秋の京都を楽しむ2014 ② (晴明神社) [京都]
前回の記事でも書きましたが、結局「鳥獣戯画展」を途中で断念し、新館「平成知新館」のオープン記念の
展覧会だけをを鑑賞して、両親と待ち合わせをしているブライトンホテルへと向かいました。
途中で電話をすると、やはりまだ感電男の影響が残っていて新幹線は遅れていました。
というので、油断をしてミュージアムショップを覗いていたら、両親は京都駅からタクシーでホテルに向かったので、
両親の方が先にホテルに到着していました(^^ゞ
ホテルで遅めの昼食を取って、チェックインし、部屋に入って少し休むと既に3時です。
それからどこか行くにはちょっと遅い時間です。
両親はもう部屋で休んでいるというので、私ひとりで出かけることに。
ホテル近くの中学校の桜の木が綺麗に紅葉していました。
向かったのは陰陽師 安倍晴明をお祀りする神社、「晴明神社」です。
元々はここ(一条戻橋(北西))に晴明のお屋敷があったそうです。
堀川通り沿いにも鳥居が建っています。
実は私学生時代にブライトンホテルの近くに住んでいて、このあたりも度々自転車や徒歩で通って
いたのですが、その当時はこんなところに神社があるなんて全く気付いていませんでした(^^ゞ
入ってすぐのところにある復元された旧一条戻橋。
現一条戻橋。
一条戻橋の由来はこちらです。
今だに続くパワースポット人気のせいか若い人や外国人旅行者が次々と訪れていました。
秋の京都を楽しむ2014 ① (国立京都博物館) [京都]
「灼熱のモロッコ~フランスの旅」の旅行記は前半のモロッコ編が終了、後半のフランス編に突入するのですが、
その前に先日(11月15日~18日)行って来ました京都旅行の旅行記を挟みます。
フランス編を期待していた方、ごめんなさい。暫くお待ちを^^
今回の京都旅行は第一の目的は京都の奥座敷花背にある「美山荘」に宿泊し、美味しいお食事を頂くこと。
といっても折角京都へ行くんだから、とあれこれ調べていると、なんと京都国立博物館で、
「鳥獣戯画展」をやっているじゃないですか!それに、新館の平成知新館オープン記念の特別展も16日まで開催中。これはまず最初に京博に行くしかない と15日土曜日の朝に京博に行くことにしたのです。
しかし、鳥獣戯画展は連日凄い人気で、土日は150分待ち、バス停ひとつ分は並んでいるという情報が耳に入り、
その混雑ぶりに博物館も開館を30分早めて9時に開館にしているとのこと。
最初は開館の9時半頃に到着を想定して切符を買っていたのですが、変更して開館の9時前には到着できる
新横浜6時34分発のぞみで京都に向かうことにしたのです。
土曜日の朝、5時前起きると外はまだ真っ暗で、最寄の駅でようやく東の空が明るくなってきました。
新横浜に向かう途中の菊名でたまたま家へ電話をすると、「ニュースで新幹線が始発から止まってるって。」
ええええ~ ちょっとちょっと、それって一体何があったの???
ドキドキで新横浜に着くとやっぱり動いていません。駅員さんに確認すると線路内に人が立ち入ったためだとか。
もう、折角早起きしたのに、ホームへも上がれず、寄りかかれるところを探して改札階で待つことに。
放送では人が立ち入ったため停電してストップしているとのおうむ返し。詳しい情報はちっともわかりません。
結局1時間以上遅れて新幹線が動きだしたのですが、ホームへ上がると神奈川県警の警察官がやたらと目につき
犯人捕獲の捕り物帳でもあったみたい?とリュカさんにメッセージを送ると
なんと新幹線の屋根に上って感電した男のせいで停電し運転できなかったことが発覚
もう、なんてこと、こっちは早起きして来てるのに、一体何人の人が影響を受けたと思ってるの?
