イタリア トスカーナへの旅 37(第6日目 シエナ①) [海外@伊トスカーナ2016春]
旅行も大詰め、観光最後の日となってしまいました。この日は丸1日シエナです。
前日はお天気が不安定で目まぐるしく変わり雨にも降られましたが、
朝起きて窓から外を眺めると、太陽がでてお天気が良くなりそうな気配です
ホテルから徒歩でシエナ市内の観光に向かいます。
シエナの歴史地区は世界遺産に登録されています。
ホテルのすぐ横は市立スタジアムで、シエナのサッカーチームの本拠地とか。
ガイドさんの話によるとセリエAではなかったような・・・。ここが入口です。
道路を挟んで向かいにあるのが、13世紀~15世紀に建てられたサン・ドメニコ教会。
ここの教会にはイタリアの守護聖人と言われている聖カテリーナの頭部が聖遺物として祀られています。
アヴィニョンにあった教皇庁をローマに戻すきっかけとなった人物とのことです。
ステンドグラスがとっても綺麗だったのですが、残念ながら内部の撮影は禁止だったため画像はありません
教会の入口です。
ドメニコ教会の裏手は見晴らしが良く展望台のようになっていました。
イタリア トスカーナへの旅 36(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ⑦) [海外@伊トスカーナ2016春]
広場の由来となったチステルナ(井戸)
地図を見ると、洗濯場の近くから城壁沿いの散歩道があり、バス停の近くのサン・ジョヴァンニ門へと
続いているので、そこを歩くつもりだったのですが、雨が激しく降ってきたからか、入口らしきところが
既に閉鎖されていました。
仕方がないので町の中心部を目指し急坂の路地を歩いていくと、
最初の広場、チステルナ(井戸)広場にでてきました。
最初に立ち寄った時は人で溢れていて、井戸の近くまで寄ることができなかったのですが
雨模様になったせいか広場は閑散としチラホラ状態でした。
ここまでくればもう、バス停はすぐそこなので安心です。
最後にグロッサ塔の上から見えていた城塞に行こうと思っていたのですが
激しい雨のため教会で雨宿りをしていたのでちょっと、時間的に難しくなって断念。
その代わりでもないですが、バスの時間まで少しばかり時間に余裕ができたので、ジェラートを食べました!
日本の感覚でトリプルにしたら、凄い量でエライことに(笑)
さすがのワタクシも完食できなかったです(^^ゞ
バスに乗る頃になるとほとんど雨が上がっていました。
バス停は目と鼻の先なのですが降車と乗車が分かれていて、座りたかったので早目に乗車側のバス停
に並んでいたのですが、バスの運転手さんの気まぐれなのか、降車側のバス停で、乗車口を開けていて
乗車側のバス停で並んでいた人たちがそれに気づき殺気立ったように一気にどどーっと移動開始時には
恐怖を感じました。ひとりだったこともあり運よく席に座ってやれやれと思っていると
朝バス停であったフランス人のご夫婦も乗り込んできて、お互いサン・ジミニャーノの休日を楽しみ、
笑顔で挨拶をしました。
いよいよ、サン・ジミニャーノともお別れです。
イタリア トスカーナへの旅 35(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ⑥) [海外@伊トスカーナ2016春]
聖アゴスティーノ教会(箱のような形がロマネスク様式らしい感じです)
聖アゴスティーノ教会に到着です。
振り向くと塔が突き出ている町の様子が見えました。
70本以上の塔があった当時、塔が建ち並ぶ姿はそれこそ壮観だったことでしょう。
聖アゴスティーノ教会は、1200年代の後半にロマネスクゴシック様式で建てられた教会です。
残念ながら内部は撮影禁止になっていて写真はありません。
フレスコ画があったのですがどんなものだったかすっかり忘れてしまっています
撮影禁止だった教会は、後悔先に立たずですが、内部の絵葉書を買っておけばよかったと
今更ながらに悔やんでいます。
