうぞ。


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ブレッド城(スロヴェニア)  その3 [海外@スロヴェニア・クロアチア2009]

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次に訪れたのは断崖絶壁の上に建つブレッド城[バッド(下向き矢印)]です。

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とにかく素晴らしい眺望でした。眼下にはブレッド湖が広がり、聖母マリア教会があるブレッド島も眺めることができます。
少しもやがかかっているのと距離があるので、くっきりはっきりと写っていないのが残念です[もうやだ~(悲しい顔)]
(といっても携帯よりはやはり多少マシですよね(*^^)v)

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左の方の湖畔に建っている建物がチトー大統領のかつての別荘で、現在は改装されホテルとなっています。
紀宮様(現在黒田清子さん)がスロヴェニアをご訪問された時にこのホテルでお食事をされたそうで、
もちろん聖母マリア教会にも訪れ、鐘も鳴らされたというお話でした。
その時どんな願い事をされたのでしょうか。そして願い事は叶ったのか気になるところですね(^_-)-☆


 
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