公共交通機関である新幹線でやるのは止めてっ、冗談じゃないって感じでした
その感電男のせいで京都駅には約1時間15分遅れで到着。
1時間ちょっとの遅れでは特急料金は払い戻しにならないし、踏んだり蹴ったりです。
京都駅から運よく急行バスに乗ることができたものの、京都博物館に着いたのは10時を既に回っていました。
既に3時間+50分待ち。あぁぁ・・・・あと1時間早ければもう少し短かったのではと悔し涙。
紅葉の京都で秋の休日 最終回 [京都]
師走も後半に入り、このところ寒い日が続き、先日例年よりも早い初雪を記録した東京地方です。
未だ秋が終わらずの私のブログでしたが、今回が最終回です。
残り物の寄せ集めごった煮状態でお届けしたいと思います^^
トップの画像は、毎年春になると私たちの期待を裏切らずいち早く桜の花を咲かせ、
可憐な花を魅せてくれる京都御苑の近衛邸跡の枝垂桜です。
すっかり葉を落としていましたが、来年の春に向けて着々と準備を進めていることでしょう。
紅葉の京都で秋の休日 その7(相国寺) [京都]
2泊3日の京都旅行最終日です。
前日までの快晴のお天気はどこへ行ってしまったのか、どんよりと曇っています。
いつ雨が落ちてきても不思議ではない感じでした。天気予報も雨の予報です。
ホテルのチェックアウトは12時。近所ならば十分行って帰って来られる時間でしたが
お天気がパッとしないせいか両親はホテルでゆっくりしているとのこと。姉は友人と待ち合わせ。
それならばと私は、ホテルから歩いて約15分ほどのところにある相国寺の承天閣美術館で円山応挙の展覧会を
開催していたので、それを観に行くことにしました。
月曜日なのでひょっとして休館日?と思ったら、なんと期間中は無休とのこと。その辺はやはり観光地ですね。
ホテルから相国寺は京都御苑を抜けていきますが、菱岩さんへ行った時とは反対の北側の方へ行きます。
あまりゆっくりしている時間はないのに、美しい紅葉を目にしてしまうと写真を撮りたくなってしまいます^^;
で、ちょっと遊んでみました。
まずは手前の方にピントを合わせてみます。 (後ろは京都御所の塀です)
今度は奥の方へピントを合わせてみました。
印象が随分変わりますね。
毎年のように見ているの大イチョウの木は健在です。ほぼ完全近く黄色く色づいていました。
いけない、いけない、京都御苑で道草をしていたら絵が見られません。相国寺へと急ぎます。
紅葉の京都で秋の休日 その6(青蓮院門跡ライトアップ) [京都]
紅葉の時期にはあちこちのお寺さんでライトアップをやっています。
以前高台寺へ行こうと思ったら凄い人出で、お寺の近くまで行ったものの危険を感じて
すぐにホテルに戻ってきてしまったという経験がありましたが^^;、
今回、「一か所くらい見に行かない?」と姉を誘うとOKということだったので
夕食をいつもの丸太町十二段屋さんで食べた後、両親はホテルへと戻り
私は姉と一緒にライトアップを見に行くことにしました。
行先は距離的にホテルから比較的近い知恩院か青蓮院かなと思っていたのですが、バス停に行くと
知恩院前を通るバスが行ったばかりだったので、地下鉄東西線の東山駅から歩いて5分程のところにある
粟田口の「青蓮院門跡」にしました。
青蓮院門跡は、天台宗比叡山延暦寺の京都五箇室門跡のひとつであって、
皇室と関わりの深い格式の高いお寺です。
因みに、五箇室とは
1.青蓮院、2.妙法寺、3.朝拝観した三千院、4.曼殊院そして5.毘沙門堂です。
光は足りないですし、ISO感度を上げると画像は荒くなるし、手持ちなものでボケボケ量産でした(笑)
紅葉の京都で秋の休日 その5(泉涌寺) [京都]
御座所@泉涌寺
今週に入り寒さが一段と厳しくなり、先週までまだ色付いた葉をつけていた近所のもみじも
すっかり葉を落とし、冬らしい光景となっています。
さてさて、京都の旅の続きです。
三千院から戻ったのは9時過ぎで、いつもなら楽しみな朝食なはずなのですが
その日は食欲がでず、私だけ、ジュースとパンと飲み物だけのコンチネンタルスタイルで済ませました。
が、後で、休日に限りロビーのカフェでもっとリーズナブルなセットがあったのを発見し、
私としたことがチェックに抜かりがあったなんてこんなところにも体調の不調の影響が出たのかと思うと
悔しい限りでした。
朝食のあと少し休んだら元気も出てきたので、まだ1度も行ったことのない
泉涌寺へ行ってみることにしました。
紅葉の京都で秋の休日 その4(大原三千院) [京都]