イタリア トスカーナへの旅 34(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ⑤) [海外@伊トスカーナ2016春]
美術館と参事会教会の見学を終えて外に出てきました。
お食事中の方、ちょっと失礼します^^
海外(私の場合、主にヨーロッパですが)に旅行に出かけて一番何が困るか・・といったら、お手洗いです。
最近、日本のお手洗い事情は非常によくなっているので余計に感じるのかもしれないです。
駅にも必ずと言っていいくらいありますし、お手洗いのことをあまり心配しなくていいのですが
海外ではそうはいきません。駅にもないことがありますし、あっても有料だったり、数も男女兼用でひとつだけだったり。
ですので、そういきたくなくてもある時に行っておかないと・・という気持ちになります。
海外でも博物館や美術館には必ずあるのでそこで利用することが多いのですが
サン・ジミニャーノではなんと信じられないことに美術館にもなかったのです
ということで、地図を見て公衆トイレへ。(あとは、カフェやレストランに入るという手もあります。)
ちなみに姪っ子の話によると、向こうの人は、本当に大丈夫なの?と思う位全然行かないそうです。
身体の構造が違うのですね。だから、数が少なくても全く問題がないのでしょう。
石畳の道を歩いていきます。
イタリア トスカーナへの旅 33(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ④) [海外@伊トスカーナ2016春]
塔の下の建物(ポポロ宮)は現在市庁舎となっていますが、その一部が市立美術館となっているので入ります。
入ってすぐの小部屋の壁面にはフレスコ画が描かれていました。
イタリア トスカーナへの旅 32(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ③) [海外@伊トスカーナ2016春]
高さ54mのグロッサ(大きな)塔からは、サン・ジミニャーノの町が一望できるとのこと。
楽しみです
並んでいる時、少し高いところに上ると、屋根の向こうにトスカーナの大地が見えてきます。
外廊下の階段の壁面には絵が描かれていました。
さぁ、入場です。たわんだすり減った階段が塔の経てきた年月を感じさせてくれます。
上るにつれ、屋根が目線の下になっていきます。
それでは、塔の上からの景色をお楽しみ下さい。
イタリア トスカーナへの旅 31(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ②) [海外@伊トスカーナ2016春]
城門を潜ってサン・ジミニャーノの町に入ります。
サン・ジョヴァンニ通りです。おぉ、道の向こう塔が見えます。
町のシンボルとなっている塔は、イタリア政府観光局のサイトによると、この町の中世封建時代の支配階級の家々が
自らの富や力の象徴として競って建て、最盛期には72本も塔が林立していていたそうですが、
現在も残っているのは14本とか。残念ながら今回その数を確認することはできませんでした。
細い道の両側にはお店が立ち並んでいて観光客で溢れています。
少し上り坂になっている道をずんずんと歩いていきます。
ふと脇道を見ると・・・洗濯物がぶら下がっています。生活感がたっぷり^^
向って左の家はファサードのあるお家ですね。
くっ付いている右隣の家の入口の上には紋章が。
この紋章な何の印なのか気になります。
羊さんかな。
路地の向こう、城壁に囲まれた先にはトスカーナの大地が広がっています。
最初に見えた塔が近づいてきました。
もう一本見えてきました。
こちらにも。
お肉屋さん、ハムとかソーセージ、サラミのお店ですね。
お店の前には豚さん?猪さん?剥製っぽかったです。
う~ん、まるで中世にタイムスリップしたみたいな雰囲気です。
実は手前にマンホールのような鉄の蓋があったのでトリミングしました(^^ゞ
大空にそびえ立つ塔。
大きな門ですね。 (ベッチのアーチかな?)
