パリ&近郊の旅2012 その12(ルーアン③ ノートルダム大聖堂) [海外@パリ&近郊の旅2012]
ノートルダム大聖堂の内部です。荘厳な雰囲気に身が引き締まります。
内部は4階建ての構造になっていて、これは、初期ゴシック(12世紀)の特徴だそうです。
ブールジュのサンテティエンヌ大聖堂のようなフライング・バットレスが使われるようになったのは
12世紀中頃から後半のようです。
内部の写真、液晶画面で確認したときにはそれほどでもないと思っていたのですが
PCに取り込んで見るとやっぱりブレブレ~揺れているものが多くて^^; ご容赦ください。
パリ&近郊の旅2012 その11 (ルーアン② ノートルダム大聖堂) [海外@パリ&近郊の旅2012]
モネの有名な連作のモデルとなった大聖堂が見えてきました。
ルーアンのノートルダム大聖堂は、フランス・ゴシック建築を代表するもののひとつとして有名です。
その起源はかなり古い時代のようですが、11世紀にロマネスク様式で大聖堂が建てられ、
その後ゴシック様式となり、何世紀にもわたって改修を繰り返しています。
しかし、しかし、なんか気になる白い幕が・・・
パリ&近郊の旅2012 その10 (ルーアン①) [海外@パリ&近郊の旅2012]
国鉄のルーアンの駅から出てすぐに目についたのがこちら、ジャンヌ・ダルクの塔(ブーヴルイユ城)です。
ジャンヌ・ダルクが、ブルゴーニュのフィリップ善良公に捕らえられ、イギリス軍に身柄を引き渡され時に
監禁された場所とのことです。
パリ&近郊の旅2012 その9 (ルーアンへ) [海外@パリ&近郊の旅2012]
ノルマンディー方面の列車の出発駅であるサン・ラザール駅@パリ
水入りが入りましたが、パリ&近郊の旅に戻ります。
ブールジュに行った翌日は、ジャンヌ・ダルクの終焉の地ルーアンに行きました。
イギリスとの百年戦争のさなか神の声を聞いてフランスを救ったものの捕らえられ(ウィキペディアによると、
フィリップ善良公率いるブルゴーニュ軍によるとのこと・・・昨年行ったディジョンの塔が思い出されます。)
裁判にかけられ魔女として火刑に処された場所です。
子供の頃、うちにあったジャンヌ・ダルクの伝記を読み、フランスへ行くことがあったら一度は行ってみたいな~と
子供心に思っていた町でした。もちろんそれだけでなく、モネの連作で有名なノートルダム大聖堂もあるからです。
この日も姪っ子が付き合ってくれました。待ち合わせはサン・ラザール駅の列車のホームです。
パリ&近郊の旅2012 その8 (ブールジュ⑥) [海外@パリ&近郊の旅2012]
突然の風と雨で塔の屋上からやむを得なく撤退した私たちですが、傘をさしていても用をなさない状況だったので
取り敢えずちょっと雨宿りと、大聖堂の広場の前にあった「Musse des Meilleurs Ouvriers de France
(フランスの最優秀職人の博物館)」なるものに入ってみることにしました。入館料は無料です。
キノコのはく製?(キノコははく製とは言わないかもしれませんが)
動物のはく製やら
化石の標本?やら 飴細工などなど・・・・
・・あらゆる分野においてフランスの最優秀職人と認められた人たちの作品が展示されていたのです。
雨宿りのつもりが一転、無料でこんなに楽しめちゃっていいの?というくらい有意義な時間を過ごせました。
ここは無料の上に、綺麗な化粧室も拝借することができ、それだけでも充分でした(笑)
パリ&近郊の旅2012 その7 (ブールジュ⑤ サンテティエンヌ大聖堂) [海外@パリ&近郊の旅2012]
大聖堂の内部を鑑賞した後、ブールジュの町を一望に見渡せる教会の北塔に上りました。
この塔は一度崩れて1506年に再建されたものです。
その時建築費用を捻出するため、当時の司教は「断食期間でもバターを食べられる」権利を売って
お金を作ったということで、この塔は「バター塔」の異名があるそうです。
司教さんもお金を捻出するには苦労をされたのですね^^
塔に上ることができるのは、午後2時からということだったので、その間に急いで昼食です。
ただ、大聖堂の近くではパン屋さんが見つからず、パリにもあるというチェーン店のサンドイッチ屋さんで
サーモンとクリームチーズのベーグルを買い、近くの公園で食べました。
パリ&近郊の旅2012 その6 (ブールジュ④ サンテティエンヌ大聖堂) [海外@パリ&近郊の旅2012]
パリ&近郊の旅2012 その5 (ブールジュ③ サンテティエンヌ大聖堂) [海外@パリ&近郊の旅2012]
ブールジュに来たら絶対にはずせないのは、世界遺産の登録されているゴシック様式のサンテティエンヌ大聖堂。
昨年、一昨年とロマネスク様式の教会を見学していましたが、今年はゴシック様式です。
現在の大聖堂は1195年に着工し、1285年に竣工したものの、北塔は1506年に崩れて再建されています。
さてさて、ジャック・クール宮殿から歩いてほどなく大聖堂が見えてきましたが、嫌な予感が^^
パリ&近郊の旅2012 その4 (ブールジュ②) [海外@パリ&近郊の旅2012]
ブールジュは、ケルトの時代からベリー地方(ロワール川流域南東部の一地方)の中心都市であり、
町が最も繁栄したのは14世紀。シャルル七世の叔父で、芸術を愛したジャン・ド・ベリー公が
公爵領の首都と定めた頃でした。
駅からサンテティエンヌ大聖堂へ向かって歩いて行くと、中世の面影の残る街並みが続いています。
この木組みの家はかなり古そうですが、現在もお店として使われています。
木彫りの装飾が目を引きました。
かなりの時代物って感じですが、近寄ってみると愛嬌のある表情をしているものもあります^^
パリ&近郊の旅2012 その3(ブールジュ①) [海外@パリ&近郊の旅2012]
(画像をクリックすると大きくなります)ブールジュの駅近くにあるプレ・フィショー公園 まるで風景画そのものの雰囲気で思わず
パリに到着した翌日、早速姪っ子と一緒に近郊へと出かけました。
向かったのは、あのローマ帝国のユリウス・カエサル(シーザー)がガリア(フランス)で最も美しい町」と言い
作家で政治家でもあったアンドレ・マルローが「美と歴史の町」と呼んだという「ブールジュ」です。
パリのオステルリッツ駅から列車で約2時間ほどの所にあります。
その昔東京でも、東北線や信越線、上越線は「上野駅」、東海道線、山陽線は「東京駅」
中央線は「新宿駅」というように行先によって駅がハッキリと区分けされていましたね。
パリは、鉄道の駅ではパリ駅という駅がなく、
ノルマンディー地方・・・サン・ラザール駅
ノール・ピカルディー地方・・・北駅
シャンパーニュ地方、アルザス地方・・・東駅
ブルゴーニュ、プロヴァンス、コートダジュール地方・・・リヨン駅
ブルゴーニュ地方への普通列車・・・ベルシー駅
ロワール、ブルターニュ地方・・・モンパルナス駅
リモージュなどフランス南西部・・・オステルリッツ駅
となっています。
ブールジュへは、リヨン駅とセーヌ川を挟んでほぼお向かいにあるオステルリッツ駅から発車する列車にのります。
待ち合わせはメトロ5号線の始発駅であるPlace d'Italieのホームに8時20分ということで前夜別れました。