先日行った神戸の記事も控えていますのでスピードアップして京都の旅行記を終えたいところなのですが、
出歩いているせいでなかなか思うようには進みません^^;
ブルターニュの旅行記は完全に年越しですので置いておいて、まずは京都、そして神戸(♪)と進めて
行きたいと思います。
で、今日は再び京都の紅葉紀行に戻ります。
今回の京都旅行で一番楽しみしていたのが、滞在したホテル主催の大原三千院の早朝拝観でした。
ここ数年毎年紅葉の時期に京都へ行っていたのですが、いつも三千院の早朝拝観とは日程が合わず
涙を呑んでいたのですが、今年はようやく日程が合い参加できる運びとなったのです。
前夜、体調が悪くなってそのまま倒れこむように寝込んでしまった私は、行けるのかどうか寝ながらも
頭の片隅で不安を覚えていました。このために来たのだから絶対に行かなくてはという気持ちが勝ったのか
なんとか起きられたので行くことにしました。
ホテルを朝7時に出発。
参加人数は今までで最も多い27人(一応定員は25人)でジャンボタクシーに分乗して向かいました。
この時間なのでさすがに渋滞は全くなく、市内から約30分程で千院近くの駐車場に到着です。
駐車場の脇には不断桜が咲いていました。
団体行動だったので時間に追われたことと、体調が今ひとつだったせいか、写真も何だかボケボケでシャキッとせず、
PCに取り込んで見た時に自分でガックリしてしまいました。やっぱり焦って撮ったらダメですね。
その中でも何とか見られるかなと思われるものをアップしますので、雰囲気だけでも味わって頂ければ幸いです。
紅葉の京都で秋の休日 その3 (菱岩) [京都]
予約の時間が迫ってきて京都御苑を早足で歩いている時に、はたと気がついて、
寺町通り沿いの門から出ることにしました。
門を出て少し下がった(南へ行く)ところに今年のNHKの大河ドラマ「八重の桜」の主人公新島八重と
新島襄が住んでいた旧新島邸があるのです。
折角近くまできたのでちょっと覗いてみました。
この日はすでに公開時間を過ぎていましたが、以前内部を見学したことがあります。(一般公開されています)
ベッドや椅子などの家具や愛用品が二人が暮らしていた当時のまま保存されています。
セントラルヒーティングの設備や日本初と言われている様式トイレもあって、
当時としては恐らく最先端を行く和洋折衷の家だったと思われます。興味深く見学しました。
丸太町通りを渡り一保堂や村上開新堂といった老舗が並ぶ寺町通りをそのままずんずんと南へと行くと御池通で、
その角は京都市役所です。御池通りの並木のケヤキもすっかり色付いていました。
紅葉の京都で秋の休日 その2(京都御苑) [京都]
師走に入りました。今年もあと1か月、早いものです。
さて、京都旅行の続きです。
楽美術館を見終えて外に出た時、既に午後3時半を回っていたので、これからお寺さんを拝観するには
ちょ~っと時間が足りないいし、また、午後5時に予約していたものを受け取りに祇園まで行かなければならない
という~っても大事な命が私にはあったので^^、時間的に中途半端な状態になってしまいました。
じゃ、それならばと、この旅行でEOS学園の撮影実習もお休みしてしまったので、京都御苑の中を散策して
紅葉を見物しつつ写真を撮れば、宿題もこなせて時間的にもちょうどいい塩梅になりそうなので一石二鳥
祇園まで歩いて行くことにしました。
京都御苑の地図です。
中立売御門から京都御苑に入ると真っ赤に色づいたもみじが目に飛び込んできました。
まるで千代紙のようです。
紅葉の京都で秋の休日 その1 [京都]
先日モブログでもご紹介しましたとおり、今年も秋の京都を楽しんできましたので
ブルターニュの旅行記をお休みして、季節物のこちら記事を先行させますね。
昨年京都へ行った時に来年のことはどうなるかわからないけれども念の為・・・と
ホテルの予約をして帰ったのですが、この季節が近づいてきたある日、案の定、父から
「今年は京都へは行かないのか・・・・?」
とのリクエスト。今年も行くことに決定です
こうしてみると、本当に1年って早いものだな~と感じます。
今年の夏は猛暑が続き、更に京都では台風による洪水があり紅葉が心配されましたが、
美しい紅葉は健在!四季のある有りがたさを感じて参りました。
*最近は新幹線でも「只今富士山が見えています!」と放送をしてくれるのですね。
見事な富士山を眺めることができて幸先がいい感じです。