イタリア トスカーナへの旅 30(第5日目 塔の町サン・ジミニャーノへ行く ①) [海外@伊トスカーナ2016春]
朝方降っていた雨もバスが出ることには上がり薄日が差してきました@バスターミナル
シエナに到着した翌日はツアーでは珍しいことに丸一日自由行動。
添乗員さんは希望者をフィレンツェに連れて行ってくれることになっていましたが、
私はフィレンツェには一度行ったことがあったので、
今回は、塔の町として有名で、世界遺産にもなっているサン・ジミニャーノへ行ってみたいなと思っていました。
地球の歩き方を見ると、シエナからサン・ジミニャーノへは直通バスが出ていて1時間20分程。
平日には20便(直通約13便)、日曜祝日は15便(一部乗り換え)とかなり便数があるようなので、
これだったら1人でも行けそうな感じです。
自分でチェックした情報だけでは不安なので、念のため、ツアーの申込書の質問事項の欄に、
サン・ジミニャーノへのバスの時間のことを書いておきました。
ところが、直前になって気付いたのですが、自由行動の日は日曜日で、インターネットで検索した現地のバスのHPや
添乗員さんからの情報によると、どうも地球の歩き方に記載されている程バスの便数がないのです。
行きは7時と10時半頃、帰りは14時頃とあと17時半、18時半。直通便はなく、いずれも乗り換えが必要。
シエナで現地のガイドさんにも確認してもらったのですが、やはり同じ結果でした。
行きは10時半の便、帰りは17時半の便に乗ったとして、サン・ジミニャーノの滞在時間は約5時間。
シエナには19時半頃には戻って来れるので、まだとっぷりとは暮れていない時間ですし、
バスターミナルはホテルの真ん前。最悪17時半のバスに乗り遅れても、もう1本バスの便があります。
う~ん、行くか行かないかどうしようか。悩みに悩みました・・・・。
朝食時に、前夜サン・ジミニャーノへ行くかどうか迷っていた私にツアーで親しくなったっ方が、
「今日、どうすることにしたの?}と尋ねてきました。
「やっぱり行くことにする~~。行きたいと思って来たから。」というと
「そう思った。」って言われました(^^ゞ
そんなわけで、ツアーの開始時に自由行動の日にサン・ジミニャーノへ行きたいと希望していた人は
何人かいたのですが、結局行ったのは私ひとりでした(^^ゞ
イタリア トスカーナへの旅 29(第4日目 シエナ到着 ) [海外@伊トスカーナ2016春]
シエナで3連泊したホテル
先日のトゥールーズへの旅行の写真をPCに取り込んだのですが、撮るだけはかなり撮っていました。
1500枚は超えていたと思います。
ま、そのうちゴミ箱行きがたくさんあるでしょうが、また肝心なものを撮り忘れているような気がします^^;
暫くお休みしましたが、春のイタリア旅行記に戻ります。
この旅行も終盤、最後の宿泊地シエナです。
シエナでは3連泊だったのですが、最初の日は夕方に入って最終日は早朝出発で朝食もランチボックスだったので、
3泊分を充分に利用したというよりは2泊3日の感じに近かったです。
ロケーションは市内のど真ん中ではなかったですが、どこへも歩いて行ける距離でしたし、
ホテルの前が長距離バスターミナルだったのでその点はとても便利でした。
バスターミナルが目の前は、旅行社がこのホテルを選んだ理由のひとつだったのではないかと思います。
おかげで、翌日が丸一日自由行動だったのですが、有意義に過ごすことができました。
ホテルの部屋から
イタリア トスカーナへの旅 28(第4日目 オルチャ渓谷を往く モンテオリベートマッジョーレ修道院 ) [海外@伊トスカーナ2016春]
モンテオリベートマッジョーレ修道院の入口
モンタルチーノで赤ワインとキアーナ牛を堪能した後は、再びバスに乗ってオルチャ渓谷を進みます。
暫く車窓の風景です。
ワイン畑・・じゃなくて、ぶどう畑ですね、が広がっていました。
手前のオリーブに木のようです。
こちらはまたぶどう畑。
なんだか雲行きが怪しくなってきました。
モンタルチーノの町でもパラッと雨が降ってきて傘をさしましたが、そのおかげで濡れた石畳が
中世の街らしい雰囲気を醸し出してくれました。